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ゲストで参加 限界を超えた

「はい、皆さんお早うございます、レコードを塗り替えるバスを釣って無様に負けたお姉さんです」

「おはよう、世界記録を塗り替えてたらしいけどそれ以上を持ち出されて負けたお兄さんです…このやり取り要る?」

「要ります、必要です、これに関しては宣伝を頼まれてますのでがっつり行きますよ、詳しく知りたい方は過去動画、バスプロの登竜門にルアー1種類で挑んでみた、を参照してください、お姉さんチームが無様に敗退している様が見れますよー?

それからその大会の公式ホームページですね、馬鹿みたいにでかいバスがでかでかと載ってますよー?一部界隈でニュースにもなったので知ってる人は知っていると思いますが、知らない人は大会公式ホームページ、または雑誌を持ってる人に見せて貰ってください。

ちなみに出入りは兎も角、今後の参加は禁止されました、一ヶ所だけじゃないですよー?全国で行われる大会全てです、悲しいですね、参加が禁止なだけでゲストで呼ばれることは有るかも知れませんので、どこかの大会で会うかも知れませんね。

参加禁止の理由ですがまあ簡単ですね、大会を実質2時間で終了させたからです、接戦でも何でもなくぶっちぎりで、急遽終了させるしかないという状態にしたからですねー…ほんと何やってんでしょうねこのお兄さんチームは…」

「ただその湖に住んでいるバスを釣っただけなんだけどねぇ…」

「お兄さんチーム全員の視点とお姉さんチーム全員の視点で12個、編集して纏めたりしてる物が3個で計15個動画が有ります、時間が有れば飛ばし飛ばしでも良いので見てくださいねー?

必死に阻止しようとしていたクッソ無様なお姉さんが見れますよー?」

「宣伝もまあ程々にね?1円も入らないけど、で、今日は何をしにここに来たんだっけ?」

「ちょっとした小さな大会のゲストですね、大会運営から持ちかけられたので運営は知っていますが、参加者達にはまだバレてないと思います、今日は愛車の軽トラックで来てますからね、トレードマークになりつつあるスーパーカーはないですよー?

私の本来の愛車は軽トラックですよー?そもそもスーパーカーだと道具が乗りませんからね!幌付き軽トラックが最強です、でまあ現在まだ車から降りずに潜んでいるわけですが、今回運営から持ちかけられた企画は参加者全員対私達2人、誰か1人でも私達より大きくて重いのが釣れれば特別賞が出ると、まあそう言った企画です、初回から見ている人は分かってるかもしれませんが、当然使う道具はサイコロで決めますよー?運営もそれを承知ですからね、一応規定に沿った道具しか使いませんのでご安心を。

ではサイコロいきまーす!」

「やっぱり規定に沿った道具だけだとそんなに面数の多いサイコロは使えないよね」

「12面ダイスでも十分でしょう…8、アジングロッド、ルアーは100面で…6メタルジグですね、イカ釣りお姉さんからアジ釣りお姉さんに転職ですかね?まあ動画内で一度もイカを釣りに行ってませんけどね、次行きましょう、サイコロコロー…3、特に面白みも無く穴釣り用ロングですね、穴釣り用と言いつつ120センチほどあって、それ以外にも使える意外と万能なやつです、ルアーは…22、ノーシンカーのマス針、ワームがチューブ、また酷い組み合わせを引きましたね」

「1.5インチが有るからまだ…飛ばないからとにかく近場で狙う事になるけど多分何とか…」

「はい、まあこんな感じで道具を決めた所で、開会式も終わったようなので行きましょう、今回もおかっぱりなので1匹での重量です、ボートでの大会は…まあ大会運営からお呼びがかかるかどうかですね」


 さて、ロッドは兎も角リールは何時もの金ぴかスピニング、糸も細くて切れないので問題なし、問題はマス針ってことだよねぇ…バス用に売っている物ではなく、トラウト用に売っている返しがついていない物…取りあえず8…いや6から試すか、まずはチューブをお尻から入れて糸に通して、二つ目は普通に針にちょん掛け、これで行ってみよう、あえて逆さまかつ糸だけ通した状態にして、変な動きをするように、せめてフリックシェイクとかなら良かったんだけどねぇ…ワームの重量が嵩んでもマス針だから盛大にずれる可能性も出てくるし、難しい所だね。

 事前に説明されているエリアの端の方に移動し、立ち木や葦が有る所に陣取り、糸は切れないので潜り込まれること前提で強気の攻め、あまり強く引くとチューブの頭が針に刺さってずれるのでゆっくりとしたアクションで…特に反応が無ければすぐ別方向に、せめて噛みつぶし一個でもいいから重りが有ればなぁ…そうすればチューブを針から離れた場所で止める事が出来るのだが…お姉さんのアジングセットの方が釣れる気がしませんかね?

 各所で5回ずつ投げて駄目だったのでちょっとワームの変更、使用する物はチューブのまま変わらないけど、大きいチューブの中に小さいチューブを詰めて重りの代わりにしましてー、更にそれより小さいのをもう一個詰めまして、お尻から針を刺して出来上がり、もうフォール専用だね、アクションさせて食わせるのは放棄、ちょっと投げて沈む速度を見まして…いい感じじゃない?3層構造になってるからスカートが増えてわちゃわちゃしてるけど、これでもう一回立ち木の方に投げてみよう、さっきまではほぼ沈まなくて微妙な感じだったしね。

 立ち木より少々奥に投げまして…糸はこっちから送り出してほぼ真っ直ぐ…たまに指で止めて斜めに、底に着いたら回収、落とし方を変えて何度か試したら別の方向へ投げる、回収、投げる…そして3ヶ所目でフォールに反応したのが食いついてきたのでしっかり針をかけ、ばらさないように慎重に寄せてキャッチ、んー…ちょっと太り気味で2200位かな?大きさも目測58、取りあえず計量行ってきまーす。


「今回の大会は川じゃなくて湖ですので、そこそこ広くてメタルジグが普通に使えるのが良いですよね、木が沈んだりしている所は狙ったら根掛かりしてロストするのである程度落としたらすぐ回収、底までは落とさない、何所まで落としたら沈んでいて根掛かりするとかはもう感ですね、心配な場合はフックが着いてない物を投げて、そこまで沈めて把握するのも良いですね。

一応制限が有るので重りだけを投げるという事も出来ないのでジグを投げ込むことになりますけどね、今回はそれ無しの感のみです、狙うのは主に岩場ですねー、岩場も針が掛かってしまうともう駄目ですが、根掛かりした時に竿先を突っ込んで外すってのが有りますけど、あれをやるとティップがバキっと行く可能性が有るので、高い竿の場合やらないほうが良いです、安い100均とか380円のコンパクトロッドが有るじゃないですか?あれにスナッフを着けてですね、まあ近場ですよ?近場の場合、こう…引っかかった場合ですね、こう根掛かりしている方のラインに掛けましてコンパクトロッドを伸ばして水中に竿を突っ込みまして、片方の手でちょっと糸を張って、もう片方の手で安いコンパクトロッドで押してあげると…近くならまあこれで大体取れますね、針が気に食い込んだりしてると無理ですけど、思いっきり引っ張らない限りは近場ならこれで大体行けます、遠くで引っかかった場合は何度も糸を弾いていればそのうち外れまず、思いっきり引っ張ると駄目になりますけどね、スナッフを着けた重めのナス型重りを糸に通して送り込むのも外す方法の1つですね。

ちょっと奮発して買った万単位の竿先を折ってしまうか、コンパクトロッドならもし折れてもワンコイン位の被害で済みますね、材質的に竿先が折れにくいので早々折れませんけどね、むしろリールシート辺りから折れる事の方が多いです、持っている竿を突っ込んだりするのはプロの方がやってるからって真似しちゃダメですよー?彼らはスポンサーから送られてくるので道具が余ってるから折れた所で痛手じゃないんですよ、近場で根掛かりした場合は安いコンパクトロッドを突っ込むほうが出費が少なくて済みます、外した後は畳んで糸を巻いて、適当に腰に刺しておけば大丈夫です。

というかなんで大会中に根掛かりの外し方講座をしてるんでしょうね…まあやり方は人それぞれですが、奮発して買った高いロッドを折るより、コンパクトロッドを使って外すか、いっその事ルアーを諦めるか、その方が出費は少なくて済みますね、目の前で根掛かりしたからって竿先は突っ込まない事です、突っ込むなら安いコンパクトロッド。

遠くで引っかかった時はこうですね、糸を軽く張って指で引いて放す、これの繰り返し、頭が引っかかってるだけならこれで外れます、頑固な場合はナス型重りをつけまして、ルアーまで送り込んでちょっと揺すってあげると…外れます、後はさっさと回収して重りを外してまたキャスト、他にも外し方は色々あるので自分で色々試してみてください。

しかしあまり反応が良くありませんねぇ…時間的にトップにいるでしょうし、メタルジグだとこういう時が辛いですね、落ちた瞬間と短時間だけのフォールのみになりますし、ゆっくりとしたフォールは無理ですし、少々強引に表層付近を行ったり来たりするようにしてみましょうか。

少し遠くに投げて、着水したらすぐに軽くしゃくりながら沈まないペースで…お、掛りましたね、ドラグが中々良い音出しますねぇ、PEなので切れる事はまずないでしょうが、そこそこ大きいんじゃないですかね?」


 計量は終わったし、後はもう近場で適当な魚でも釣ってようかな、針のサイズを下げて一番小さいチューブのちょん掛けで、時間が経って人の少なくなった流れ込みの所に行ってみようか、ブルーギルとかウグイが居れば多分釣れると思う、ニゴイがくる可能性もあるけど…まあやってみないと分からないね、以前と同じように初めての場所だし、いつもの湖のようにブラウンとかはいないと思う…

 ノーシンカーのマス針で1.5インチと言う時点で飛ばないのはもうわかってるから、ピッチングでちょっと距離を稼ぐ、後は流れに逆らう様にゆっくり…何か掛かったね、そんなに大きくはない…かな?ブルーギルと言う感じはしないし、ウグイかな?…ウグイだね、20センチあるかないかくらいの、ササッとリリースしてもう一回。

 人が散ったのは時間と言うよりウグイとかニゴイばかり釣れるからだね、後たまにブルーギル、大きいバスが小さいウグイとかを狙っていれば大きいのが釣れる可能性もあるけど、ビッグベイトを投げたら投げたで全部散っていくから駄目っぽいね、計量は終わってるからこっちはもうこれでも楽しめるけど、ちょっと針とワームをサイズアップして大きいのを狙ってみようか、今使ってるのは10だけど4にして、チューブも3インチにしてやっぱりちょん掛け、さっきより重量も有るので普通に投げて、流れに乗せて余り巻かない、ちょっと引っ張ってはまたそのまま流す、少しずつ少しずつ登ってくる感じで…よし掛った。

 おー…走る走る…針が外れやすいから無理は出来ないし、暫く走らせて、頭がちょっとこっちを向き掛けたら巻く、抵抗が強くなったらちょっとドラグを緩めて走らせる、結構走り続けてるけど何だろうねぇ…この大きさはウグイではないし、ニゴイかバスのどちらかだね、ちょっとずつこっちに依ってきてるし、そろそろ…キャッチ。


『えー、皆様お疲れさまでした、ただ今より結果発表をいたしますのでその場で座ってお待ちください、呼ばれた方はお立ち台までお願いします、では第5位、971グラム…』


「おつかれーぃ、お兄さんの方はどうでした?こっちはぼちぼちのが釣れましたけど、今発表されている順位ですと負ける気はしないですね」

「こっちは2回計量したかな?2回目の計量は無事1回目の計量を超えたからずっとウグイとか釣って遊んでた」

「余裕ですねー、お?そろそろ1位が発表されますね、そろそろ呼び出されると思いますので準備をしておきましょう」


『それでは、次に特別ゲストをお呼びしましょう、知っている人は知っている、知らない人は知らない、そんな方達です、どうぞ』

「はーい、どうもどうもー、イカ釣りお姉さんと穴釣りお兄さんだよー」

「どうも、穴釣りお兄さんです」

『本日の大会は御二方にこっそり参加して頂いておりました、なお御二方の釣ったバスは順位には影響しませんのでご安心ください。

それではサプライズの内容を発表いたします、御二方より大きい、または重いバスを釣った方には特別賞が贈呈されます、特別賞はこちら…ソフト、ハードの2種のルアーのつかみ取り、アルミボートまたは10万円分の商品券!なおどちらか1人に勝てば特別賞が貰えます。

まだ発表はしませんよー?自信があるかどうか入賞者たちに聞いてみましょう、どうです?勝てると思いますか?』


「それで、どれくらいの物を釣ったんですか?」

「度重なる酷使で竿が限界を超えたくらい?まだ折れてはいないけど、内部に亀裂が入った感触は有ったね、次に大きいのが掛かるとバットから折れるかも?」

「あー…帰りに新しいのは買って古いのは廃棄しないと駄目ですね…」

『ではゲスト達が釣り上げたバスを持ってきてもらいましょう、どうぞ!』

「行きますよー、どうだぁー!」

「はい、これです」

『御二方の記録はお姉さんが54センチの1747、お兄さんが65センチの2871!1位の方は重さこそは負けている物の55センチでしたので特別賞が贈られます!おめでとう!』

「ありゃ、大きさで負けてしまいましたか、しかしそれでよく65センチとか釣れましたね?」

「ウグイとかニゴイしか釣れない所でちょっとね、誰も居なくなったからそこでウグイとか釣って遊んでて、ちょっと大きいの狙うかなーって大きめのチューブに変えたら一発だった」

『なお、お兄さんの方は1回目の計測でも60センチ2348グラムを持ってきております、1回目で大会レコードを変えていますが2回目でもう一度塗り替えてます、が、記録には影響しないのでレコードは変わりませんのでご安心ください。

2匹目を釣った場所は皆様が早々に引き上げた流れ込みとの事です、お兄さんの見解ではビッグベイト等では餌となる小さなウグイが散ってバスがそれを追いかけていなくなり、ワイヤーでも駄目、ミノーなら流れに乗せて漂わせていたら掛かっていたのではないか、との事でした、後楽しむことを忘れないのが一番だそうです。

では1位の方つかみ取りをどうぞ、まずはソフトルアーから…次にハードルアー…最後に商品喧嘩アルミボートかをお選びください、商品券ですね、以上で商品の授与は終わります。

続いて御二方の使用タックルを紹介して頂きたいと思います、大丈夫ですか?』

「はいはい、いいですよー、今回使ったのはこれですね、アジングロッドにリールは惜しまずハイエンドでメタルジグ、今日の道具はこれですねー、腰に付けてるコンパクトロッドは根掛かりを外すための物です、これはまた後日動画を上げるので参考にしてみてください、奮発して買った竿を折るより安上がりでいいですよー?」

「私の道具はこれだね、穴釣り用ロングの120センチ、リールは以前の大会でも使用した自作の手作り、ノーシンカーのマス針にチューブワームのみ、重りが使えないからちょっと大きいチューブに小さいチューブを詰めて重さを稼いでフォールのみで狙ったり、流れ込みでは軽くして流れで泳がせてみたり、途中からはもうウグイとニゴイを釣って遊んでたかな?」

『…今回も道具を限定して釣っていたようですね、詳しくは御二方の動画を見て見てください、やってる事は割と滅茶苦茶ですが参考になる部分は多いと思います、道具は使い方次第で結構化けます。

それでは皆様お疲れさまでした、ゲストの御二方も有難うございました』


「いやー、終わりましたねぇ、もう少し頑張れば特別賞は阻止できたんですけどね」

「流石にこの湖でメタルジグは厳しいでしょ、立ち木とか葦が多いけど、底にも木が沈んでて引っかかりやすいし、トップウォーターかミノー、ノーシンカーリグで狙うのが良いっぽい」

「見たいですねぇ、道具の制限なしにやると面白いくらい釣れますね、その代り小さいやつばかりですけど」

「大きいのはもう慣れちゃってるのかもね、何か変った、ここだと使われないような物の方が興味を引けるかなぁ?」

 フリックシェイクやシャッドテールを試してみると、反応は良くても釣れるのは20から30ばかり、巻き物も同じく小型ばかり。

「どうですか御二方、この湖は?」

「そうですねぇ、大型のバスはもう慣れに慣れてスレちゃってるから、周りが普段から使うような物だと無理なんじゃないですか?

流れ込みの方でミノーやシャッドを試しましたけど、流れに乗せて流さず、アクションを辺に付けたり、そのまま巻き取ってきて来るだけでも駄目、ラトル音がした時点でもう見向きもしないですね、左右に頭を振ったりするタイプのルアーでも駄目でしたね、偽物と本物を完全に見抜いてベイトを食ってます、ただ少し変な事をすると食いついては来ますね、集まっているウグイやニゴイ達の様にその場でとどめたり、少しだけその群れから離して孤立させてやると食ってきます、ラトル入りはやっぱり駄目ですけど」

「なるほど…お兄さんの方は?」

「んー?そうだねぇ…最初に釣ったのはこの詰め込んで重量を増やしたチューブかな、針を刺したのも頭からじゃなく下から、フリーにしておくと頭から落ちるけど、ちょっと止めると変な落ち方をする感じ、フォールでしか使えないから微妙な所だけどね。

後は4番のマス針に3.5インチチューブのちょん掛け、流れ込みで流れに任せてほぼ巻かない状態、それであのサイズかな?今は制限がないから色々試してるけど、それだと反応は良くても全部小さいね」

「ワイヤーベイトも大小含めて駄目、ラトル入りで寄ってくるのは小さいのだけ、変にアクションをつけると大きいのはもう来ない、大きいのを釣るならどれだけ自然に溶け込ませて騙せるか、もしくは何か奇抜な見たこともない物で興味を引くか、このどちらかって所だねぇ」

「なるほど…」

「結構難しい湖に仕上がってると思うよ、流行りだとか、これは絶対釣れるって言うのが通用しない感じ、集魚剤が使われているタイプのワームもダメかも、匂いでもばれちゃってる感じ、本物と全く同じ匂いにすれば寄っては来るかも?って所、小さいのは良く寄ってくるんだけどね」

「このチューブはほぼ無臭で集魚剤とかそんなのがない、ただの保存液だけの昔のチューブだね、まあ…たとえば…この塗るタイプの集魚剤かな?これをちょっと塗ると…こんな感じで小さいのは直ぐ来るけど、大きいのは離れていく感じ、ウグイとかも集まっては来るけど。

ちょっと付け替えて、見える所まで大きいのを誘いだすと、何もしていないこれには興味を示して寄ってきてて、集魚剤を塗った物を入れると直ぐ離れていく、多分この匂い以外の物は食べちゃいけないってなってるんだろうね、無臭だと確かめに寄ってくる、でもこれはソフトルアーの場合だね、大きいのが食いつくかどうかも運次第、小さいのは匂い有り無しお構いなしだから」

「中々に難しいですな、今日の1位と2位の方の50台ですらここ数ヶ月は釣れてませんでしたし」

「要所要所に潜んではいるみたいなんだけどね…おっと、これは大きい…あっ…」

「あー…折れたかぁ…なんで大きいのが掛かったら折れるってわかってたのにまだ使ってたん?」

「そのまま廃棄するよりはもう最後まで使い倒してやろうかと、ティップ、ベリー、バットで綺麗に三分割、糸は切れる事は無いけど…目測で…63位かな?重さも2500くらい」

「いやはや、こうやって目の前で釣られると、初めての場所なのにホームにしている人達より把握しているというのが良く分かりますね、そう言えば報酬はどうしましょうか?」

「あー、特に無くても大丈夫ですね」

「竿がたった今折れたようですが?」

「大丈夫ですよー、これ1本3000円くらいの竿ですから、酷使し続けた結果限界を超えただけですね」

「80センチのブラウンを釣った辺りで内部に亀裂が入り始めて、今日の2匹目で限界ギリギリ、今のこれで限界が来たって感じだね」

「それだけの物を釣って貰えれば本来の使い方からはちょっと離れていても本望でしょうな」


「さぁて、現在はゲストで参加した帰りですが…ちょっと録画外で色々ありまして…なんと、穴釣りお兄さんの竿が見事三分割!と言うわけで新しい竿を買いにやって参りました、アレですね、ブラウントラウトとの格闘が響いていたようです、こんな感じに綺麗に折れちゃってます、もう限界が来てて折れるのを分かってて使う方も使う方ですけどね!

と言うわけで2代目穴釣り用を買いましょう、以前と同じ物の色違い、やべぇのべ竿みたいに折れない穴釣り用ロングが有ればいいとは思いますが、それだと折らない様に釣る、と言う事が出来ませんからね、あれマグロもぶっこ抜けますからね、それと同じ物で作られたら無理やり引き寄せる事が出来るので面白みもないですしね、やっぱりこれでしょう」

「折れないに越した事は無いと思うけどね…」

「本当は折れる瞬間の映像が撮れていればよかったんですけどねぇ、完全にオフで漏らしちゃいけない情報が有ったので撮っていたとしても折れてるシーンと釣り上げた物だけになっていたでしょうけどね。

多分今撮影してるのは編集でゲストで参加していた物の編集版の後ろにでもくっ付けると思いまーす、取りあえず支払いを済ませて早く帰りましょうかね、お仕事を前倒しで片付けないと何処かに呼ばれても行けないんですよね、A1からA5が居ないのは彼女たちの仕事が終わってないからです、実に単純ですね!まあ給料は良いので頑張って貰いましょう、次回はきっと参加できるはず。

はい、それじゃまたねー」

無様に負けたお姉さん

レコード記録確定!と意気込んだは良い物の、当初の予想通り有りえない物を持ち出されて敗北した

釣り竿とかは兎も角、ルアーの制限をかける事には成功したのに…


幌付き軽トラック最強

釣り竿やボックスが幾らでも詰み込めちゃう、動画撮影のお供

何時ものスーパーカーはファイブAが運転、恵里香さんは軽トラックで道具の運搬

コンパクトや5ピースロッドならスーパーカーでも余裕で積み込める、ただし道具はそれほど積み込めない、サイコロで全てを決めるので竿の種類も道具の種類も膨大、軽トラックに積み込まないと運びきれない


特別賞

色んな意味で特別、40台すら釣れる事が稀になっていた

1位の人はアルミを持ち運びできる環境や仕舞って置く場所がないので商品券を選んだ、ボートは15万のそれなりの物


3分割

80センチのブラウンとの格闘で小さな亀裂が内部に出来てた、そこからじわじわ広がり、2匹目でもう危険な領域、3匹目のバスで綺麗に3分割された

穴釣り用ロング2ヶ月でリタイア!酷使し過ぎである

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