ぶわぁちぁるりありてぃ そこまでリアルにしなくても…
「買い取り総額は12万7800ペッタンコになります」
「はいはい」
えーと、これで貯金が79万ペッタンコ、日帰りで行ける範囲だと大体10万行くかどうか、たまに変なのが混じってきてちょっと増える位…まだ家は借りてなくて斡旋所住まいの家賃が週3500、ちょっと良い物を食べて食費が一日当たり3500、収入が週70万で安定…そろそろ家借りるかなぁ…
冷暖房もなければ水道も無し、お風呂は共用の物があるが自分で水を汲んで、薪を燃やして沸かしましょうと、光熱費の掛かる要素がほぼない部屋住まいなので家賃が安いだけ、逆に言えば冷暖房も水道も要らない、薪も街の外で拾って来れば薪代はいらないのでお風呂もお金はいらない、井戸から汲んで運んでくるのに時間がかかるだけ、慣れてしまえば悪い環境ではないのだが…
やっぱり蛇口からダーッと流したままにするだけの方が楽でいいよね、空調が無いという事はじめじめしている時も室内は湿っぽい、室内で休憩中なのに尻尾の毛などがベターっとした感じになるのは何ともねぇ…
なので今日は家を借りに行こう、受付で週当たりの安定した収入を出した書類を書いて貰えれば、そこそこ悪くない所には住めるはず、確か…20万の所を借りる場合月60万くらい稼げればいいんだっけ…?今は1日10万前後の週70で安定、今の生活を続けて月280万、遠出すればもうちょっと稼げそうな気もするが、家を借りてからでもいいかな?
「えーと、週70の月250の見込みあり、現在の貯金が79…紹介できる所はこの辺りまでだな」
「ふんふん、意外と少ないね」
家賃月5万と15万、20万、25万と刻み、50万と100万まで、家賃が月50万とか100万ってどんな豪邸なんだ…
「それじゃあ物件の説明をするぞ。
月5万がトイレにお風呂に空調付、台所は無くてちょっと狭い、部屋も1部屋なので使用人は雇えない。
15万から25万は価格が上がるごとに1部屋増える、15万でも2人で暮らすにはちょっと広い位、25万だと使用人を3人まで雇えるな、家賃以上に雇用費で最大450万は掛かるから考え無しに雇わない様に。
月50万と100万は他の家には無い機能付、今まで行ったことのある他の街やダンジョンなどの前に移動できる装置が付いている、ただし一方通行なので帰りは自分の足で帰ってくる事、それでも片道分だけの荷物で済むのは結構なメリットだな。
それとついでに一定期間雇用費の掛からない使用人が1人、100の所は2人ついてくる、雇用費が掛からないのは借りてから28日間、気に行ったら継続して雇うも良し、今一つであれば契約更新なしでまた気が向いた時に募集すれば良し。
他に何か質問は?」
「使用人を雇用では無く買い取る場合は?」
「そこは交渉次第、フルに働いて年1800、大体30年で働き終えたとしてその分丸々で5億4000万。
交渉次第で増える事も有れば2億位まで減る事も有る、これは根気よくだな。
それに買い取った後に今いる使用人より良く働いて仕事を仕事とも思わない使用人が出てくるかもしれない、買い取ったのを手放しても払ったペッタンコは戻ってこない、だからその辺りは良く考えてからだな。
後当然だが買い取ったからってむやみに暴力はご法度、行き過ぎた罰は即御用で牢屋行、まあ大事にしてた物を壊したり、言いつけた仕事を全くしていなかったりした場合は程々であれば大丈夫、尻叩きまでなら誰も何も言わない、反省するまで躾ける事、解雇された時に他の所に行っても繰り返すかもしれないからな」
「じゃあ次に、賃貸ではなく家を買う場合は最低どの程度のペッタンコが必要?」
「土地と言えは国の管理だから…これだな大体一番安い所で2500万、買ったら買ったで毎日景観を損なわない様に花壇の手入れや草抜きなど庭の手入れ、窓ガラスもひびが入っていたりしたら直ぐ交換したりする義務がある、要は見えるところくらいは綺麗にして綺麗な街並みを守りましょうってやつだな、室内は汚れてても誰も何も言わないだろうが、まあごちゃごちゃしてるのは物置位にしておけ。
で、一番安い家とは言え高い買い物であるのには違いない、なので使用人も3人ついて来て転送装置付き、使用人の無料お試し期間は3ヶ月だな、使用人を無料で3ヶ月使い倒したとして1350万ペッタンコ、家の価格は実質1150万だな」
「高いのか安いのかよく分からんね…」
「まあよく考えて買う事だな、一番いい場所で一番いい家となるとそれ事200億ペッタンコとかかかるからな。
かわりに使用人が30人、全て無料で永続雇用、不都合が有った場合は斡旋所に連れて行って他の使用人と交代して貰えばいい、まあ主に見た目を好みの使用人に総入れ替えするかしないかくらいだな。
家も家と言うよりはもう屋敷だな、部屋数も使用人の部屋を除いて空き部屋が50室、物置は別についているが、一杯になったら空き部屋を潰して物置にしても良いし、空き部屋に誰か連れ込んでも良いし、全部屋を使用人で埋め尽くしても良い、どう扱うか図った人次第だな」
「家を買うと大体値段に応じて使用人の無料お試し期間とか敷地が広がるって事でいいの?」
「そうだな、無料の永続雇用が付いてくるのは5億の家から、後は値段が上がる度に人数が増えていく。
お買い得さで行けば5億が一番だな、使用人を買い取る価格で家が一軒ついてくる、それも大体3億位の家が」
「ほほー…なら安定してきた場合は5億の家を買うのが良いのか…」
「家を買った場合は年間100万ペッタンコの支払い義務が発生、払えなかった場合は翌年に纏めて払えば大丈夫、支払い義務の中に水道やらなんやらの使用量がすべて含まれているから、2年連続払えなかった場合は水道とかは止まるぞ、家を売れとか追い出される事は無いがな、代わりに支払ってさえいれば何らかの理由で家が破損した場合、程度にも依るが無料で修繕してくれる、天災による全壊でも無料、ただし痴話喧嘩による倒壊は保証外だ、建て直している間の宿泊施設は無料で貸してくれるがな」
「なるほどなぁ…じゃあとりあえず50で、後50から5億に乗り換えた時に、今まで雇っていた使用人はどうなるの?」
「今雇っている方が良いのであれば今雇っているのが今後永続で無料になる、そのかわりついてくるはずだった使用人は雇用費が掛かる。
雇用費を払ってすぐ購入したのであれば、その払った月日の分だけは働いてくれるから損をする事は無いぞ」
「はいはい、じゃあとりあえず50万ペッタンコ」
「はいよ、使用人はこの中から選んでくれ、一度決めたら変更はできないからよーく考えてな、最終的には皆同じようになるから長い目でな、あまり得意じゃない分野が多くてもしっかり育てれば一流と呼ばれる以上に育つ、お勧めとしては得意分野が無し、普通もほぼ無し、不得手が大半以上。
最初の方は失敗するからしっかりと躾けて、不得手な物ばかりやらせれば一気に化ける、やったことが無くて不得手になっているだけで伸びしろが凄い、最終的に仕事とすら思わなくなる。
暫くは全部が全部仕事としてとらえるのでかなりのペッタンコが飛んでいくがな」
「じゃあこれとか最終的に全部得意になるの?」
「炊事掃除洗濯庭の手入れから何まで全て不得手、買い物すら絶望的、こいつなら最終的には全ての事を仕事とすら思わず、最終的には雇っているのに1ペッタンコの給与も発生しなくなるな。
買い取る時もペッタンコが不要になると思うぞ」
「じゃあこの子で、駄目過ぎても自分でどうにかできるし」
炊事掃除洗濯に庭の手入れや買い物に調合調薬何でもござれ、だてに毎日毎日狐さん達メイドを相手にしていたわけではないのだ!
「はいよ、それじゃあこれが家の鍵、それと使用人はもう家で待機中だ、鍵とはいっても場所限定の簡易転送装置だな、支払いを済ませていない物が無い限りは街中であればどこでも使える、真ん中のボタンを押せば家の玄関まで移動するぞ、使用人は合い鍵を持っているので買い物帰りに迷子になる事は無いぞ、途中で迷子の可能性もあるがな。
それじゃあまた何かあったら来ておくれ、失せ物探しから強盗殺人の犯人探しまで、全て解決できるからよ」
「はいはい、じゃあまた家を新しい所に移す時にでも」
さて、現在は月初め、来月に2ヶ月分纏めての支払いなので100万、使用人を継続して雇う場合は月初めに雇用費140万、うち月に40時間しか働かなかった場合は100万戻ってくると…何ともややこしい雇用形態…まあ働いていないのに全額持って行かれるよりはましか。
契約なので一応毎月初めに支払う必要はあるが、仕事と思わず働いてくれればそれだけ戻ってくるので雇用費はだんだん下がっていくような物、苦しいのは最初だけだな、なんにせよまずは仕事の割り振り、まずは集中して掃除から仕込んでいくとしよう。
ペチーンペチーンと室内に響くとても良い音、たまにヒギッ!とかひうっ!とか聞こえてくるが、必要な事らしいのでちゃんと躾けて置く。
「何で窓ガラスをふくのに熱湯をぶっ掛けたのかな…?温度差のせいで窓ガラス日々は行っちゃったんだけど」
「脂汚れはお湯で落ちると聞いたことが有るので、熱湯をかければ一発で落とせるじゃん、私って天才!って思いましたー!」
「お湯で落ちるというよりは浮き上がってきて少し落としやすくなる程度だね、だからって熱湯をぶっ掛けても何の意味もないよ」
スパーンと先程より強く叩いた所ですすり泣きはじめたのでお仕置き終了、お尻が真っ赤になっているのでベッドに寝かせ、冷えた濡れタオルをお尻に乗せておく。
「うっ…うう…ううぅぅー…だって初めての掃除だもん…誰だって失敗は有るもん…なのにパンツを下してお尻を叩くなんて酷い…」
「叩くときって布越しの方が痛いんだよ、あと何より音が良くない、躾けているって感じがしないからね」
熱を持ったタオルを冷やしてまた乗せつつ真っ赤なお尻の看病、手形は付いていれど痣にはなっていないし、あと数分もすれば痛みは引くだろう、痕は暫く残るけど。
「取り敢えず腕を出して、はい、5万ペッタンコ、痛みが引いたらひびの入ったガラスを交換するから、ちゃんとひびの入った枚数だけ注文してくるんだよ」
掃除だけに集中するつもりだったが予定変更、ここら辺りでお買物もちゃんと出来るか確かめておこう。
でも無理だろうなぁ、迷子になるか違う物を買ってくるか、それとも両方か、長い目で見れば最終的には最初から得意分野の使用人より遥かに良くなるらしいし、今は耐える時だな、ちゃんとできれば褒め、流石にこれは…と言った時はお尻を叩き…これただの飴と鞭だな、まあいいか。
「ガラスの注文は問題なし、大きさも有ってる、値段はちょっと高くついたけど許容内、よしよし、良くやったぞー」
「これ位当然!」
言いつけどおりにひび割れたガラス窓の注文をこなし、交換作業も問題なく完了、少々高くついたがひび割れる前のガラスよりは曇りが付きにくい、ちょっとやそっとの熱の変化で割れる事もないだろう、ただ…
「行って帰ってくるまで2時間、無駄な買い物は無いにせよ迷子になったか」
「外を歩くのは初めてだし、十分速い方では?」
「何所の箱入りのお嬢様ですか…」
まあ時間は掛かったが予想以上にっ結果は出したのでちゃんと褒めて置く、そして掃除を再開。
「割れたガラスにせよ生ごみにせよ、ここは基本的に分別する必要なし、全てこのゴミ箱に入れれば大丈夫。
一応越してきたばかりとはいえ埃っぽい所もあるから自分の寝泊りする所を優先して掃除するように」
「はーい」
「ちなみに私の部屋も勉強がてらに掃除して貰うのでそのつもりで、後時間的にあと2時間で終業、私の部屋を優先的に掃除して貰うので、埃っぽい部屋が嫌なら早めに終わらせる事、じゃあ掃除開始」
「うげぇ…」
嫌な顔をされた、ものすごく嫌そうな顔をされた、が、容赦はしない、いう事を聞くうちに叩いて伸ばして仕上げる、今日1日で何所まで成長するかはわからないが…
「まずは窓を開けて天井から、その後壁、床と段々下に持って行く、まずは拭き掃除と掃き掃除からやって行こう、ドアノブやら金属物はこっちでやるので後はよろしく」
掃除と聞いてお湯を沸かして熱湯を窓にぶっ掛けるような子だ、今は拭き掃除と掃き掃除以外をやらせるとどうなるか分かった物じゃない…少しずつ…少しずつだな…
「はい、今日のお仕事は終わり、後はもうゆっくり休んでね、一応追加で5万ペッタンコ渡しておくから、外で食事をするなり出前を取るなり、遊んでくるなりするといいよ」
「あなたはどちらへ行くのですか?」
「今からお仕事?依頼書なしの非正規だから時間制限はないし…帰ってくるのは22時くらいかな?じゃあ行ってくるねー」
さて、目指すは森の奥、ちょっと滝壺が気になってるんだよねぇ…何かありそうななさそうな…無いならないで採取して帰ればいいだけだし、でも何かあってほしいなぁ…今のまま午前中はお仕事の作業を叩きこみ、午後から稼ぎにとなるとちょっと収入が減る、もうちょっと効率の良い所を探さねば。
あ、ついでに転送で何所行けるか試そうっと…
「そう甘くはないよねぇ」
街を出て徒歩1時間、割と近場にある森には転送で来る事ができなかったよ…気を取り直して、目指すは滝壺、道中で採取をしつつ一直線に、あ、これいい値段で売れた茸だ、採取しておこう。
たまに寄り道も有ったが滝つぼまで到着、周囲は採取するといい値段になるものが沢山、程々に採取しつつ滝つぼを観察、裏に何かある様子は無し、流れ落ちている所も水飛沫でよく見えない…探すとすれば滝つぼに飛び込んでみるくらいしかないのだが、どうした物かね。
魚が泳いでる姿も見えるが釣り道具も無し、採取をしつつ泳いでいる魚をぼーっと眺めていると滝の上から落ちてくる丸太、落ちてきた丸太はそのまま滝壺に飲まれ、浮き上がってくる事無く何処かへ消えていった。
…ふむ、あれか、流れに身を任せるとかそう言うやつ…?ちょっと試してみよう、駄目でも濡れるだけで済むし、取りあえずこれを上って行かないとなぁ…
登れそうなところから崖を登り、それほど時間がかかる事無く滝の上に到着、落ちる前に取りあえず変わった物が無いか…ないね、そりゃただ崖を登っただけで植生が一変するなんて事は無いもんね…さて、それじゃちょっと流されていってみようかね、お碗か桃でもあれば葵さん所の昔話だなこれは。
川に入り、そのまま流れに乗り、滝まで一直線、落ちた後は当然滝壺に飲まれるが…浮き上がる事は無く、そのまま押し流されて竹の裏側と思わしき空間へ、水が溢れないと思ったらこうなってたのね。
流れに身を任せて飲み込まれるか、泳いで行かなければ入る事の出来ない場所、そんなところに出てきたとしたらまずやる事は…周囲の確認と採取できるものを片っ端から採取だね、頑張って稼がないと来月の支払いが…
きのこー…きのこー…こけー、こけーっこっこっこっ、こけー…洞窟内だけはあって苔とか茸がほとんどですなぁ…たまに苔から生えた花、これは…今日の稼ぎがちょっとヤバイネ、このままだと5万割るかもしれんね、まあそもそも受付が19時終了だから…換金は明日、朝一で換金すればいいとしても何とか10万に乗せたい所、ここは素材をそのまま売るよりは加工して売る方が良いか…?
これから午前中は掃除やら何やらを教えたりで家にいるし、その間に調薬なり調合なり…ふむ…そうと決まれば目についた物を全て採取、とはいえある程度残しつつ、残さないと次の物が生えてこないしね、取り過ぎは厳禁。
適度に残しつつ広範囲に、しかし…本当に苔と茸以外何もないな、場所が場所なせいだと思うけど…もっと奥まで行ってみるか、滝壺とは違う出入り口もあるだろうし、出た先に見たことが無い物が有るかもしれない、洞窟内に流れる川に沿って行けば外に通じているかも知れないし、川沿いに進めばいいか。
川沿いに進みつつ、道中に生えている茸も採取、しかしあれだね、こういう真っ暗なところに生えている茸とか苔とかって何かに良く効いたりしそうな雰囲気があるよね、ただの食用だったり庭先に有る様な苔だったとしても、こう言う所にあると特別感がある、少なくとも鑑定して同じ物だと分かるまでの間だけは。
川沿いから離れなすぎない程度に探索しつつ、2時間程あるいた所で出口らしきところに到着、外はもう少し赤くなっている、何だかんだで出てきてから4.5時間はたったのか、時計も…壊れてるね、これ別に防水の時計じゃないし、滝つぼに飛び込んだらそりゃ壊れるよねって…初めての報酬で買った2500ペッタンの時計、ここに眠ると…
まあ水没しただけだし、取りあえず乾かしてみて駄目そうなら今度は防水の奴を買おう、今は外に出て何が有るか、それとここは何所かを確認しないとね。
「で、その洞窟を抜けてくると此処に通じていたと」
「まぁ…そうだね…」
洞窟を抜けるとそこは今滞在している街ではなく、国境を一つ跨いだ先の街の近く、これは幸いと街に向かって行ったのはいいのだが…
「えー、と言う事は通行手形が無くて密入国の…取りあえず密偵かどうかの取り調べ、所持品の検査、身元調査…ただの迷子だったとしても暫くは牢屋の中で生活だな」
「えぇ…今日家を借りたばかりで来月までに100万ペッタンコ用意しないと駄目なんだけど…」
「それはご愁傷様、取調べにちゃんと答えてくれればそれだけ送還は早まるから、嘘はつかない事だな、それと荷物もほぼ没収になるが文句は言わない事」
「はぁ…」
いやー、どうしましょうね?採取した物の没収はまあ良い、お散歩ついでに集めるのではなく、これ以上は取れないというぎりぎりまで攻める、もしくは無視しているだけでその辺をうろついている魔物を討伐する手もある…後はどれだけの間拘留されるかだな…
「まあ早くて2週間、余り適当な事を言ってるとどんどん伸びていくからな」
仕方ないか…2週間も有ればどうにかなる、問題は使用人の子に渡したのは5万ペッタンコ…食費足りるかなぁ…斡旋所に併設されてる所なら定食は無料でもらえるけど…あの生活力だと駄目そうな気がする…今できる事は出来るだけ早く解放されるように願う事だけだな…
「でー、この洞窟の中がこうなっててー…地図上だとこうなってるから…この国か。
それでこの洞窟の先に有るのがこの森で…近くにあるのがこの街、間違いないか?」
「だね、そこから採取しながら滝の所まで行って、滝から落ちてきた丸太がどうにも浮かび上がってこないから滝壺の中に飛び込んで身を任せてみた感じかな」
「…嘘は言っていないと、名前は無し、これも嘘でもない、以上の事から本当にただ迷い込んだだけであると。
よし、もういいぞ、取調べは終わりだ、荷物は返せないが、明日密入国者を送り返す馬車が出るからそれに乗ってくれ、まあそれまでは牢の中に居て貰うが」
「はいはい、それじゃあ牢に戻りますかね」
取り調べは順番待ちだったので1週間ほど待たされたが、嘘などは一切言っていないので直ぐに開放されるらしい、明日になれば強制送還と言う形になるが帰る事ができる、これならならまだなんとか、ぎりぎり…でも無理かもしれないなぁ…家に帰った時の惨状が怖い…こういう時は…祈ろう、祈るような神様なんていないが、取りあえず家が無事でありますようにと…
1週間牢屋生活を送り、真面な食事もなく、密入国で取り調べを受け強制送還されて帰って来たけど私は元気です、そもそも飲食しなくても生きていけるしね。
さてさて、街中に入ったのでもう家に戻れるといえば戻れるが、詰所での引き渡しが有るのでまだ暫く待機、裁かれる物は詰所の奥へ、特に何もなく迷い込んだだけの場合は引き渡し後即解放、後者なので引き渡された後直ぐ家へ、さて、どうなってるかなぁ…
「お帰りなさいませご主人様、ずいぶん遅いお帰りのようでしたが問題でもございましたか?」
「あ、うん、ちょっとね?」
何か別れる前と色々違う気がするが、取りあえず家を見て回ろう、うん。
外から見た感じは綺麗、玄関も綺麗、そのほか部屋を見て回っても綺麗…お風呂も常に湧いていていつでも入れる状態、カーテンのレースも布団も手作り…お金は5万ペッタンコしか渡して無かったはずだが…
「食事はどうなさいますか?」
「あー、頂戴、ここの所パンと水だけだったから」
「では少々お待ちくださいませ」
あれは誰だろうか…見た目だけ同じで中身は違う人なのではなかろうか…うん、まあ後で確かめよう。
「ご用意ができましたのでどうぞこちらへ」
「早いね…」
さっき部屋を出た所じゃなかったっけ…これが本当にあのポンコツなのだろうか、そもそも1週間放置しただけでこうなるのが普通なのか、よく分からんね。
「結構おいしいね」
「有難う御座います、お食事の後はどうなさいますか?少し早いですがもうお休みに?それともお風呂に?」
「そうだねぇ、もう1週間も入ってないし、お風呂かな、また明日から採取に出かけて稼げばいいや…まだあと2週間は有るし…」
「おや、もうお疲れですか、では後はお任せ下さい」
「あー…うん、お任せぇ…」
何だかんだと疲れがたまっていたのか、食事を食べた後は急激に眠気が来たので倒れないようにそのまま背もたれにもたれ掛り、ゆっくりと目を閉じて眠りについた。
「はーい、おはようご主人様」
「んお?ここは…見慣れた葵さんの家の部屋だね、で、何でルシフがいるの?そしてさっきまでいた所は?」
「あー、あれですか、今はやりのアレですよ、ヴァーチャルリアリティってやつ、それのもうちょっと踏み込んだ奴かな?
現在各所で試験運用中、大元となる物は狐が前に作ってた攻略に100年かかる塔だね、あれより時間の進みはずっと早いけど、大体1日でゲーム内時間1ヶ月位のはず」
「んー、んー?んんー…あー、ちょっと整理させて…」
「はいはい、どうぞどうぞ」
「何所からがゲームで何所からが現実?」
「砂の惑星からがゲーム、つまり最初からだね、バグだらけだったから並行して作っていた所に移動させたけど、移動させた後の方は良く出来てたでしょ?」
「あー、まあどこか別の所に飛ばされた程度に勘違いした程度には?」
「大半がノンプレイヤー、逆に言えば一部はプレイヤーだね、ファイブAとか葵ちゃん達も混じったけど気が付かなかったでしょ?」
「…いたの?」
「いたよ?多分会わなかっただけだと思うけど、まあなんにせよテストプレイはここまで。
データは丸々残すから、正式に開始するときにはまた同じ所から始めれるよ、砂の惑星は…バグを直してからリリースだね」
「あ、そう、結局あの最初の砂の所って何だったの?」
「気軽に好きな所で好きな様に建物を作ったり探索したりできるゲーム、ただ砂粒一つ一つまで再現したせいか、上手くブロック状にならないし、設置したら土とか砂は崩れちゃうんだよね。
後マップの生成が上手くいかなかったせいか砂とサボテンしかない状態になってた、本当なら海とか湖とか川とか、森なんかも出来るはずだったんだよねぇ」
「ちゃんと出来ていれば砂でも塔が作れたと?」
「だねぇ、まあ一種のお遊び要素だね、固めても居ない砂とか土で塔を作るとか、ゲームならではってやつ。
そう言えば飛ばした後のゲームはどうだった?」
「あー、素っ裸の状態で首輪を着けて引き回されて、召喚したらしい人が捕まってた」
「移動させたときに何もつけてなかったからそこはどうにかしないとねぇ、開始したらせめて下着位は身に付けるようにしておかないとなぁ。
それと召喚した人が捕まるのはそういうイベント、その後は詰所で色々お話して無償奉仕期間と言う名のチュートリアルで斡旋所で仕事を受ける方法とか、暫くの仮拠点となる寝床とかに案内される、チュートリアル以降どう生きるかは遊ぶ人次第だね、他の街に行くも良し、家を借りて最低限の生活だけで生きるも良し、夢はでっかく冒険に出て一攫千金も良し、世界の広さもここと同じくらいだから…それこそ一生遊べそうな位…?
問題としては期間限定イベントやらそう言うのは今のところ一切考えていないって所だけど」
「ほーん、そう言えば洞窟経由で隣の街に行ったら密入国で捕まったんだけど?」
「もしかして国境超えた?」
「取り調べの時に聞いた限りでは超えてたみたいだね」
「なら一発で捕まるね、通行証とかそう言うのが無いと他国には行けないようになってるから、大抵は途中で国境警備とか検問が有るからそこで追い返されるけど、警備がいない所、山多くからだったり、例えば地下からだったり、そう言う所から突破すると無事密入国成功です。
メリットは隣の国の素材が採れる、デメリットは見つかったり街に入ろうとすると密入国で捕まって荷物は没収、ある程度の期間拘留と取り調べの後強制送還。
まあ、許可も無しに他の国に行ったらそりゃ捕まるよね?って」
「ああ、そう…後雇った使用人が1週間放置したらポンコツから中身入れ替わったんじゃないか?ってくらい変わったんだけど」
「んー…?バグかなぁ…放置しておいても任された仕事が無い時は適当に過ごすから、特に家事能力とか変わらないと思うんだけど…どれどれ…
あぁ、なるほどね…それは能力上がるよねって」
「何か変なところあった?」
「躾けの時にお尻叩いたよね?」
「うん、そりゃもうしっかりと」
「それでもう叩かれなくないと思った使用人が、失敗する、証拠隠滅に奔走、心配、奔走、って繰り返している内に交渉技術やら掃除やら家事能力やら一気に伸びていった感じだね、性格は変わったわけではなくばれないように誤魔化すための猫かぶり、ちょっとつついてやれば元に戻るね、態度だけ」
「ほーん、まあいいけど、また遊ぶかどうかはは謎だし」
「後者のゲームは…1日でゲーム内時間が2日に調整して、街に住む人や衛兵等の強化、主に反応速度や人工知能の強化だね、それとゲーム内で受ける痛覚は今のままでもよさそうね、ご主人様には関係なかったみたいだけど」
「痛覚なってあったの?」
「あるよー、現実で受けた場合と同じ痛覚を味わいます、腕なんか切り落とされたときには切れ味のいい刃物なら兎も角、切れ味の悪いやつでやられるとそれはもう強烈にくるね、軽減する方法なんかもあるけど、余程腐り切ったプレイをしない限りは普通に軽減できるようになるので問題なし。
依頼を受けないただの殺人鬼みたいな糞外道プレイでもなければ大丈夫だけどね、ストレス解消に暴れ回りたい場合はそう言った物を斡旋する場所へどうぞ、時間限定で盗み放題強盗し放題殺し放題な依頼が有ります、まあ賞金首になるデメリットはあるけど、依頼を受けない、同意なしの殺害、妨害行為は即衛兵がすっ飛んできて懲役刑、まあ脱獄も出来るけどね、まあ色々できるゲームってことだね、夜の街も有るしそっち方面も可能」
「それ意味あるの…?」
「いやー、あるでしょ、割と何でもできるってのが売りだし、年齢認証も誤魔化せないシステム付き、アカウントもお一人様1つまで、生体認証なのでアカウントを作りなおしたりもできません、不正行為に関しては…出来る物ならやってみろってやつですね、ハッキングにチート行為、突破してそう言う事ができるならスカウトに行きますよ」
「これ狐さんのゲームが元だよね?」
「だね」
「あれって魂をゲーム内に飛ばしてたよね?」
「そうだね、子機をから親機に飛ばすようなものだからネットワークを介しての改造は出来ないね」
「どうやって不正行為をしろと?」
「さぁ…魂を改造すればいいんじゃない?そんなことしたら肉体が壊れて死ぬけど」
「まあできる人は居ないってことだね…」
「リアルマネートレードに関してはまあ、意味がないんじゃないかなぁ…
直接取引は可能だし、取引できる数字も上限はないけど、収入には入らないからね、0ペッタンコからいきなり5億ペッタンコ受け取っても月収やら年収に入らないから家を借りる事は出来ないし、使用人を買う事も不可能。
プレイヤー同士での取引くらいにしか使い道はないね、つまり信用のないお金は誰も欲しがらない、これは悪漢プレイ等で利用する事になる商店でも同じ、悪漢同士でも信用は第一、怪しいお金なんて誰も受け取らないのさー」
「取引で動いてる数字って誰がいくつ稼いだとか、誰から受け取ったお金とか記録してるの…?」
「してるね、そもそも何の取引で使われたお金って全部記録されてる、直接取引の場合何々で得たペッタンコって表示される。
アイテム取引ならたとえば、薬草一個を200ペッタンコで売ってたお金って表示されて、リアルマネートレードの場合、脳とか魂に刻み込まれてるからリアルマネートレードで得たペッタンコって表示される、売った側もその後リアルマネートレード用に得たお金って表示されるようになる。
これが表示されてるお金は商店では一切使えない様にしてあるから、やればやるだけ不利になるね、所謂消せない証。
まあ色々と不正対策を頑張ってるんですよー…」
「まあ、お疲れ様…」
「リアルマネートレードに関してはほっとけば買った側も売った側も自滅するので放置、年齢認証はごまかし不可、普通にプレイしている分には一切不都合なし、悪漢にせよ暗殺にせよ、依頼を受けてやる分には合法、賞金首になって楽しく殺し合いをってやつですかねー、プレイヤーは初期設定でキル可能にされてるので、巻き込まれるのが嫌なら不可に、ですねー。
ちなみに無差別でプレイヤーに襲い掛かるとそれはそれで衛兵がすっ飛んできます、街中だろうが外だろうが、迷惑行為は問答無用で豚箱行きっすね」
「そう言えばゲーム内での法律とかどうなってるの?」
「そんなに厳しくはないかな?罪のない人を傷つけるのは止めましょう、盗みは止めましょう、困っている人が居れば出来る範囲だけでもいいから助けましょうとか、まあ割と普通に当たること位かな?
あ、当然プレイヤーの人を騙してアイテムをかっぱらうのも駄目よ、ゲーム内とは言え詐欺は詐欺、リアルで通報が入ります」
「えぇ…」
「脳と魂で判別してるからね、だまし取る気満々でやったらそら通報しますとも、何時からゲーム内で起こる事は全てゲーム内の出来事だからで済ませれると思っていたってやつですね。
そんな甘っちょろいもの作ったら色々と笑われますよ、オフラインの一人用じゃなくてちゃんと実在している人が相手なんですから、ノンプレイヤーなら兎も角、プレイヤー相手だとアウトですね、年齢関係なく詐欺罪でとっつかまえます、ギャーギャーいう人が出てきたら法律捻じ曲げてそいつらも吊し上げます、私が法です!」
「ルシフが良いならそれでいいんじゃないかな…」
「売り文句に色々とリアルなゲームとも付け加えておきましょうかね。
新時代のリアルなゲーム!やりすぎると警察があなたの隣に…って、まあ本当にくるんですけどね」
「何事も程々にだねぇ…」
「だね、まあ、近い内に完成させて全世界に向けてリリースするから、その時は機材やら一式全部ここに持ち込んで来るよ」
「はいはい、どの程度の大きさか知らないけど」
「今此処にあるのと変わらない位かな?」
机の上にある…何だろう…円柱なんだけど、特に中に何も入ってないね?
「これは子機、それと耳に付けてるのが認証装置、認証装置から子機へ、子機から親機へとアクセスしてログイン、子機は1個あれば一度に100人は親機にアクセスできるけど、持ち主が承認した人以外は無理だね。
機材はその2つだけ、この子機やこの家の皆を承認してあるからこれ1個あれば皆で遊べる。
まあ子機が有れば最大100人はその耳栓っぽいのを買えばもう遊べるから、多少高くても仲間同士でお金を出し合えば行けるね、受信範囲もほぼ無制限だし、子機が壊れる事もない、耳栓が壊れたり、外部で何かあったりすると強制ログアウトになるけど、身体には何も影響はないはず、現に強制ログアウトにしても葵ちゃんとかも普通だったしね、強制ログアウトの時はあっちでは急な睡魔に襲われて眠って、こちらが目覚めるというシステム、あっちの方が時間の流れは早いから、向こうで眠気に襲われてからこちらで目覚めるまで、時間差にして10秒もないかな?」
「これプレイ中はこっちの身体は眠ってるの?」
「眠ってるね、実際夢の中で遊んでいる様な物、こっちの体を休めながら遊ぶ事ができる、仕事から帰った後はもうご飯食べてお風呂入って寝るだけって人もしっかり遊べる、まあ値は張るけどね。
さて、モニタリングも終わったし、後は細かいバグ取りと改善案等を詰め込んでリリースかなー。
それじゃ発売を楽しみにしててねご主人様ー」
「まあ変なことにならないように気を付けてね?」
魂を飛ばして接続する分魂が混じる事も…ないな、簡単に言えば水と油、他人同士の魂が混じる事は無いし…よくて積み木のように積みあがっていくくらい、その物自体の本質と形は変わらない、積み上げても崩してしまえば勝手に元に戻る、その手の事故が起こる事は無いな、三つ子の狼三姉妹ですら混じる事が無かったし、大丈夫かな?
それからほどなく…と言う事もなく、そこそこ経過した3ヶ月後、全世界に向けて発売されることになった。
お値段、子機が25万円税込、認証用の耳栓っぽいのが5000円、ゲームは基本無料、課金要素もうんたらかんたら…よく分からないので無視、別に楽にするような物でもなく、髪をふさふさにしたり、耳や尻尾を生やしたり、理想の体型に変えたりできる位、初期設定でもできるので気分で変えたくなった時用とのこと、1回100円なのでジュース感覚、なのかね…
子機は以前見たのと同じ透明な円柱、下に土台が追加されているが、偽物の見分け方として叩きつけたり、ハンマーで叩いたり、重機を使って子機の破壊を試みているが壊れない、取りあえず怪しい子機は叩いてみろと言う謎フレーズ、叩いて砕けた足り傷がつけば偽物、本物はどうやっても壊れない変形しない、らしい…むしろ子機が一番の凶器じゃないかなこれ…
紹介をしている人が耳栓をつけ子機を介して親機にログインし、プレイしている様子を画面に映しだし、こういう事ができると紹介、最後に後々他のゲームも無料で配信しますと言った所で終了、そしてゲームタイトルと共に売り文句が表示された。
もしもガチャの最高レアとして召喚されたら、本日よりサービス開始。
色々とリアルなゲーム、君はこの世界で生き残れるか!?なお色々やりすぎると警察があなたの隣に…
『先日発売されたゲーム内で詐欺、または誘拐などをしたとして…』
「今日も逮捕ニュースが流れていますね」
「まさに色々とリアルなゲームですね…」
順調に逮捕者を出していた、まあ注意書きというか規約を読まないのが悪いよね…
賃貸物件
アパートのような1室から1軒屋まで
調子に乗って最初から何でもできる使用人を雇うと翌月地獄を見る
豪邸
5億~200億まで、全ての物件に何でもこなせる使用人付、割とお買い得
5億の家でも空き室は20ほどある、これ以降グレードを上げて変わるのは広さと空き室、それとついてくる使用人の人数だけ
使用人
無理・苦手・普通・出来る・得意・???の6段階、無理や苦手から出来るや得意に持って行けばもう日課みたいなもので仕事とすら思わない、普通は何所まで行っても仕事としてこなす
雇用費は一律140万、月初めに払い、月末にある程度返してもらえる、行き過ぎた物でなければ躾けても大丈夫、パンツ下してお尻叩きも大丈夫
躾けと言って強要したり襲い掛かるのは即衛兵が飛んでくる、使用人は今後雇えなくなるし懲役をくらう、使用人がその気満々ならセーフ、要は合意なしは駄目
やべぇお薬も有るけど使用人等普通に耐性が有って効かない、何かに仕込んで服用させると好感度ががっつりマイナスに突入して通報される、後はがっつり懲役、好意的であればちょっと怒られる程度で済む、一種の罠
密入国
いくらゲームでも密入国は駄目、ちゃんと手形を発行して貰ってから国境を越え、検問を抜けてから街に行く事
この時点ではまだゲームとは気づいていない、薄らうすらそうじゃないかなと思いつつ断定できないでいる
誰だお前は
5万ペッタンコだけ渡された状態で1週間放置、掃除に洗濯にと色々一人でやらなければならなくなった
食費で早々に大半を使っていたので何とか値切ったりケチったり、寝床のためやらなんやらと色々やってたら覚醒した、でも理由が証拠隠滅
途中から生活の一部になっていたので給与は発生しなくなっている、その代り各部屋フリっフリのレースだらけ、趣味爆発
不正対策
RMTで得たお金は脳や魂にその取引で得たお金と刻み込まれているのでRMTで得たお金〇〇ペッタンコと表示される
受け取った額だけ廃棄すれば消えるには消えるが、以後RMT利用者と常に表示される、売った側も同様、普通に遊んでいる限りまずつく事は無い、知らずに受け取った場合もお知らせが届くので安心
通報
リアル警察に通報が届く、誹謗中傷から詐欺、拉致監禁にゲーム内での殺人強姦まで、行き過ぎた物は即お縄、常に記録を取っているので裁判を起こす場合運営がそれを渡してくれる
ノンプレイヤーに対してそう言う事が可能な依頼などが有るのでそちらで発散しよう、無差別はいけない
私が法
全世界に根を張り、その気になれば大国全てを買えるルシフだからこそ言える事
というかその気になればその世界を丸々支配して統一できる、ただやらないだけ、めんどくさいので




