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いつものダンボール 欲しければ買え

 機材良し、お部屋の模様良し、宛て先を全て剥がしたダンボールの準備良し、立て掛けるための竿立ての準備も良し、リール台も良し…うん、後はもう恵里香さん待ちだね、それじゃあ飲み物と適当につまめる物を自販機で買ってきて待ちましょ。


「ヘイヘイヘーイ、いきなりだけどイカ釣りお姉ちゃんねるの生配信が始まるぜー?仕事中にお知らせが届いた!って人は覚悟を決めて仕事そっちのけで視聴するか、諦めて仕事をして帰ってからアーカイブで見ましょう。

まあ、今時は仕事さえ進んでいれば横で動画を垂れ流しにして様な画にも言われませんけどね、何か言ってくるのは頭が古くてカッチカチに固まってる所だけです。

さて、それでは、祭典終了後と言う事でアレですね、ダンボールの山を開封していきたいと思いまーす、今年も沢山届いてますよー?特にネレイドがヤバイですね、人数分で届いているわけではないのでましっちゃましですけど、それでも長物で数十はありますからね、それじゃ開封していきまーす。

まずは毎度おなじみマーメイディア、竿に関しては何も変わってはないんですが、メーカーがマキシマからネレイドに移行してロゴが変わった、という事で一応エントリーからハイエンドまで一通り全部、こんな感じでここのロゴが変わっただけで竿自体は変わってません、なのでこれはもう開封して並べるだけですね、本数だけは馬鹿みたいにあるので開封と陳列はお兄さんに任せましょう。

で、長物は一旦置いておきまして次がこちら、公式ホームページを見た人や祭典に来た人は分かっていると思いますが、マーメイディアのハイエンドモデルにはDスプールが採用された事により、キャパシティが大幅増、その代りお値段が少々上がる事になりましたが、糸に癖がついたり時間による劣化をかなり遅らせる事が出来ますので、長く使えば使うほどお得になりますね。

また、当然ながらマキシマで生産していた方のマーメイディアとはスプールが違うだけなので互換性がありまして、ネレイドの方でマーメイディア用Dスプールを単体で販売していますので、Dスプールに付け替えたい人はそちらを買っていただければと。

そして、ここからさらにお得な情報、Dスプールはエントリーやミドルのマーメイディアにも対応していますし、エントリーやミドルに採用されているスプールもハイエンドとの互換性があります、で、これの何がお得なの?と思う事でしょうが、公式マーケット限定と言いますか、純正のみの組み合わせにはなりますが、自分でこうこうこう言うカスタムでーって注文する事が出来まして、その時にハイエンドは欲しいけどDスプールは要らないって時に通常スプールに交換して注文すると、Dスプールがついてこない代わりに値段がちょっと安くなります、Dスプールは結構高いですからね、あれ単体で3万から5万もするスプールですし…

なので、カスタムして注文する時にDスプールを除外して普通のスプールにすればマキシマで発売していた時とほぼ同じ値段に収まりますよー?Dスプールの方がお勧めではあるんですけどね、巻いてる糸が残りどれくらいあるかわからないという欠点はありますが、癖がつかないですし、時間による劣化をかなり遅らせる事ができますし、私達がよく使用している1000メーター巻きのナイロン、あれを号数関係なく全部巻き取る事が出来るんですよね。

リールは大体これには何号が適していて何メーター巻く事が出来ますよっていう目安があるんですが、Dスプールを採用しているリールに関しては0.01号だろうが20号だろうが関係なく使う事が出来ます、それが500番という小さいリールであっても。

そして何が優れているか、リールの型番ってオシュレートが違ったり一度に巻き取れる量が違ったりドラグの強さが違ったり、というのがあるんですが、私達が使用しているハイエンドは号数関係なく常に理想的な巻き方、新品の糸って綺麗に巻き取られていて癖がついてないじゃないですか?それも隙間なく巻き取られている、それと同じ様に隙間なく巻き取る事が出来るんですね、それもリールの型番関係なく。

まあ…だからと言って500番に5号とか10号巻く意味はそれほど無いですけどね、ギア比はスーパーローの2から20まで調整出来るんですが、リールが小さくハンドルも短い、アーム1回転辺りの巻取り量も当然短くなりますので…適材適所ってやつですね、汎用性が一番あるのが3000番とC3000、次いで5000番とC5000ですね、CはコンパクトのCで従来の物よりは小さくなってますが巻き取り量なんかは変わりません、手がちょっと小さい人向けと思えば良いですね、手が大きい人は通常の物を使えば扱いやすいと思います。

キャパが多く太い糸を巻けるということは急な大物にも対応しやすく、また、どっしり構えてファイトするために30000番までありますので、値段以外の欠点はないと言っていいですね、値段以上の性能ではあるんですけどね…

取りあえずマーメイディアの紹介はこんな物ですかね?次行ってみましょう、ネレイドの製品はまだまだ一杯ありますからねぇ、どんどん紹介していきますよー?

まずはエントリーから、淡水海水両用ルアーロッドのニクシー、マーメイディアとの違いはカーボンモノコックではなくEVAのストレート、ブランクスがエントリーのマーメイディアだと4重構造のところを2重構造にして強度は下がったものの、お値段がメーカー希望5000円程度まで下げる事が出来たという事ですかね?店頭に並ぶと3000後半から4000前半になると思います、性能でいえば一応20年ちょっと前のハイエンド位はありますので、強度が下がったといっても扱い方を間違えなければアカエイとか釣れますよ?

そしてニクシーと対になるリールがこちら、センナという名前のリールになります、ギア比が5と7の2種、型番は1000から5000番まで、特にこれといった物は搭載してませんが、性能で言えばやはり一昔前のハイエンド並ですので、今から始めてみようという人には良いかもしれませんね、お値段は1000番で3000円、5000番で5000円位なので、1万円以内でそれなりの物を揃えて始めてみよう、という人には良いと思います。

次がショアジギのエントリー、上物のエントリーと続いていくんですが、かなり種類が多いので割愛します、多い理由としてはマーメイディアに搭載されている技術を分散して特化型を作ろうとしているからですね、ニクシーとセンナは特にこれと言った物は搭載されてませんが、ブランクスだったりモジュールギアだったりの製法はその技術の基礎となる物だったり、同じルアーロッドでも少し上のナイアドになると6000円位になりますが、トップガイドがトラブルレスになっていたり、オケアニドも値段はナイアドと同じですがトラブルレスガイドが外れてナノフィットジョイントになっていたり、リールもリールでアンチトラブルフィンだったり可変ギアだったりが分散して搭載されています。

エントリーはまあ大体どれか1つ、ミドルが3つから5つ、ハイエンドは全部乗せ、ですね、間違いがないのはマーメイディアの名前を冠する物ですが、ハイエンドは高くて無理!って人はよさそうな物を選んで買ってください、外れはありませんので。

あ、Dスプールがついてくるのハイエンドのマーメイディアだけですのでご注意ください、そしてDスプールはマーメイディア以外は非対応です。

次にご紹介するのがこちら、ちょっと色々あって祭典に間に合うのかどうかとなっていたオールインタックル、デイライトとトリトンの2社から出ます。

まず竿に使われているブランクスがトリトンがマーメイディア、デイライトがワイバーンのエントリーモデルと同じ物になりました、が、ブランクスが同じというだけでガイドがキチン製になったり、グリップもキチン製にしたり、そうやってコストを下げに下げたので同じなのはガイドの形やブランクス位ですね、一応強度もばっちりですので、頑張ればメーターの青物もいけなくはないです、ULなんで根元から曲がりますけどね。

そしてリール、現在のRシリーズになる前の物、要はRがつく前の3000円時代のリールの設計図をひっぱり出してきてレッドウルフが作った物になりますね、これは特に弄ってないので普通に性能はいいです、Rと比べればリール自体の強度が落ちたり、巻く時にRシリーズやミドルクラスなんかと比べると重いかな?って位です。

で、大事なのが竿とリール以外についてくる小物ですね、こちらもブルーオーシャンとアナライズが全面協力、ソフトもハードも厳選された物が入ってますよー?針だけはさすがに自社製ですけどね、あまり大きい物を狙うのは想定していないので、基本的には小さめでコストが掛からない物を詰め込んで、小物だけでも総額6000円分位入ってます、竿が8000円、リールが3000円、小物6000円でロッドケースも付いてくるちょっとお得なオールインに仕上がっています。

祭典に間に合うかどうかー…のちょっとごたごたっとした話はまた今度でいいでしょう、単純にマテリアルの変更とかブランクスがマキシマからネレイドに変わったとかそんなお話ですからね。

次がワールドですね、ワイバーンは特に更新されてませんが、ワイバーンと同じブランクスを使った上物、昇竜が発表されてうちにも届いたので一応宣伝しておきます。

まず壱弐参と漢数字の大文字で番手が書かれてまして、壱が500、弐が530、参が550センチ、数字が大きいほど長いと考えて大丈夫です、竿の強さはどれも変わりません、上物は場所によって適性の長さという物が変わってきますが、取りあえず弐を買っておけばどこでも使えると思います。

で、気になる竿の強さですね、竿の細さ自体は1号程度で竿先は結構繊細なんですが、根元に近づけば近づくほどかなり強く、というより曲がれば曲がるほど強くなる不思議な作りをしてまして、根元近くまで曲げるような大物、30キロクラスのヒラマサやGTが掛かった場合、昔あった100号とか200号竿より強くなります、単純に曲げるだけではそこまでは強くならないんですけどね、曲がった時にどれだけの負荷がかかっているかで反応して強くなる、って感じです、これは結構凄いですよ?根に潜られたくないから引っ張っても竿が曲がって防ぎきれないって時に竿を立てて負荷をかけると、その負荷がかかっている間さらに強くなって引きずり上げる事が出来ますし、竿が固すぎてちょっと負荷が掛かりすぎてるかもという時は糸を出せばちょっと弱くなりますし、強い衝撃を与えると固まるダイラタント流体ってあるじゃないですか?あれを搭載したような感じです、まあかなり違いますけどね、あっちは瞬間の衝撃でこっちは何キロの負荷がかかっているかで固くなっていきますので。

大きいのがかかったけどロッドパワーが足りない!という時に本領を発揮する上物竿になりますね、これはレッドウルフのハイエンドにも搭載されていない物になりますので、上物1本で小さい物からビッグゲームまでやりたいって人には良いかもしれません、ちなみにメーカー希望価格は驚きの55万円なりぃ…しょうがないよね、とんでもねぇ技術を搭載してきてるし、これ1本で1号から200号竿の働きをするんですよ?そう考えれば安い物ですよね。

一応テストでお兄さんが使い倒してますが、打ち込みにも使えますし、50キロクラスのGTでも割と楽にやり取り出来てましたよ?」

「負荷が掛かれば掛かるほど強くなるから、糸さえ切れなければ安心してやり取りが出来るんだよね、竿も1号竿位の細さしかないから軽いし扱いやすいし、大きすぎてロッドパワーが足りなくて辛いってのが無くなるんだよね。

問題はこの竿が大会なんかで認められるかどうかって事だね、見た目1号竿で最終的な強さは200号以上で500キロクラスの鮫でもパワー負けしなくなるし、糸さえ切れなければどこまででも強くなるからね」

「公式大会なんかだと何号竿相当までとか指定がありますからねぇ、とはいっても道糸にPEの10号とかそう言う物を使わないとそこまでパワーは上がりませんけどね、道糸がナイロン3号ならそれ相応までしか上がらないです」

「一応この技術に関しては昔似た様な物が作られてるんだよね、穴釣りロングSEとアテナに搭載されてる竿の強度とXULからXXHまで自由に変えれるっていうやつ、あれを手動での調整から竿が曲がった時に自動で変動するようにした、そんな感じかな?」

「よくよく考えなくてもアレはオーパーツとも呼べる釣具ですよね、まあ、ずーっと強くなったままというわけではなく、釣り上げた後に負荷がかかってない状態にすれば元に戻りますし、ロッドパワーが強すぎて糸が切れる、なんて事も無いので安心して購入して使ってください、間違いなく上物の中では最高クラスの仕上がりですよ?

でー…まだまだ紹介するものはありますが一旦休憩入りまーす、開封した物を整理してテーブルの上も片づけたいですしね、それじゃ一旦切りまーす」

「アルマディンフェンリルは届いてないので紹介はありません」

「レッドウルフは基本的に追加で欲しければ買え、ですからね」

ダンボール

小箱から大箱、細長い箱まで勢揃い、箱の数も軽く100を超えている

開封して紹介するだけでも動画を撮れるので悪くはない、が、同じ物の追加だったりする事もあるので撮らない事もある

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