国外から来たタダ飯喰らい 相変わらずの名前
「よーし、釣り行くぞー釣り、もう雪も降らなくなりましたし、路面の凍結もしなくなりましたし、麓はもうそれなりに温かいので、たまには外に出て釣りをしましょう」
「湖に釣りが出来る様になった海にと、釣りをする環境は整ってるんですけど、そこじゃダメなんですかね?」
「そこでも良いと言えば良いんですけど、デイライトからエリアトラウト用の新しい針、エリアキラーが届いているのでそれのテストに行きますよー?
相変わらず殺してどうするんだって言う名前ですが、まあ、トラウトキラーのマイナーチェンジですね、アレもアレで2号から10号まで幅広く出ていましたが、掛かり所が悪いと針が広がって簡単に折れる、そう言う設計にしてあるので折れるのが正しいんですけど。
じゃあ折れない状態に持って行けるようにすれば良いだろうって事で、耐久力を犠牲に更に貫通力が増しました、だそうです、ぶっちゃけるとトラウトキラーより折れやすい、でもちょっと硬い場所でも貫通してくれるので、総合的にみると以前よりは折れ難い設計、だそうです」
「針が引っかかるタイプの根掛かりの場合であればルアーのロストは減りそうですね、トラウトキラーもそうですけど」
「広がる力にはとことん弱い、でも引っ張る力にはかなり強い、ルアーを丸ごとロストするか、針先だけロストするかを考えれば後者の方が経済的ですからね、がっつり岩の間やら何やらに引っかかるのはどうしようもないですけど。
まあそれは置いといて、今日はこのエリアキラーを使って外、まあ管理釣り場ですけど、そこまで行って撮影をしますよー?場所は1時間走った所にある大体40から60のトラウトが居る所、店長さんが経営してる所では平均的な大きさ、放流数もぼちぼちの所、そこでテストですね。
針自体は30位を想定した物になってますけど、ちゃんと刺されば早々折れない…らしいので、ちょっと上の大きさを対象にってやつですね」
「テストによくある壊す気で使えってやつですね」
「最近のリールや竿は早々壊れませんけどね、マーメイディアなんかのプロトはぽっきんぽっきん折れてましたけど」
「あの頃はブランクスに使うカーボンやら何やらが調整段階でしたからねぇ…リールは設計通りだったんですけど…」
「専門外に手を出すとまあそうなりますよね、クロス構造にするとか、そう言うのは今はもう基本中の基本ですけど、それより上の物にしてかつ、ちゃんと綺麗に曲がって強くて折れない、カーボンも何枚重ねるか、それで何キロまで耐えれる様にするか…」
「最初の6枚重ねの時も苦労してたもんねぇ、強いけど急に強い力が掛かるとバキっと、ゆっくり曲げれば大丈夫だけど…って言う。
でーも、今回使う道具はこちら、トリトントとデイライトから出るショートロッドのオールインタックル、の、150の両方、竿はマーメイディアとワイバーンのエントリーと大差ないですけどね」
「エントリーを更にコスト削減しただけでブランクスは同じですからね、リールは安く出来ないのでレッドウルフの安い物を更に安く仕上げて…と言うよりはあれは初期の初期の物を使っただけですかね?」
「そうですね、ギアを弄ったりベアリングを増やしたり、それを削って初期に近い物に変えただけですね、ちぃちゃんとさーちゃんにも送ってフィールドテストをして貰ってますけど、うちだとまだそれほどテストできていないのでついでにやってしまおうと、そう言う事ですね。
針のテストも出来てオールインタックルのテストも出来る、スプーンも入っているので一石二鳥ってやつです、スプーンバッグは必要ですけどね、スプーン等のハードルアーは1つしか入って無いので」
「竿が一番高くてリールがその次、ルアーなんかも安い物を入れていますけど…数が増えると高くなりますからねぇ…」
「特化してるわけじゃなく、幅広くですからねぇ…まあ、今日は人数が人数なのでキャンピングカーで行きますし、ハイエンドなんかも積んで行っていいですよ、平均で45位らしいですけど、目玉として70のイトウもちょこちょこ放流しているらしいので、それを釣るなら180のL位は有った方が楽ですからねぇ」
「ところでお兄さんはどうするんですかね?」
「今日も焼肉屋の方が忙しいらしいですよ、食べ放題の最終日だそうですし、今日も花街の人が総出で広場まで食べに来ているとかなんとか」
「じゃあ今回はお兄さん無しですね」
「代わりにトラウトに強い助っ人を拾っていくので大丈夫ですね、その助っ人を連れて行けばドッカン放流をするもしないも思いのまま」
「まあ…店長さんですよね」
「店長さんは管理釣り場においては正真正銘のチートキャラクターと言って良い存在ですからねぇ…取りあえず連れて行けばどんなに渋い日でも1匹も釣れないって事が無くなるって言う」
「釣れなきゃ放流して数を増やせば良い、その単純では有るけど一般客には出来ない事を普通にやりますからねぇ、オーナー権限を乱用してる気はしますけど」
「使える物を使って何が悪いってやつですね、それじゃあ道具をキャンピングカーに積み込んだら行きますよー」
「これで放流も無くボウズで帰って来たら笑いは取れますね」
「あえて全部回収して池を空にして置いてーって頼めばボウズで帰れますね」
「そう言うチートは要らないですね」
「店長さーん、あーそびましょー」
「ハァーイ、アーソビマショー」
「お前は誰だ!店長さんを何所へやった!?」
「フフフ…タカムラハシンダ、コノミセハワタシノモノダ!」
「なんてお約束を挟みつつまずはお店で足りたい物の購入でーす、本当に誰だこいつ!?って思った人は昔の店長さんが出演しているDVDとかその辺りを漁って下さい、まあぼちぼち有名な人です」
「いやー、ねー、今年に入ってから仕事が激減したと言うか、時間が大量に余る様になったと言うか、大会もぼちぼち体力が持たなくて参加するのが辛くてねぇ、それで暇を持て余したから遊びに来たわけよ」
「こいつもう1週間近くただ飯食ってんだよね、これ食おうぜーって川とか海で釣って来た魚を持って帰ってきてるからマシだけど、店の手伝いはしないし、日が落ちたら今でグーたらしてるし…」
「今日はお兄さんが不在ですし、代わりに引っ張って行けば良いんじゃないですかね?」
「こういう時はハタラキタクナイデゴザル!って言うのが正しい浪人だっけ?」
「全然違うわ、取りあえず道具は貸してあげるから釣りに行くぞ、釣り」
「へーい、店に並んでるのから持って行って良い?」
「買うのなら良いよ」
「それは貸すとは言わないね」
「むしろ何で店の商品を借りれると思うよ?」
「え?私と鷹村の仲じゃん?」
「ただの腐れ縁だけどね、今日釣りに行くのは管理釣り場のトラウトだからラインは6ポンドまでだからね」
「細いなぁ…そんなんで釣れるの?」
「今日行く所は平均45位で大体1.5キロ位だから余裕余裕、イトウが掛かったら自分の腕を信じろ、でっぷり太らせてあるから60でも4キロからは有るぞ」
「それ釣れない人は絶対釣れないね」
「何ならもっとやべぇ所に連れて行きましょうか?そっちなら12ポンドまで使えますよ?」
「そっちは何が居るのよ?」
「全部メーターオーバーのレインボーとブラウン、2メーター近いイトウ、レインボーとブラウンは15キロクラス、イトウは30キロクラスまでいますよ?」
「だからそれほとんどの人は釣れねぇじゃん」
「ま、私が指示を出さない限りは70から1メーターあるかないか、イトウも1メーター半位のが数匹くらいだけどね、育てるのは時短出来る様になったけど、その分餌代が高いからそうポンポン放流できないんだよね」
「そこの入場料は?」
「半日で6000円、1匹まではどれでも持ち帰り可能、2匹目からは別途料金、1日は1万で2匹までとロッジで食事をとる時に一品無料券が付いて来る」
「高いのか安いのかわかんねぇ」
「安い方だと思いますよ?70のレインボーでも5キロから7キロ有りますし、普通のレインボーじゃなくてサーモントラウトと言う改良した品種、普通なら1匹当たりキロ3000円とかしますし、1万以上の物が1匹は入場料だけで持ち帰るとかお得って物じゃないですよ」
「ま、池に放流してる奴は放流した直後のやつなら兎も角、放流されてから暫く残り続けてるのも居るし、生で食べるのは自己責任だからなって事で安くしてあるだけだね、火を通して食べれば何も変わらないけど。
足りない物は集まった?集まったのならとっととこのただ飯喰らいを働かせに行くぞー」
「ハラキタクナイデゴザル!」
「働け」
「いやー、最近のキャンピングカーは中が広々してるねぇ、ゲームにテレビにシャワールーム、ベッドルームまで、自動運転まであるときたもんだ、これもうトレーラーハウスなんか不要じゃね?」
「ルシエラカンパニー製はこんな物ですよ、これ1台で2階建ての家位なら5軒位達ます」
「こっちの家の値段がわからん」
「土地を持ってればそこそこ良い家で2千万位、それよりちょっと良い2階建てが5軒分、まあ億ですね」
「たっけぇ!でも買えない事は無いな、貯金がそこそこ飛ぶけど」
「買った所でどうするよって気もしますけどね、大人数での移動や泊まり掛けには使えますし、ボートの牽引も出来るっちゃできますけど、道具を補完できる数には限界が有りますからね」
「そうだねー、道具が最小限で大陸中を旅しながらなら良いだろうけど、仕事で国外に飛ぶ事も有るし、テスト品を受け取る時に住所が無いと不都合がね。
今この辺りに居るからそこの支社に送っておいてーって言えば良いんだけど、それじゃそれで待たされる事になるのと、その地域から動けなくなるのがなー…」
「いつまでもマキシマにしがみ付いてるからだるくなるのよ、それにこれからアホ程テスト品が飛んで行くから、大会に参加するよりきついよ?」
「そんなに?」
「国外マキシマってまだ会長がフラグシップぶっこ抜いて独立、かつGBの生産を完全終了、それに加えてそれらに使ってた技術等、私が作ったやつだけど、その技術の権利を全部私に移譲…と言うより戻した感じかな?
だからマキシマは今抱えてる在庫が全部無くなり次第、今売ってる1万前後のエントリー位しか売る物が無くなるんよ、ちょっといいミドルクラスからは何かしら使われてたりするからね、それらが全部生産不能、よって現在新しいミドルクラスから開発中、ぶっちゃけると30年前のハイエンドから再スタートってやつ」
「つまりちょっと無理したらポキポキ折れるってやつじゃん、クロスシートも使えないん?」
「使えないね、だから竿の重量もまた元に戻って180MHとか1本270グラムとかになるよ」
「今更そんな物のテストすんの?クッソだるいんだけど…」
「リールもやばいですよ、電子制御も今まで搭載していたのは不可、遠心とマグネットは大丈夫ですが、全部アナログに逆戻り、スピニングのモジュールギアやら何やらの鍛造特許技術なので不可、スプールのエッジも不可、大分えぐい事になってますよー?」
「どんだけ私が作った技術に依存してたんだってやつだね」
「じゃあマーメイディアはどこ行ったの?」
「会長が権利を全部ぶっこ抜いて持って行って新しい会社を作りましたよ、GBの解散を大々的に発表してから1週間位でいきなりね、今はネレイドって新しい会社が出来てそこで製造してる、今そこでマーメイディアC3000に糸を巻いてるのが社長」
「これは…マキシマを切ってこっちに売り込んだ方が良い感じ?」
「GBルアーを提供して欲しければ私に尻尾を振りな!」
「それは要らん、鷹村こそ私のルアーが欲しければ尻尾を振る事だね」
「ラハブのルアーをくださいジュリア様!」
「プライドねぇのかよ!」
「ただでラハブのルアーが100個貰えるなら尻尾も振るわ!」
「100は多すぎるわ!ただでさえ生産が間に合ってないのに100は無理!」
「ま、ネレイドは国外に支社がないし、工場もないし、直接現地でスポンサーとして契約して貰うしかないのは確かだね、そして私はプロスタッフ兼スーパーアドバイサー兼プロデモンストレーター、いいだろー?さらにこれちょーだいって言えばくれるんだぜー?」
「それは素直に羨ましいわ、一体今何社と契約してんの?」
「まずレッドウルフでしょー?クロートーにトリトン、デイライト、そして新しく出来たネレイドで計5つ、と見せかけて更にアナライズとブルーオーシャンで7、レッドウルフとデイライト、ネレイド以外は宣伝用に名前だけ置いてる様な物だけどねー、お仕事でテストはぼちぼちやってるけど」
「くっそー…私はラハブとマキシマ、ジャック&マッカレルだけだからなぁ…」
「お?自慢か?それは自慢と取って良いのか?」
「へっへっへ、ラハブとJ&Mのプロアングラー兼片手で数える位しか居ないブランドアンバサダー様だぜー?」
「ブランドアンバサダーって何なんですか?」
「簡単に言えば宣伝大使とかそう言うやつです、こっちだと有りませんけど国外のブランドには有ったりする物です、要はうちの商品は凄いんだよーってって宣伝する人とも言います」
「恵里香ちゃん達がやってるプロトとか完成品の公開テスト、そう言うのを宣伝を兼ねてやる人だね、こっちだとプロスタッフが兼任してやるけど、それを専門にやる人の事をブランドアンバサダーって言うのよー?
ちなみに滅茶苦茶厳しい審査も有るし、色んな物に精通している必要も有るし、イメージを下げたらその場で契約終了プラス違約金、その代り大きい所は1つ宣伝するだけで100万からは貰える、特にジュリアは釣りに関しては知名度がえげつない位あるじゃない?
SNSのフォロワーなんて軽ーく400万位、全世界にフォロワーが居るわけだし、1つ宣伝するだけでも40から50万ポンッと入ってくるんだよね、円じゃないよ?ドルでだよ?そしてラハブやJ&Mはその倍以上は儲けを出すって言うサイクル、えげつないでしょ?」
「ま、50万ドル貰えるのは新作の一発目だけだけどね、新作も新作で年に1個か2個だけ、それに加えて昔宣伝した物の売り上げが落ちて来たなーって時にもう一度宣伝したら1万から2万ドルって感じよ、ちなみに税金が糞高いからそれだけ貰っても30万ドル位しか手元に残らん。
それとJ&Mの方も50万位ポンっとくれるから年間70から100万ドルは稼いでるよ、手元に残るのはその半分だけどな」
「色々規格外ですねー…宣伝だけで約1億稼ぐとか…」
「しかもこいつの場合生産が間に合ってないルアーも優先的に回して貰えるから、店に並んで無いラハブとかJ&Mのルアーを大量に持ってんのよ、ずるくない?」
「それは鷹村も同じだろー?むしろ自分で好きな様に作れるようになってるじゃん、特に生産が終了して20年近く消えていたフラットレイカー、アレの6インチと8インチを300本ずつくれよ」
「私の場合は個人工場だから1日の生産量に限界があるんだよ、それに今はフラットレイカーも余裕が出て来たけど、パラパラ売れてるからそんなに渡したら在庫が尽きるわ」
「マテリアルも地味に高いですし、ポンッと渡したら大赤字確定ですね」
「そう、だから欲しかったら買え、金を出すなら買い占めても何も言わん」
「ま、鷹村程あれやこれやと手を広げて商売はしてないし、お金は余ってるから買えるけどな」
「ところがどっこい、私の貯金は今これ位あるのだよ」
「…マジ?」
「マジ、管釣りだけで年4億ちょっと、あの規模のお店でも6億、更にアドバイザー等で4000万位、色々魚を仕入れたり工場をどうのこうのしたりで出費は嵩んでたけど、安定してしまえばこんな物よ」
「それだけ稼いで貯金2100万とかやばくね?」
「近所の海の清掃費用、管釣りを作るのに土地を買って重機を入れて池を作って、更に養殖場の確保に餌の確保、管理釣り場近辺の清掃費用、ロッジはそこそこ豪華な作りで上下水道電気付きで1棟1500万家具の費用込みで各管理釣り場に最低2棟、メーターが釣れる所は山を買ったから馬鹿みたいに広いし、管釣り内も車で移動して…って広さだから10棟、そんだけ使ってりゃ税金もえぐい位に来るからほぼ残らんよ、でも後悔はしてないね、店を後継者に譲渡して隠居したらオーナー権限で好きな所に泊って好きな所でトラウトがタダで釣れて、その頃には管釣りの拡張も終わって出費も止まってるから後は貯まる一方になるね」
「その頃にはいくつよ?」
「70は越えるな!ハッハッハ!でも私は100までは軽く生きるぜー?」
「だろうな、良し、ライン巻き終わり、こんな細いライン使うのいつ振りだ…?」
「パワーファイト禁止のトラウトマスターズ以来じゃない?あの時の大会は私が優勝したけどね、へっへっへ」
「海なら負けた事無いけどな」
「取りあえずこれジュリアのスプーンバッグ、お兄さんからの借り物だから、ロストしたらどれをロストしたかメモっておいてね、無くなった物は後で補充しないといけないから」
「ここの居ない人のかよ!でも気にせず使う」
「お兄さんも仕事が無ければねぇ…喜んで来たんでしょうけど…」
「動画ではチラッと見たけど実際どうなん?後今日来てない理由は?」
「どの位やばいかは南国の大会にコッソリ参加してみた編を見ればいいんじゃね?来てない理由は焼肉の食べ放題をやってて店が忙しいからだよ」
「こっちより焼肉の食べ放題に行きたかったわ…で、南国の大会と言う事は…リバーオブグローリーか、なんか採点方式が変わるらしいけど、詳しい事は知らないんだよなぁ…」
「あれの原因を作ったのが妹ちゃんです、そしてお兄さんはその妹ちゃんと同レベルです、6メーターのピラルクを釣るわ4メーターのピライーバを釣るわ滅茶苦茶やってますよ」
「あー…それで優勝じゃない、特別賞も無いってなったらほとんどのやつは納得しねぇな」
「大きさは無視してギリギリポイントになる魚を数釣った方が正義、ギリギリポイントサイズのピラルクの5倍の大きさを釣ってもポイントは同じ、と言うのに納得がいかない人の方が多く、メディアもこれで加点も何も無いのは流石にどうなんだと取り上げたので、ルールが改定されて各魚種、この大きさを越えていたら何ポイント加点、というルールに変更された感じです。
ピラルクは2メーターを釣れば300、3メーターで500、4で800と言う具合に1発逆転も可のドラマ性も出てきた感じですよ、ピライーバも4メーターと言う大きさが確認されたので2メーターで200の3で400、4で600だそうです、ジュリアもたまには雑誌を読んだらどうです?」
「参加する大会に必要な情報だけは仕入れてるぞ、必要の無い情報は仕入れてないだけだ」
「これで海関係の大会は出る物全てお立ち台だもんなぁ…淡水でも10位以内には確実に入ってるけど…
ま、目的地までもうしばらくかかるし、妹ちゃんの勇姿をちょろっと見てみようではないか」
「周りが必死に昼を食べずに釣りをしている、もしくは手早く済ませれる物だけで我慢している中、そんな事知らないと呑気に昼食を作ってますからね、ある意味勇姿ですよ」
「あのある意味過酷で1匹でも多く釣れって言う大会で昼食を作るとか前代未聞だな」
エリアキラー
別に殺すわけでは無い、持ち帰る場合は絞めるので殺す事にはなるけど…
されに細く鋭く貫通力マシマシでもっと折れやすくなった、が、貫通してしまえば早々折れないので総合的にはトラウトキラーよりは折れ難い




