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遠征は終了しました もう食べて遊んでるだけ

「とーりあえーずきったぜっなーんとかー、はぁーあぁーん、なんちゃーらかんちゃーらー…と、色々引っかかりそうなのでぼかしつつ歌ってみた所で、現在時刻が午前10時、下道を通ってのんびり帰宅中なので位置的にはそろそろブルーオーシャンやアナライズ、更にはマキシマとワールドの工場が有る国内で一番大きな湖の近くを走っている頃ですかね?」

「ナビを見るとあと20分位でブルーオーシャンとアナライズの工場に到着だね」

「はいはい、どうもどうも、当然の事ながらアポなんてまったく取っていませんので、工場内の撮影許可は…下りないでしょうね、アポなしとは言えちょこちょこーっとお仕事の話も混じるでしょうし、ここカメラ無しでの潜入と言う事で」

「まだテスターに発送してないテスト中の物を作っていたりするし、そう言う物が映り込む可能性も無くは無いので、そこは動画の方で正式に公開されるまでのお楽しみと言う事で」

「昔は色々盗まれたりだとか何だとかで公開テストなんてなかったんですけど、最近は色々変わってきましたからねー、形状は特許を取りますし、商標もしっかり押さえますし、他社で類似品が作れない様にしてからテストを開始するんですよね。

それでいてテスト終了後の製品版はさらに改良された物が発売されると、出来が良い物はもうそのまま発売されますけど、今テストしているイールストレートはそのままに入る部類の物ですね」

「ちょっと思いついたことが有るから、追加で新しいのを作って貰ってそれもテストする予定、でもまだ教えにゃい、それがダメダメで釣れなかったら恥ずかちぃから!って感じでちょっと秘密です」

「そう言う失敗をどんどん繰り返して行って最終的に良く釣れる製品版が出来るんですけどね、昔の100均ルアーとか、最近やっと完全消滅したA社とその子会社が他からパクって作った物とは比べ物にならない程の労力と時間が掛かっているわけですよ。

何でA社をそこまで目の敵にしているかって?いつぞやに釣れるんジャーの商標を持って行ったり、デイライトのトラウトキラー、あれも盗んで複製して製造、販売をしていた所の親会社だからですよ、あの時は尻尾切りで逃げられましたけどね、もう頭から潰して尻尾の先まで灰塵にしたのでもう生き返ってこないでしょう、ついでにそこと懇意にしていた動画配信者も業務妨害で訴訟を起こされてぼろ負けして結構長くの支払いを請求されたのも記憶に新しいですね、1万もしない今は亡きA社のぼろ糞なリールが新型マーメイディアやワイバーンに勝てるわけないだろ…むしろ旧型のエントリーですらA社のハイエンド以上だったろうが…ってなわけで結構腹に据えかねていたわけですよ。

竿やリールも名前だけ変えた様なコピー品を作ってましたし、使用しているブランクスは真似をする事が不可能、パーツも形を真似ただけでは不可能なので、形だけが同じの劣化コピー品でしたが、更に中の部品も似せるだけ似せて、ベアリングは数を減らしてって指示書も発掘されましたので、もう二度と戻ってくる事は無いでしょう。

あ、所属プロも怪しい人は根掘り葉掘り調べられて全員首が飛んで追放されました、やったね!ついでに過去大会の不正も全部ばらされたよ!そっちは別件で訴えられて賞金全額返還の命令が出てましたけど…まあ自業自得ですね。

それじゃそろそろ到着するみたいなので、一旦撮影を止めてテスト品の話し合いに行ってきまーす」

「多分失敗するって事は無いだろうけど、イールストレート自体を弄るか、それとも拡張パーツとして作るかのどちらかだと思います」


「すみませーん、イカ釣りお姉ちゃんねるのお姉さん事東野恵里香と言う者ですけど、テスト中のイールストレートの事で少々お話が、アポは無いですけど」

「えーと…少々お待ちください」

「ダメだったら帰ってからメールの方で送りますので」

「もしもし、たった今イカ釣りお姉ちゃんねるの…はい、わかりました。

お待たせしました、奥へ進んで1番会議室の方へどうぞ、そちらで担当者が待つそうです」

「はいはい、どうも、それじゃ行くかー」

「通ると良いんだけど、通らなかったらそれはそれで自作するだけ…かなぁ?」

「多分通るでしょ?」


「いやー、急に押しかけてすみませんねぇ、取りあえずこれ、ちょこちょこっと遠征で使った時のデータ、ダムと溜め池と海の3ヶ所だけで川は無いけど」

「はい、ありがとうございます、それで、今回のお話とは?」

「それはお兄さんの方から、どうせ好からぬ事を思いついたんだろうけど」

「えぇー…好からぬって事は無いと思うなぁ…取りあえず今テスト中のイールストレートなんだけど、これ中を中空にしたり出来ない?素材は今のままでこの部分だけ」

「ポップストレートやグラブテールの様に浮くようにしたいと?」

「いや、水面に浮かなくてもいいのよ、どちらかと言えば中性浮力が欲しい、ワーム単体は中世浮力で沈まずに止まって、テール部分だけちょっと垂れ下がってる感じ、フックを付けたらフックの重みでゆーっくり沈む様な。

もしくはヘッドだけがっつり浮かせてテールは重くして…こんな感じ、立ち泳ぎみたいに斜めになって泳いでくるみたいな、今の物だと水平になってテールがウネウネウネーってなるけど、斜めでテールを振るのも結構効果があるんじゃないかな?って、そう思っただけだけども。

中性浮力に関しては無理に中空にしなくても、浮力のある素材をネイルシンカーみたいに打ち込む方法も有る…かな?オフセットフックの場合ここからここまでは何も通ってない状態だし、かなり浮力のある新しいネイルフローターを開発すれば何とか…」

「ふぅむ…ノーシンカーで飛ばしたり沈めたりでネイルシンカーが開発されたわけですけど…フローターですか…」

「今のはペグ付きテキサスシンカーみたいな物でヘッドに刺すじゃない?そうすると横掛けしか出来なくなるし、何よりしっかり差し込んでも大体エラ洗いされたら吹っ飛んでいく使い捨て、そして高い、ネイルシンカーと同じ大きさで浮力も選べるとしたら悪くは無いと思うんだよね。

素材に関してはレッドウルフの方に頼めばどうとでも、まあ共同開発かな?今はイールストレート専用的な感じでやって欲しいわけだけど、どう?」

「悪くは無いですね、イールストレート自体は弄らず、そちらの方を開発すれば付ける位置によっては頭だけ上を向かせたり、中世浮力で水平に浮かせたりも出来そうですし…問題はそれがいくらになるかですね」

「んー…基本的に製造はレッドウルフ、それを卸して貰って…だから浮力によるけど1袋5入りで100から300円位?今もブレードはレッドウルフで製造、着色はこっちでやっているわけだし、納品して貰う者の種類がちょっと増えるだけ…かな?」

「私の一存ではどうにもなりませんが…一応持ち掛けては見ますね、ご意見ありがとうございました、それと他に何か入用な物は有りますか?新しいカラーが欲しいだとか、もっと大きいのが欲しいだとか」

「あ、新しいカラーは私から、以前ポップストレートをテストしていた時に完全なクリアカラーを作ったじゃない?後で自由に着色出来るやつ、あれが欲しい、あれで骨っぽく仕上げてシラウオを再現したい」

「シラウオカラーならもう出来てますよ、鷹村さんからの意見でうちの近所でシーバスを釣るのにはこの色が良いからって事で現在発送準備中です」

「あ、そう、ならシラウオカラーはもう大丈夫として、その内部の骨を赤にしたり金にしたりできる?イールストレートレッドボーンゴールドボーンって感じで…今のシラウオカラーってどんな感じ?」

「こちらになります」

「お腹の方にちょっと銀が入っていて、骨も一本一本丁寧に…良いね、これの骨をクリアレッドとキンキンのゴールドにして、クリアレッドは銀の部分をクリアブラック、ゴールドはそのままで」

「分かりました、それ位なら直ぐに出来ますのでしばらくお待ちください、指示を出して来ますので」

「はいはい、無茶を言ってすみませんねぇ」

「いえいえ、良い物を売るにはいろいろテストを重ねないといけませんからね、その中で新しい色が出て来るのも悪い事ではないので」

「ところでこのシラウオカラーは貰って良いの?」

「どうぞお持ち帰りください、また後日レッドボーンとゴールドボーンと纏めて10袋ずつ送りますけど、そう直に出来る物ではないので今日は1袋ずつと言う事で」

「フローターに関してはレッドウルフの方に開発を頼んで置くね、こっちの方で販売がダメだったらもう向こうで販売して貰うけど」

「そうですね、フローターの方は通らなければそれでお願いします、それでは一旦失礼します」


「はい、時間にしておよそ…2時間位ですかね?ちょっとした話し合いやら何やらが終わったので戻って参りました、なので録画再開でーす、でまあいきなりですけど、何でブルーオーシャンの工場に寄ったかと言いますと…こちら、これを作って貰いに行ってました、イールストレートの新しいカラー、ゴールドボーンにレッドボーンです、大元はこちらのシラウオカラーですね、これも頼もうとしたんですけど、すでに店長さんが作れーって送っていたらしく、既に作っていて発送待ち状態だったので1袋貰って来ました。

で、それを元に色を弄ったのがゴールドボーンにレッドボーン、ゴールドは骨の色をキンキンのメタリックゴールド、レッドボーンはお腹をクリアブラック、骨の色をクリアレッドにしてあります、お兄さんの案はまた後日ってやつですね、悪い物ではないのでそのうち発売されるとは思いますけど、ブルーオーシャンから出るかどうかはまだ分かりませんね」

「一応レッドウルフに現在進行形で依頼中です、素材さえどうにかなれば直ぐに作れるので、直ぐ試作品が届くと思います、それのテストの様子はまた後日…さて、レッドウルフにお願いは終わったので…今からお昼を作ります、今日のお昼はこちら」

「スーパーで買って来たスープ付き生ラーメン、味玉、叉焼にお惣菜の唐揚げそれと冷凍の炒飯です、昨日のご飯と大違いだ!昨日は1食1人約9000円!今日の昼は300円!何なのだこの差は!

でも美味しいんだよねぇ…2人前入りスープ月生ラーメン3割引きで120円、味玉2個入りで100円、叉焼4枚入り80円、唐揚げ1パック140円、冷凍炒飯180円、割る事の2が1人辺りのお値段になりまーす、炒飯は袋のままレンジで、ラーメンはお湯を多めに沸かしておいて、沸騰したら先にスープを作って置いて、煮卵と叉焼も入れて温めて置く、そしてラーメンを茹でたらお湯を切って、丼に入れてスープと絡めたら温めて置いた煮卵を麺の上に持って来る、そしてレンチンが終わった炒飯をお皿にバーッと出して、周りに唐揚げを置いたら出来上がり、ラーメンの丼も炒飯のお皿も1つで上等!」

「丼とお皿を2つ出すとちょっと狭いからね、ここも要改造だねぇ…」

「皆で遠征ーってなると食事用のトレーラーに睡眠用のトレーラーって感じで用との違うトレーラーを引いて行くので余裕はあるんですけどねー…外にテーブルを出して食べる事も有りますし、そもそもこうやって移動中に作って食べませんからね…

ついでに言えば一々分けて食べる様な間柄でもないので、これで良いと言えば良いです、取り箸と小皿が有れば良いのですよ、と言うわけで頂きまーす、ゲームの方は食べ終わってから再開だね」

「冷凍の炒飯も袋の生麺もたまに食べると美味しい物だね」

「麺に関しては手打ちでもない限り一般的なラーメン屋に卸している物と同じ、スープに関しては独自でしょうけど、それを考えればお店で食べる物とほぼ同じですからね、冷凍食品もどんどん質も上がって行ってこれまたお店で食べる物と変わらず、何か足りないと思ったら顆粒のかつお出汁か鶏出汁を足せばラーメンの味が大分変りますし、炒飯は更にフライパンで炒めればバッチリですよー?」

「叉焼に関してはー…うん…ぺらっぺらでちょっと寂しい」

「これはもうどうしようもない部分ですね、でもこれの分厚い物、がっつり3ミリとか5ミリ切りの物、それが有れば間違いなくそちらに手が伸びる味なんですよね、どうにかなりませんかね?」

「ならないからずーっと1ミリ切りなんだろうね」


「ご飯を食べて粗い物も済ませたのでゲーム再開でーす、ゲームをする時のスタイルは変わらずお兄さんがクッションです、いやほんと…次の改造の時にクッションの運び込みやら物置の拡張やらテーブルも大きい物にしたりとか…さらにはベッドももうちょっと大きくとかしないとダメだね…

実際は見た目より中を結構広げてはいるんだけど、それも違和感が出ない程度にしているから…ねぇ?お兄さん」

「今回の寝床に関してはあれやこれやと道具を大量に積み込んでいたのが悪い、でも狭いのは確かなので、ルシエラカンパニーにお願いしてかなり拡張すると思います、少なくともベッドは1.5倍位の広さ、クッションも積み込んでキッチンはそのまま、テーブルを広げて椅子はそのまま、通路もちょっと拡張かな?」

「そうだね、避けようとして変な体勢になって腰がコキャッと鳴って痛めるのはもう勘弁してほしい、針とかマッサージですぐ治るけど、治るまでは痛いんだよ…あの日もカサゴを何て事無い様に見えていたかもしれないけど、コルセットでぎっちぎちに抑えてギリギリ動ける位にしてたんだよ…」

「完全にぎっくり腰、それも重傷の方、取りあえず服だけ抜いてベッドに倒れ込んでた後は完全に動けなくなってたよね、コルセットはそのままだったけど」

「コルセット外したら腰が爆発しちゃう…そんな痛みだからね、ヘルニアよりましだけど、椅子が硬いのも祟ったかなぁ?でも食事用の椅子ってソファーみたいなのはただただ食べ難いだけだしね、背もたれ付きとは言え程々の硬さは保ってるし」

「休憩用のソファーもちょっと硬めだしねぇ、これも総入れ替えかな?」

「あまり使う事は無いからって入れ替えなかったのが敗因か…まあ良いや、それじゃ再開して本編クリアを目指そうー、ちなみにお兄さんは現在ダウン回数0、私はもう既に5回はダウンしてます、ヘイトマックスに出来れば防御力は少々上がれど集中砲火を受ける、お兄さんはそもそも裏周りを取る気も無い手加減状態なのでそれは自殺行為、かと言って自分を狙っている敵を処理しないといけないので、ヘイトを下げるカスタムでも少しは溜まる、そしてお兄さんのドノーマルハンドガンの音で釣り合いが取れる、完全に縛りプレイになってるので地味に辛いんですよねー…もう少し本気を出しません?」

「でも適度に働かせないとサボるし、無茶をしなければ大丈夫な位は保ってるでしょ?たまに前に出過ぎてダウンしてるけど」

「ヘイトをほぼ均一に保って無駄弾一切なしでガンガン前に出れるその射撃技術が羨ましい…1号ちゃんなら同じ様な事が出来るんですかねぇ?」

「多分ねー、あれも普段は手を抜きに抜きまくって周りに合わせてるし、本気を出すと絶対に倒せないワンマンアーミーになるから、そうなら内容皆で楽しめるように手加減はしてるだろうね、でも本気を出したら…少し前に格闘ゲームの方で教えた全キャラで出来る10割の方法、あれを教えたら1にりでランキング1位まで上り詰めてたね、連勝ボーナスでがっつり稼いでるからまだ抜かれては無いみたい、当の本人はそれで遊ぶにしてもランキングに影響しない個人部屋のみにしてるっぽいし」

「あー…あれねぇ…もう最終的には動かず引き分けにするのが最適解の格闘ゲーム…私は流石に反応速度は人並みなので無理ですけど、人間を辞めれば可能かつ理論すら上がってこなかったコンボを決めないとダメっていう…理論の足かけになるような物はまあ無くは無いんですが…」

「まあ、そんな感じになるから一緒に遊ぶ分にはちゃんと手を抜かないとね」

「普通なら手を抜かずに…なんですけどねぇ…この場合は手を抜くのが正解なのが何とも…よし、チャプター3クリア、さぁどんどん行ってみよう、そしてお楽しみの新パーツ解放からののカスタマイズタイム」

「私は何もせずそのまま終了して待機」

「何も買わないならその貯まっている報酬をよこせー、こっちはアップグレードにカスタマイズにで足りないんじゃー」

「残念ながらそう言うシステムは有りません、頑張ってコツコツ稼ぎましょう」

「弾の受け渡しとか投げ私は出来るんですけどねぇ…換金できませんしそのチャプター限りですけど、取りあえずアサルトライフルが必須でA1からA3に一気にアップグレードして…威力に減衰までの射程に装弾数にと増える分ヘイトが上がりやすくなるのでサプレッサーに迷彩にとカスタムして下げて…こんな物ですかね?

サブのハンドガンはH2のままで大丈夫でしょう、それ程使いませんし、迷彩とサプレッサーをアップグレード、それとようやく追加されたドットサイトの取り付け位ですね、これを装着するだけでアイアンサイトに比べて1.5倍の拡大率になりますからね、幾分か狙い易くなります、でもアサルトライフルには付けなーい、なぜならヘイトが上がるから…

後は残ってる資金でボディアーマーの強化ですね、耐久力アップの単純強化は結構強いですからね、軽量化をすると耐久力がちょっと下がるので難しい所ですね、軽量化しないとちょっと遅くなりますけど、これはプレイング次第ですね、ヘイトをガンガン集めるなら軽量化なしの軽機関銃の弾ばら撒きヘイトマシマシ、裏取りに回るなら耐久力が下がるけど軽量化からのサブマシンガンメインのサプレッサーに迷彩のヘイトが兎に角上がらないカスタム、ソロプレイならその中間が丁度良いと思います。

それじゃいざチャプター4開始」

「さてさて、次の舞台はどこかなー?」

「次は…砂漠の紛争地帯、遮蔽物は色々有るけど、建物が全体的に平面で低いから頭上にも注意だね」

「このゲーム平気で建物を破壊して生き埋めとか狙ってきますからね…建物に入るタイミングも考えませんとねぇ…埋められたら一発アウトですし…」

「最高難易度だし、間違いなく入った瞬間迫撃砲なり設置していた爆弾なりで崩して来るだろうし、中を掃除するだけ掃除したら後は射線を避けつつ前線を押し上げる形かな?」

「昔のゲームなら壁は崩れない建物もイベント設定している所以外崩れない、戦車砲すら跳ね返す鉄壁の盾だったんですけどねぇ…作りが荒い物は2つ重なると壁貫通して来て即死してましたけど、特に最高難易度だと敵の手榴弾の数が無限になりますし、倒さない限り毎秒2個から3個飛んで来るぶっ壊れ、そして前述の重なると爆風が壁を貫通するバグが発生するので…でも倒しても無限湧きなのでどうにかして前に出ないとダメっていう、そう言うゲームも有りましたねぇ…」

「今は進化して無敵の盾所か戦車砲が当たれば崩れる、迫撃砲でも崩れるか穴ポコが空く、爆弾が設置されていると崩れる、RPGなんかは容量が増えれば増えるほど映像方面に走ってダメになる物が多いけど、逆にこっちは容量が増えれば増えるほど出来る事詰め込める物が増えて来てリアル寄りになってきてるよね、弾は風と重力の影響を受けないけど」

「そこまでリアルにすると不評になりますからね、盛り上がっていて世界大会が有る様なFPSTPSは全てまっすぐ飛んで行きますからね、着弾までの時間差はありますけど、あまり気にする様な物ではないですね、適正距離で使えばトリガーを引いてから着弾するまでの時間はどれも同じですし、全て同じ距離であれば大分変ってきますけど」

「まあ、そうね、それでもゼロコンマ数秒とかの違いだから、ハンドガンで狙撃するにしてもあまり気にはならないけど」

「大体最大でも50メーターとはされていますけど、それはちゃんと狙えて打てる範囲で…ですからね、実際の射程距離は短い物でも1キロ前後あるわけですし、それで頭部を正確に撃ち抜けるなら銃なんて何を使っても良いんですよね」

「そうそう、だから結局取り回しの良いハンドガンに落ち着く、このゲームもそうだけど、威力の減衰はかなりきつめに設定されてるけど、射程距離自体はハンドガンでも2500メーター、一番飛ぶ物に比べると半分くらいだけど、実は弾が小さくて影響を受けにくいからアサルトライフルとか、スナイパーライフルより射程距離が長いんだよね」

「まあ、減衰が他の物よりきついので、的確に急所を撃ち抜かないとまったくと言って良い程ダメージが無いに等しいんですけどね、同じ距離で撃ってハンドガンが1とすれば同じ弾を使うサブマシンガンも1、アサルトライフルが4、スナイパーライフルが8、対物ライフルが15位ですね。

至近距離で対物ライフルをぶっ放して胴体に当てりゃ即死です、スナイパーライフルは当たり所にもよるので2発、アサルトライフルも3発、サブとハンドガンは5発位ですね、まあ設定にもよるんですけど、5発も胴体に打ちこめばもう内臓が完全にいかれてダメージ倍率が上がりに上がって死亡判定って感じで。

そこに威力減衰が加わって距離によっては倍かかったり、1発余分に打ちこむだけで良かったりで変ってきます」

「問答無用で即死の急所に打ちこむ限りは減衰を気にする必要は一切なし」

「それが出来るのはお兄さんと1号ちゃん…後ゲーマーなメイドさん達位ですかね?」

「本気でやり合うとそうなるね、その場合全員芋虫になってその場から動かなくなる、射線が通ると確実にお互いヘッドショットで相討ちか、もしくは移動中に頭撃たれて終りになるから誰も動かなくなる」

「対戦系は大体そうなりますよね、プロゲーマーみたいにカチコメーって感じで動けないんですよね、実力が拮抗しているからこそ動いたら確実に負けるんですよ、だから動けなくなる、牽制するために手榴弾や閃光弾なんかが有りますけど、それも効果ありませんしね、自分の位置からは周囲がはっきり見えて相手からは死角、手榴弾と閃光弾はどこから投げても効果範囲外、当っても減衰してカス辺り、位置は分かっても攻め込めない、移動している間に他から撃たれる可能性も有りますし、チーム戦の場合綺麗に互いをカバーできるように配置して展開して引籠りますし、全員が敵の状態でもそれはそれでいつどこから必中のヘッドショットが飛んでくるか分からないので…あ、ダウンした」

「話しながらプレイするのがゲームプレイ動画の基本では有るけど、集中しなさ過ぎも最高難易度だと辛いね」

「ごめんちゃい」


「さて、意外とサクサクッと本編をクリアしましたので、今から夕食ですね、夕食はお昼と違ってちょっとお店で食べ様と言う事で、また一旦停止ですね、食べ終わったらまた再開します、夕食後はお兄さんとチームを組んで野良のランダムマッチで各部屋にお邪魔しますのでそのつもりでー」

「私はちゃんと加減するから安心してねー?」

「でもオンライン対戦はヘイトとかそう言う概念は無いんですよねー…まあ、AIが敵ではなく、中にちゃんと人が居る対戦だから仕方ないんですけど…レーダーに映り辛くなったり見えなくなったりすると、見えない所で空打ちしてヘイトマックスにし続ける身も蓋も無いせんぽが出来てしまいますからね、仕方のない事と言えるでしょう、それじゃ夕食を食べに行ってきまーす、今日の夕食はちょこっと話題に出ていた和食レストランです、そこでマツタケの土鍋炊き込みご飯を食べてきます、それでは」


「さて、入って早々時間の掛かる炊き込みご飯は注文しましたけど、他に何を頼みましょうかね?」

「私はアサリの味噌汁、それと揚げ出し豆腐に山菜の天ぷら盛り合わせ、普通の茶碗蒸しとあっさり出汁の牛鍋かな?」

「牛鍋…良いですねぇ…大にしてシェアしません?山菜の天ぷら盛り合わせも」

「良いよー」

「じゃあ大に変更しまして、私はドライ白ネギと揚げの味噌汁と、揚げ出し豆腐なめこ付き、カニ茶碗蒸しで…待ち時間に何か軽い物でも摘まみます?」

「そだね、塩昆布キャベツと蒸しエビの湯葉包み、それとプチプチ寒天寄せ」

「よし、注文完了、キャベツと湯葉包み、寒天寄せをちびちび摘まみつつ残りを待つだけですね」

「取りあえず飲み物を取ってくるけど、どれにする?」

「無難にお茶…と行きたい所ですけど、先に来るのはおつまみですからね、レモンジュースの炭酸割りでお願いします」

「はいはい、それじゃちょっと行って来るねー」

「まあ、目の前何ですけどね、ドリンクサーバー」

「仕切り1枚隔ててるけどね、と言うわけではい、レモンジュースの炭酸割り」

「近くに陣取るとこうやって仕切り越しに受け渡しが出来るのが良いですよね、人通りも多いですけど」

「ドリンクバーも注文すれば飲み放題だしね、あ、おつまみが来た、それじゃちびちび摘まみながら待ちましょうかね」

「このプチプチ寒天寄せ地味に良いですよね、普通なら不揃いはばらして整形して固めますけど、あえてバラバラのまま出汁に漬けて、それをあっさり出汁の寒天に入れて固める、数の子だけだと食感とあっさりとした出汁だけなのと見た目が…なので真ん中にズワイガニの解しで赤色と白色、一番上に三つ葉で緑色と」

「値段が値段だからまあ小さいけど、大きくても半分以上が寒天になるだけだし、これが丁度良いと言えばちょうどいい、数の子のプチプチにズワイガニのほんのりとした塩気、三つ葉は主張もせず邪魔もせず、少しだけシャキッと」

「キャベツも全く苦味も無く甘みと塩昆布の塩気だけ、臭いも無く食べやすいのでこれで野菜を取るって事も出来ますよね、パリパリとした食感で水分が抜けた感じは無いのに中までほんのりと塩が入ってますし…これを肴に疑似レモンサワーをグイっと…これが良いんだなぁ…キャンピングカーに戻ったらコンビニに寄ってお酒を買おうかなぁ…」

「つまみは無いけどね、後予定してるオンライン対戦が流れる」

「そこはほら、テイクアウトもできますし、酔っ払いで実況も悪くない物ですよ、完全にダメだってなったらお兄さんがもうぶった切って録画終了で良いですしね」

「まあ…そうねぇ…」

「と言うわけで、テイクアウトでプチプチ寒天寄せと蒸しエビの湯葉包みを2つずつ頼んでおきましょ」

「蒸しエビも結構美味しいもんね」

「さて、疑似レモンサワーを追加して、もう暫しのんびりと待ちますかね」

「そうだね」

プチプチ寒天寄せ

読んで字の如く、プチプチとした食感が楽しく美味しい寒天寄せ、数の子でもとびこでも

段を作るなら先に数の子をバットに敷いて寒天を流し込んで、その上に赤と緑の物を追加して行く、段を作らないなら気にせず混ぜてしまえば良い

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