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弱点は後付け 役に立たない特別授業

「えー、本日の議題、吸血鬼の弱点について」

「はい、質問」

「どうぞヒルダ君」

「吸血鬼って何だ?」

「呼んで時の如く、血を吸う鬼ですね、怪力を持ち、空を飛び、蝙蝠に変身したりと言った能力も持っているそうです」

「んー…?あー、なるほど?」

「まあこちらの世界では空想上の生物なんですけどね、姿自体は普通の人間です、ただ牙が生えていたり肌は青白いとか白いとか言われてます」

「それを題材にしたホラーだったりアクションだったりのゲームや映画も有ったりするので見ると良いよー?当たり外れが大きいけど」

「で、それがどうかしたのか?」

「いやね、こいつの弱点が中々に面白いからそれについて話をしようかと」

「面白いってどんな?」

「じゃあ弱点をざっと黒板に書いて行きますね、まず心臓に杭を打ち込まれると死ぬ」

「打ち込まれて生きてる方がおかしいだろそれ」

「そうなんですよねー…そう言う感じで突っ込み所が多い弱点なのでびっくりしますよー?次は流水、これは流れる川だそうですが、吸血鬼はこれを渡る事が出来ない」

「生身で?船で?それによって変わってくるぞ?」

「生身です」

「あー…渡れるのは魚位じゃないか…?もしくはマーメイドやネレイド、ローレライと言った種族、流れる川とか水量によるけど膝下まで浸かった時点でもう溺れ死ぬだろ、緩い所なら大丈夫だろうが…」

「えーと…吸血鬼伝説のある国の川幅は大体この位、水深もそれなり、流れはまあそれ程ですが、船無しで渡るのは無謀ですね」

「それに対する弱点以前の問題じゃねぇか…」

「次、銀の弾丸で撃たれると死ぬ」

「こっちの人は銃って武器で撃たれると死ぬんだったか?」

「当たり所によりますけどね、当時の医学で考えると破傷風待ったなしでまあ死ぬでしょうね、他にも銀製品に弱い、十字架が苦手、にんにくや玉ねぎの臭いがダメ、日光に当たると火傷、または灰になる、聖水なる物に触れると火傷する、とまあ弱点が多すぎるわけなのですよ」

「生きて行くのすら困難な生物じゃねえか…」

「まあ、これらは全て後付ですし、実際の吸血鬼は普通にお日様の下を歩きますし、弱点なんて物は無いんですけどね、多分強すぎて対処法が無いと言う事で後付けされたんだと思います、が…適当過ぎるんですよねぇ…」

「だろうな、心臓に杭を打ったらとか生きてるやつなら皆死ぬだろ」

「銀製品に弱いと言うのは単なる金属アレルギーと言う症状だと思うんですよね、銀製品はアレルギー症状が発生し辛い物では有りますけど、ゼロではないですからね、当時銀製品でもアレルギーを出した人がいてそれ当て嵌めたのではないかと」

「金属アレルギーってなんだ?」

「金属製品を身に着けると赤身が出て来たり、蕁麻疹が出て来たり、酷い時は発熱するだけでなく全身にもその症状、重度だと皮が剥けたり爛れたり、命の関わるのは極稀ですが、重症になると病院で入院する事も有ります」

「多分それが弱点として追加されたのではないかと言う予想ですね、心臓に杭とか流れる川を渡れないと言う設定よりはまだましなのではないかと」

「ニンニクと玉ねぎは?それがどう弱点になるのかが良く分からん」

「ニンニクの臭いや玉ねぎの臭いが充満していても平気な人ですか?」

「ちょっとなら問題は無いけど充満してるのは無理だな…」

「吸血鬼は非常に鼻が利くとされているので、当時嗅いでみて物凄く臭かった身近な物、と言う事でニンニクや玉ねぎが弱点に選ばれたんじゃないかなと、特に痛んだ玉ねぎって物凄い臭いを出しますからね、ニンニクは早々痛みませんけど、ひょっとしたら痛んだニンニクの臭いを嗅いだという可能性も有りますね」

「そんな物誰だって苦手だよ…大丈夫なのは鼻がイカレてるやつだけだろ…」

「日にあたると火傷、灰になると言うのはモデルとなった人がアルビノ、つまり色素が極端に薄く、髪の色は真っ白で目は真っ赤、そして肌も青白く、日光に当たると火傷する事からついた物ではないかと」

「日に当たりすぎて火傷じゃなくてか?」

「アルビノの人は短時間でも直射日光に当たると重度の火傷になる事も有るんですよ、それで日中は出て来ない、夜に活動するとなったんじゃないかなーと。

灰になるのは日に当たって火傷、火傷をするという事は燃えている、から連想した可能性は有りますね」

「昔の医学と現代医学は考え方自体が違いますからね、漢方は生薬ですし、体長に合わせて調合したりと理にかなっているのですが…」

「不老長寿や不老不死の薬と言って水銀を飲むとか有りましたからね、東洋医学は胡散臭い、西洋医学こそ、と言う人も居ますけど、西洋も西洋で昔は大概ですからね」

「そもそも衛生概念と言う物が存在していなかった結果黒死病の蔓延、それ以前からも有るには有りましたが、それ自体は本当にごく少数、森に入る狩人達が患う病気だったんですよね、それも確立自体は高くなく稀にと言う程度。

ですが…街中が人の糞尿塗れ、ネズミになんだと大発生、そして森の中でネズミとノミだけで回っていた感染症が母数の増加により大流行、更に感染源となる生物も人の行き来により一緒に大移動、最終的に3回ほど大流行が発生、多くの命が失われていますね。

その時にペストマスクなる元が発明されましたけど、マスクの中に効くと思われていた薬草を詰めていただけなので、実際は何の効果も無かったんですよね」

「まあ話を戻すけど、そんな感じで医学の知識が乏しいからこそ追加された弱点の1つではないかと言うお話。

西洋の黒死病に関してはまあ…カルトの大流行が絡んだ結果引き起こされたと言っても良い物だし、ある意味自業自得っちゃあ自業自得では有りますね」

「黒死病が何かは知らねぇけど、俺の所の医学は今も昔も安定はしてねぇな」

「ヒルダの世界は魔法も有るしね、そればっかりに頼るのはお勧めしないし、直ぐそれに頼る人がいるからあまり発展せず安定してないんだけど、悪いか良い事かで言えばどちらでもないとしか言えないね」

「話が魔法だの医学だのに逸れる前に完全に軌道を修正しますよー?次の弱点は十字架、これに関してはまあよく分かりませんね、付け足した人が宗教柄それを信仰しているから何でしょうけど、訳の分からない弱点の筆頭にはなりますね」

「十字って事はこれでも良いのか?」

「それでも大丈夫です、特定の形の十字架のみと制限したらおかしなことになりますからね、つまり足し算掛け算をすると死にます足すと掛けるの記号は十字ですからね、書類仕事で数字が扱えない系伯爵になります、引き算と割り算は出来ますけど」

「伯爵なのかよ…」

「モデルとなった人が一応貴族階級でしたので」

「一応鬼と言う事でこの国の鬼の弱点と同じで炒り豆がダメと言うのも付け足されたりしてますね、当たると火傷するとか」

「そりゃ炒った豆とか下手すりゃ火傷するだろうよ…」

「この国の鬼も割と弱点には突っ込み所が多いですがそれはまた後ほど、大体演出で十字架が弱点ですよーって時は見ただけで拒否反応を示しているので、物ではなく形に反応している感じですね、何なら光と陰で出来た十字すらダメだったりしますし、つまり足し算と掛け算をすると拒否反応を起こす」

「足し算と掛け算で拒否反応って所だけを見ると何だかなぁ…」

「式を書かず想像もせず答えだけをポンッと出せると言う可能性は有りますけどね、次の弱点は聖水と呼ばれる物に弱い、これは触ると火傷したり燃え始めたりします」

「聖水…まあ俺の所には普通に有るな、教会に行けば貰えるが結構高いし、効果がどの程度あるのかは知らねぇが、存在しているのは確かだな」

「ヒルダの所の聖水は言うと何だけど、ただの井戸水だよ?聖人とされる人が掘った井戸から取れるから聖水って事にして教会が売ってるだけで、街の各所にある井戸と同じみずだね」

「えぇ…詐欺かよ…」

「そもそも聖水は聖域からしか取れないしね、こちらがその聖水になります、地縛霊に悪霊の浄化から若返りに畑の水やりに何でもどうぞ」

「物凄ぇ胡散臭ぇ」

「私の世界だと普通に地縛霊とか悪霊とか存在するからねぇ、憑りつかれた物とかも結構あるし、そう言う物を浄化するのによく使う」

「それ以前に聖水で若返りってどういう事だよ、そんな物が有ったら世の中不老長寿だらけじゃねぇか」

「意外とそうはならないから大丈夫、例えば詐欺師が居るとして、その詐欺師に聖水を噴きかけると度合いによるけど痴呆を発症する位には一気に老ける、殺人なら一気に老衰で死ぬまで」

「怖ぇなおい!」

「でもまあそれを判断するのは人じゃないし、問題の無い場合も有ると言えば有るね、戦争で人を殺したーってのはただの生存競争みたいな物だし、やらなきゃこっちが殺されるだけだから問題無し、詐欺にしても大義名分みたいな物が有れば問題なかったりする事も有る」

「どの道怖すぎて使えねぇよ…」

「話戻しますよー?でー、ですね、その聖水に関しては降れただけで火傷、つまり焼けただれているわけで、物としては塩酸と言う可能性が有ります、あまりにも濃い物だと化学反応で白煙が上がりますので、それで燃えていると思われた可能性が有りますね」

「触れただけで火傷する液体か…」

「火傷と言うより溶けるんですけどね、自然界にも存在していますので、採取しようと思えばいつの時代でも採取は出来た、そしてその採取した物を聖水として扱ったのかもしれませんね」

「そうやって色々聞くとどう考えても普通の人間でも死ぬような物が多いな…」

「想像力がそれ程なかった、もしくは現実的に考え過ぎていた、のかも知れませんね、実際弱点が色々生えてくる前の大元は弱点は存在してませんし、どうにか身近な物で、となると現実的に用意できる、用意しやすい物しか思い浮かばなかったんでしょうね。

現実には存在しない物を使ってとなると想像し難い所も有りますし、映像や絵でこうこうこういう物ですよと説明すればすんなり入ってきたりはしますが」

「んー…わからん!つまりは普通の人と変わらないって事でいいんだな?」

「そうですね、普通の人と変わらないと言って良いでしょうね、ニンニクにせよ玉ねぎにせよ苦手な人は苦手、死ぬとされている弱点は普通の人なら死ぬ、生きてたらそもそも生き物じゃないですし。

で、ここからが本日の議題、どうしてそんな弱点が付いて生えたのかの考察ですね、それじゃやって行きましょー」

「そもそも吸血鬼って存在してるのか?」

「鬼ではないけど吸血種は居るし、その吸血種が何か有ってこっちの世界に来て、それがどうのこうので実在した可能性は無くも無し」

「俺の世界であった召喚とかそう言うのか?」

「いえーす、色々法則が違うだけでやってやれなくはないし、昔って黒魔術だの錬金術だの言ってやってる所が多かったみたいだし、呪術に関しては現代もやっている部族が存在するし、それで偶々成功して呼び出した可能性は無くは無い、錬金術に関しては成功する方がおかしいんだけど」

「錬金術ねー…俺の世界でもそう言う話は無くも無いが、錬金術は金を溶かすだけの物と言われてるなぁ、錬金術を生み出した奴はその辺の砂や石ころをゴールドライトに変えて巨万の富を築いた、と言われてはいるが、誰1人成功したやつは居ねぇし、巨万の富を築いたと言う割には名前と文書以外存在が残ってねぇし、眉唾物だな」

「その授業は後でやろうか、成功しない理由を教えてあげる、分かった所で出来ないだろうけど」

「主様は出来るのか?」

「お兄さんは普通に出来ますよ、メイドさんも一部は出来るそうです、でもその前にこっちの議題を終わらせますよー、本題からずれ過ぎです」

「はーい」


「それじゃ特別授業、錬金術がなぜ成功しないのかから学んでいきましょう、まずヒルダ、錬金術の基本とされる物は?」

「んー…等価交換だったっけ?」

「そうだね、基本は等価交換、等価交換である以上錬金とは言えないけど、交換により金を生み出す事は出来るのでまあ錬金術でも良いでしょう。

ではなぜ成功しないのか、なんだけど、交換の仕方と取引先を間違えているから、簡単に言えば魚屋に行って牛や豚肉を買おうとするような物だね、無い物は用意できない、融通を聞かせて用意してくれるかもしれないけどそれはそれで高く付く」

「まあ、牛や豚を買うなら肉屋だよな、そもそも専門がちげぇし」

「では等価交換を持ち掛ける時どこに持ち込んで交渉すれば良いのか、答えは物凄く簡単、今居るこの星に交渉を持ち掛ければ良いのよ、そうすれば砂物を金に交換する事も可能、でも交換の際の相場は星自体が決めた物で行われるから、人の世界ではこの宝石は100億もするぞーって言っても、星からすればその辺の石ころと変わらない価値しか持たない事も多々ある。

大事なのは今星が何を欲しがっているかを聞いて、その欲しい物を用意できるかと言う事、今この手に持っているチョーク、これを金1グラムに替えようとしても無理、何千トンと用意しても無理、なぜなら元となった原料を星が求めていないから。

逆に、こっちに用意したお米の原種の種、人の手によって食べれる物に改良される前の物、今はもう絶滅していて存在しない物だね、重さにして大体50グラムだけどこれを金と交換してーって持ちかけると大体50キロ位の金と交換してくれます、ダイヤモンドなら100キロ位。

星によって欲しがるものは違うし、今日の気分だとこれだけーって感じで変動するからそれの見極め必要、で、錬金術が成功しないと言われるのはこんな感じで、交渉を持ち掛ける相手を間違えている、そもそも交渉すらせず変えようとしてるから絶対に成功しない、相手からすれば要らないゴミを押し付けて商品を持ち逃げしてる盗人みたいな物だしね」

「あー…盗人扱いされてりゃそりゃ絶対と言って良い程成功しねぇわ…」

「それで、ここからもう1つ違う術の特別授業、所謂等価交換じゃない錬金術は変換術と言いまして、星の意志は介さず、また交換するわけでは無く、物自体を作り変える、これはスバ粒を金にと言った事も出来ます。

先程から手に持っているチョーク、これをココアシガレットに替えたいなーって思ったらまずはチョークを構成している物をとその配列理解、次に変えたい物の構成を理解、全て書き換えるとこんな感じで、チョークがココアシガレットになります」

「一瞬すぎてわからん、色が変わったくらいにしか見えん」

「美味しく食べれるからどうぞ、駄菓子のココアシガレットよりココアの風味が強くでよりココアミルクに近い感じに仕上げて見た」

「んー…美味ぇな、もう一本くれ」

「はいどうぞ、ディジーもどうぞ、白いのがバニラ、黄色いのがバナナ、赤色がイチゴで茶色がチョコ味ね、でも黒板の前に有る3食は普通にチョークで食べれないし香りもしないから食べちゃダメよ?」

「じゃあそんな紛らわしい物作るなよ!」

「まあ何となく?で、この変換術は無機物有機物を問わなくて、構成と配列さえ分かっていれば何でもできるのよ、質量は変わらないというメリットにもデメリットにもなる物が有るけどね、例えば砂を50キロ用意した場合、全部金に変えた所で50キロの金にしかならない、比重の都合上金が重くなりそうだけど、変換の過程で圧縮されて縮んだり膨らんだりするから質量自体は変わらないし重さも変わらない。

錬金術の場合は等価交換だからさっきも言った様に50グラムの種が今日の相場だと金50キロになる、変換術だと50グラムの金にしかならない」

「ふむ…じゃあその2つを組み合わせた場合は?好き放題出来るんじゃないか?」

「出来るよー?でもやりすぎると星自体の質量がどんどん増えて行くから、たまには大量に欲しがってるけど相場が安い物と交換して上げると言うのも大事。

簡単に言えば体重管理をしてる様な物だね、40キロになったから50キロに戻す、70と増えすぎたのを50キロに戻す、みたいな」

「なるほど、バランスを保つのが大事か」

「でもまあ、星自体の重量が凄いし、10トンや20トン増えた所で何も変わりはしないけどね、星の総重量の四分の一の重さってなるとぶっ壊れるけど、流石に星自体が交換を止めるし、必要な物以外は受け取ってくれないから、交換すればするほどどんどん相場は下がる、つまり限度はあると言う事だね。

お米の種50グラムにしても、これを1キロ用意した場合は単純に20倍で1トンになるわけでは無く、精々200キロが良い所、そんな感じで変動するのよね」

「交換だの変換だのと言うのは理解したが、実際どうやれば交換を持ち掛けれるんだ?」

「そうだねぇ…星と対話出来る様になれば自然と、出来ない限りは無理、変換は変換で物質その物を1つ1つ書き換えないとダメだから普通の人がやると廃人になるんじゃない?多分砂粒1つを金に変えるだけでも何百年と掛かるし、それを瞬時になると血管が切れて死ぬ」

「現実的ではねぇな…」

「正しく扱えるようになると便利なんだけどね、取りあえず特別授業はここまで、あまり詳しくやるときりがないからね」

「取りあえず人に扱える様な物じゃないと言うのだけは分かった」

「私も普通の人が扱ってるのは未だに見た事が無いね」

弱点

元祖は弱点が無い、だからこそ後付でポンポン弱点をつけて対処できるようにした、のだと思われる

突っ込み所が多い物が多く、そもそもそれで死なないやつはいないと言う物も有る、更にはもうギャグにしかならない様な物まで…

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