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今日は普通 美味しくなるけど自己責任

「PVだなんだを連日超特急で終わらせて大分余裕が出てきたので今日は極々普通の釣り配信でーす、でも癒しが欲しい事には変わりがないので小物メイン、主なターゲットはアジとカマス時々アオリイカでやっていきたいと思いまーす」

「タックルも結構ライトな感じに仕上げてきてるよね、総額を聞いたら視聴者の目玉が飛び出るだろうけど」

「ライトタックルだけど値段はスーパーどころかウルトラヘビー、でもハイエンドとはそういう物です、というわけで今日のタックルをご紹介、ティップからバットまでULの70で継いでライトなアジング仕様にしたアルマディンフェンリルにリールもアルマディンフェンリルの2000番、メインラインがPEの0.3にリーダーがフロロの0.5号。

時々アオリイカという事でティップがLの70、ベリーとバットをMLの80にして少々長く強くしたバーサタイル仕様、リールがC3000でメインがPE0.6のリーダーがフロロの3号。

今日はこの2本をメインに使っていきたいと思います、リール2台だけで30万近くてロッドも合わせると45万くらい…かなぁ?クリムゾンウルフの丁度倍だからリールは高いけどロッドは意外と安いんだよね、他メーカーのハイエンドロッドが8万から10万を超えるってのを考えると相当安い…かなぁ?」

「長さにもよるし全部揃えようとしなければだけどね、私とジュリアは全部揃えてかつ予備でもう1本だからロッドだけで1000万くらい出費してるし、リールも同じのを3台とか4台買ってるからもう計算するのが面倒になるくらいお金をかけてるよねー」

「私は予備無しの全種類かな?クリムゾンウルフもあるし、今は棚で飾りになってるアズライトウルフとアイオライトフェンリルもあるし、強度を除けばクリムゾンウルフと大差ないから、無理にアルマディンフェンリルを買わなくてもいいのよ?

まあ、クリムゾンとアルマディンで赤の度合いというか、真紅か透明感があるかでちょっと見た目が違うし、好みの方を買えばいいと思うけど…あ、一応互換性はあるよ?バットだけとかフォアグリップからエンドまでがアルマディンとか出来なくもない。

強度が違うだけで規格は同じだし、リールも規格が同じだからスプールとかハンドルとか各種パーツに互換性があるよー?強度と最大ドラグが倍以上違うけど」

「買う場合はお財布と相談しようねー?リールはスピニングの500番からあるけどそれでも10万超えてくるよー?

まあ…強度は兎も角ドラグが倍になってもフルドラグにする人は早々居ないんだけどね、クリムゾンで50キロ、その倍で100キロだし、タックルより先に人が壊れるわ、シャークフィッシングでも大型両軸を使って30から40キロくらいだし」

「サメを釣る釣らないは置いといて、一応小さいリールは小さいリールで地味に需要があったりするからね、小さいとギア比だのハンドル1回転あたりの巻取り量だのという問題も出てくるけど、そこは可変ギアで解決したし、キャパシティもDスプールで解決、小さいと部品も小さく脆くてドラグも弱いという部分も新素材で解決、って感じでデメリットはほぼほぼ無くなった感じかな?

まあ、これも結局は好みの問題だし、好きなのを買えばいいと思うよー?ちょい投げ遠投フカセアジングエギングジギングルアー各種全部って場合はC3000がバランスいいかな?可変ギアでギアを上げればヒラマサとかマグロのキャスティングも可能」

「可変ギアとか新素材による強度上昇やらなんやらで大型リールの存在感が薄くなった気がしないでもない、今でも6000から30000番まで普通に売ってるし作ってるけど」

「そこはまあリールの大きさによって1回転の巻取り量が変わってくるし、C3000のギア15と5000の15だと後者の方が巻き取り量が多いし、より早く力技で寄せてくるってなるとやっぱり大型は大事よ、ハンドルを長い物に変えれば差は縮まるけど、長すぎるとバランスは悪くなるしねぇ」

「何事もバランスが大事だよね、それじゃあアジングやっていくぞー、来週から仕事でまたしばらくできなくなるし、今のうちに満喫しておかないとね」


「えー、生配信ではないけど忙しない釣りというわけでもないのでちょっとコメント返し、3週間くらい魚を熟成させる方法があるらしいけどどうやるの?」

「3週間ってかなり長くない?腐ったりしないの?」

「温度管理なんかに気を付ければ大丈夫、まず魚の内臓を抜いて余分な水分を拭き取るところまでは同じ、そしたらペーパーにくるんでさらに浸水してこないようにジップロックか何かで空気を抜いて密閉、次に氷水に塩を入れて0度前後を保つ様にして毎日ペーパーを変えれば長期間の熟成が出来るよー?

でー、なんでそんなに持つのかっていうと、まず0度前後だから反冷凍状態になって酸化し辛い、要は賞味期限が伸びてじっくりゆっくり熟成できる状態になる、さらに温度が低いから雑菌が繁殖しにくいというかほぼできない、だから3週間からの長期熟成が出来るようになるってやつだね。

で、3週間熟成の問題点、半冷凍でどんどん余分な水分が抜けていって確かに味は濃く美味しくなるし柔らかくなるんだけど、臭いは抜けずどんどん凝縮されていくから食べた時にかなり臭う、新鮮な魚も臭いは多少あるにはあるけど、それを凝縮して誤魔化すのがちょっと辛いくらいになる、逆に言えば臭いが気にならない人ならそのまま美味しくいただける」

「臭いがきつくなるのかー、それはちょっと辛いねー」

「やるなら臭い抜きを徹底的にしてかつハーブなんかも一緒に袋に入れて香りを移さないとだね、そうすると生でも焼いても蒸しても美味しく食べれるよー?でもやる時は自己責任で。

アジってどのくらいまで育ってどのくらいのやつが釣れるの?

育つ時は60から70まですくすく成長するね、でもそこまで行く前に寿命が来るか食べられるかで居なくなる、沖で漁をしている漁師がアジを結構獲ってるのもあって50のアジもなかなかお目にかかれないって感じだけどね」

「70のアジってむしろアジなのかどうか疑いたくなりそう」

「ヒラアジ系ではなくちゃんとマアジなのでご安心ください、でー、大きいアジが釣りたい場合は船に乗るといいよー?仕掛けもアジングじゃなく籠に餌を入れて寄せて針につけてるオキアミなんかに食わせて釣るってやつだけど、大体30から40くらいのアジがよく釣れる。

メタルジグを投げて岸から40から50近いのが釣れるところもあるといえばあるけど、そういうところは本当に稀だねぇ、大きくなると堤防なんかにはほぼ近づいてこなくて沖で過ごすようになるし、全くないって来ないというわけではないけど車で行けるような堤防は基本的に大きくても35いくかなー?ってくらいって感じだね。

んで、たまに堤防に入ってくる40からのアジなんだけど、これはもう本当に釣れるかどうかは運、使うのもメタルジグじゃなくて普通にこういうアジング用ジグヘッドとアジング用ワームでいい、後はもう投げて巻くだけ、若干早巻きにした方が大きいがきやすいかなってくらい、とにかく数をこなすしかないね」

「掛かったら掛かったで楽しそうだけど、リーダーが2lbしかないから簡単に切れそう」

「エギングも出来るようにしてる強めのタックルの方だと気にしなくていいけど、今使ってるタックルだとドラグをずるずるにして頑張るしかないね、アジの口でラインが切れるって事は早々無いし、飲まれてたら外れる心配もなく時間をかければ寄せてこれるけど、飲まれてない場合口が簡単に切れちゃうからね。

エギングRが出たのでエギングを始めてみましたがよくわかりません。

初めては皆そんなもの、しゃくり方は不恰好でも問題なしでやってるうちに慣れてくる、しゃくる回数も決まりはないから1回でも5回でも、上下に振る時の幅もあまり気にしなくていいかな?上に強く振るとそれだけ高く跳ね上がるけど、慣れないと疲れたり手首を痛めたりするし、まずは小さく振って慣らしていきつつボトム付近にいるのを狙う感じで。

前にも言ったけどリールを巻きながらしゃくるのは見た目がかっこいいってだけで、1回1回しゃくっては余分を巻いてー…でも動きはほぼ変わらない、同時にやる場合スパンが短いからより上に跳ね上がってくる、同時じゃない場合は跳ねてはちょっと沈んでになるだけで大きな違いはない。

人に見せつけてやるぜーって場合は格好いいほうがいいけど、食べるために釣る場合は釣れさえすればいいから格好いいかどうかは関係なし、でも使うエギはちょっと改造した方がいいかな?

エギはボトムを取る事が多いんだけど、頭が刺さるのと重りが引っ掛かるのとカンナが刺さるの3パターンの根掛かりがあって、前2つは外れて最後のはほぼ外れない、このロッドとリールをエギに見立てまして、グリップエンドが頭でリールが重りだね。

まず1つ目、石に対して頭がこう刺さってちょっと引っかかる、この場合緩めればすぐに外れるからとりあえず引っかかったかな?ってなったら緩めてみる事、刺さってるのが頭なら何の問題もないからね。

2つ目、重りがこういい感じに石に引っかかる、これも緩めたり軽く揺すったり、一般的な根掛かり外しをすればするっと外れるからいきなり引っ張らない、ちょっと頑固な場合もあるけど、繰り返していれば外れるし、波の力でも動くからじっくり待つのも有り。

3つ目、これが一番問題でエギロストの7割くらいはこれが原因、カンナががっつり刺さっちゃうと根掛かり外し機を使わないともうほぼ取れない、エギは海中だとこうやや斜め、メーカーによるけど大体30度40度くらいの角度かな?これでこんな感じで上下左右にゆらゆら揺れているんだけど…

しゃくった時にカンナがそのままの位置という事はなく、しゃくった時にお尻が手前に移動しつつ下に来る、そのまま真上に動けば何て事はないんだけど、真上から垂直に引っ張るティップランと違って斜め上に引っ張ってくるから、どうしても手前によって来るのね?

でー、こうやって垂直に引っ張られて上に上がる分にはほぼ問題はない、けど斜めに引っ張るからお尻が下がりつつ手前によって来る、この手前に引っ張られて跳ね上がってくる動作の時に一瞬カンナがボトムを擦る、この時石があるとガツッとがっつり引っかかる。

まあ、カンナが石を貫通するってのはまず無いんだけど、海に沈んでる石って貝とか海草とかついてるじゃない?それに刺さるともう取れない、根掛かり外し機で外さないとどうあがいても取れない、糸を弾く簡易根掛かり外しは通用しない。

スティンガーっていう強引な根掛かり外しの方法もあるけど…アレは1つ間違えたらタックル丸々ロストになるし、近場限定だし、水没確定だからおすすめはしない、それに原理は根掛かり外し機と同じ、タックルロストまたはティップを折る、折らなくても水没確定にするくらいなら外し機を買いましょう。

とまあちょっと話はずれたけど、このお尻が下がった時にカンナが引っ掛かるのを防ぐためにちょっと改造しましょうねってやつ。

カンナは360度全方位に展開されて傘みたいになってるんだけど、これの下側半分、上下とも内側に曲げて折り畳むか金属疲労でぺきっと折っちゃいましょう、するとしゃくった時にカンナが原因で根掛かりってのはほぼなくなる、するとしたら石の間に綺麗に挟まってるとか、横にあった石に付いてた貝に刺さるってくらい」

「下半分折り畳んだり折ったりしても釣果は変わらない…どころか根掛かりの確率がぐっと下がる分ボトムを取りやすいし、ガンガン攻めていける分ちょっと上手くなるよー?」

「エギの改造って聞くと上級者っぽく聞こえるけど、別に難しい事ではないから気軽にやってみるといいよー?それ用の工具がちょっと必要ではあるけどね。

あ、カンナがガツっと刺さっちゃう時にありがちな動作なんだけど、ボトムを取っている時にいきなり強く上にしゃくる、これダメね、強ければ強いほど勢いよく跳ね上がるけど、刺さる時の力も強いからがっつり刺さっちゃう、だから最初は軽くちょんっと優しく上にしゃくりあげて浮かせてからシャッシャッと強くしゃくる、こうすると改造してなくても引っかかりにくくなるよー?

まあ、優しくしゃくっても地面を擦る事には変わりがないから、刺さる時の力が強いか弱いかってだけで引っかかるんだけどね、弱いとがっつり刺さるって事はないからすんなり外れてくれるけど。

と、長々語ったところで、エギングのしゃくりは別に不恰好でもエギの動きは変わらない、食べるためなら格好がいい悪いは気にしない、改造は気になる人だけどうぞ…かな?

それじゃアジがぼちぼち釣れ始めたのでこっちに集中しまーす」

「今日の夕飯はアジ尽くしにするぞー、それと釣れればカマスも」

「カマスは干物にしたいかなぁ?」

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