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どうしても比べちゃう いろいろ気になる商品

「アジアジ小アジ尺アジ小アジ…釣れる割合としては小アジの方が少ない感じだけど、尺以上となるとやっぱりそれほど釣れないね」

「居るところに行けば釣れるんですけど、この堤防だとまあこんな物ですよね、店長さんも35以上が釣れるのは稀だって言ってますし、花井ちゃんか店長さんに船で沖に連れて行ってもらえば40もボチボチだそうですが…夕マヅメから夜になるのでカメラ映りはほぼ最悪ですね、船にせよ堤防にせよ夜間に使えるライトの光量は制限がありますし」

「そうなのよねー、だからほぼ釣れないであろう時間帯に無理やり釣るしかないというのが辛いところ、全部撮影が終われば後はもう自由なんだけどね」

「でもリオが丁度良いタイミングで帰ってきてくれて助かりましたよ、契約してるメーカーのパネルの半分くらいがリオで埋まりそうですけど、あまり大きい物じゃなくてもバシッと決まっていい画が撮れますし、こういう釣れない時間帯の撮影にはもってこいなんですよね」

「別にびしっと決めたお兄さんとか妹ちゃんでもいいと思うけどなー?」

「それはもうリオが帰ってくる前にシーバスなんかで撮影済み、そっちは山を行ったり来たりでちょっと危ないから、どのみちリオは連れていけないかな?上流まで登っていくから足腰もかなり使うし」

「大きいのもいつか挑戦したいんだけどねぇ、まだ筋肉のバランス等を変えるわけにはいかないから我慢か…それにしてもこれ結構釣れるね、時間帯的にはまだそれほど入ってきてない時間帯だけど」

「今使ってるのはブルーオーシャンの新作アジングワームですね、全6色ですべて蓄光、朝昼晩いつでも使える万能選手、今までのアジ用は細く長い物が主流でしたが、こちらは少々太くテールを薄く少々広めのパドルに、溝や形状は水流を受けて巻いてきた時にうねうねーっと動くように…ってやつですね。

だからこうゆっくり引いても艶めかしく動きますし、早く引いてくると逃げてる様に見えますし、今まで似たようなのは他のメーカーからもいくつか出てますけど、さらに洗練して数が少なく低活性でも反応させて食わせる事が出来る、高活性であれば奪い合いが発生するくらいには寄ってくる、そんな仕上がり…と仕様書にありますね」

「仕様書に書いてあることを読んだだけかーい」

「使うのは今日が初めてだしねぇ、こういう仕様書は大事、全6色とアジング用にしてはちょっと少ない気がするけど、これはちょっとずつ増えていきそうな気がするね」

「20とか30とか出してるメーカーはやりすぎだろって思いますけどね、基本15色にラメ入りバージョンを追加して計30、バスでもそれをやるところはまああるのでわからないでもないんですけど…そうまでして釣るような魚なのかと」

「そこまで必死になってカラーチェンジを繰り返すくらいならサビキを使えって突っ込まれそうだよね、コマセを用意する必要はあるけど確実だし、数は釣れるし色だのなんだの悩む必要はないし」

「堤防から尺アジだのなんだのを狙うってのであればアジングの方がいいんですけどね、針の大きさで小さいアジは弾けますし、サビキと違って小回りは聞きますからね」

「サビキは基本足元、浮きを使って投げる方法はあるけど長めのロッドが必要、こういう足場のいい堤防なら問題ないけど、テトラの方でやるとなるとよくてジグサビキになるし、根掛かりとの戦いになるし、気軽さでいえば専用に近い物を買う必要が出てくるけどこっちになるよね」

「そうだねー、こっちは柔らかめのロッドに細いラインを使えば後はジグヘッドを結んでお好みのワームを付けて投げて巻くだけだもんね、もっと飛ばしたければ飛ばし浮きを付けて投げるだけだし、荷物が少なくなる分楽といえば楽だねー」

「ま、今使ってるのはアジング用のタックルでもなくとりあえず何にでもっていうタイプのタックルなんだけどね、販売予定価格58000円のロッドとリールは伊達じゃない」

「ハイエンドに片足突っ込んでるだけあって軽く扱いやすくドラグもスムーズ、エクストラハイギアでもローギアを変わらないハンドルの軽さ、今は240Lをアジに使ってますけど、これならスズキやクロダイにも使えますし、パワーを上げればジギングとキャスティングも可能で対象魚は選ばず、結構いい仕上がりですね」

「でもこれは販売されたところで使うかどうかは微妙だなー、アジング用のソフトは間違いなく買うだろうけど」

「リオはアルマディン一式全部揃えてますもんね、それがあるならこれを買ってまで使おうという気にはならないですよね」

「安いのなら割り切って使うけど、高いのとなるとどうしても比べちゃうからねー、いい物だというのは分かっていてもそれよりいい物が手元にあるとね」

「買わなくなるし使わなくなりますよねー…っと、小アジ追加、やっぱ時間帯が時間帯だから大きいのは望めそうにないですね、尺が釣れてるのでもう十分といえば十分ですが」

「後1時間くらいアジを釣ったら適当にイカでも釣って帰ろうか」

「そうですね、それくらい続ければ夕食に出せるくらいの数にはなるでしょうし、イカもエギングRを宣伝して以降はほぼやってないですからねぇ」

「私は今年初だなー、簡単に釣れればいいんだけど」

「アジは一応釣れてるし、アジが居るということはそれを食べに入ってきてる可能性があるし、釣れるとは思うんだけどね」

「ま、釣れなかったらその時はその時、スパっと諦めて帰りましょう、今は貸し切りに近い状態で誰もいませんけど、潮が動き始めたり夕方に近づいてくるとワーっと人が集まってきますからね、邪魔にならない要素の前に退散あるのみです」

「リオがいると周りに人が集まってきちゃうもんね」

「別にサインくらいならいいんだけど、写真も撮り始めて周りの関係ない人に迷惑がかかるのがちょっとねー」

「なので制限時間的には後1時間半くらいですね、3時になったらとっとと帰りますよー」

「はいはーい」


「30分で食べごろのイカが2杯なら上等ですね、がっつり食べるというには量が少ないですが、アジの刺身に添えてというのであれば丁度良い量ですし」

「刺身の盛り合わせの場合はちょっと寂しいけど、いくらはロザリア用のストックが大量にあるし、それを添えるだけでも変わるから何とかなる…かな?」

「リオが何か追加で欲しいならスーパーか魚屋さんによって行きますけどどうします?」

「そうだねー、来月半ばまで仕事はないし、ちょっとガツッと食べたいからスーパーに行こう、ジャンクな物も食べたい」

「それじゃあ店長さんのお店によってちょっと部屋を借りて着替えてからですね、そのままでも大丈夫といえば大丈夫ですけどイカスミとか魚の臭いもちょっと付いてますし、車の中を魚の臭いで充満させるわけにはいきませんからねぇ」

「高級車が走ってきてドアが開いたら魚臭かったってのは普通にドン引きする案件だよね、以外とかそういうのが来る前にまじかー…ってなるし」

「キャンピングカーがあればいいんだけどねぇ、今ジュリアさんが乗って行っちゃっててないんだよね、祭典があるから6月までには帰ってくると思うけど」

「生活に必要な物すべて搭載してますし、内部を拡張してあるので見た目よりはるかに中は広いですし、去年さらに広げてボート用地下ガレージも作ったのでバスボートも搭載されてますし、車を止める場所さえあればどこにでも行けますし、自動運転も完備なので寝ている時も移動可能で今どこにいるか本当にわからないんですよねー…国内には居ると思うんですけど」

「最後に確認したのは北の大地だけど、1日あれば北の大地を抜けて本島に入れるし、もう1日かければ四島、さらに時間をかければ九島、フェリーをどんどん乗り継いでいけば南の島まで行けちゃうから本人に聞かないと本当にわかんない、本人も適当に釣りができる場所ーって指定して移動してるかもしれないから本人もわかんないかもしれない」

「ジュリアは自由だよねー、羨ましくはなるけど自由すぎて逆にやっぱりいいやってなるくらいに」

「自由すぎるとそれに伴う責任もどんどん増えていきますからねー…といったところで到着、店長さーん、ちょっとお部屋を借りますよー」

「はーいどうぞー、でも部屋に生臭い臭いは残さないでねー」

「ちょっとイカスミなんかが付いてるだけなのでそれほど臭いはないかと」

「それならよし、また今度何が買って行ってよー?」

「新作のアジングワームが思いのほか良かったので、祭典の後発売されたらがっつり買い込むと思います」

「結構先だなぁ…まあいいや、問屋に掛け合って多めに確保するように言っておくか、問屋への卸し自体は5月にはもう始まるだろうし」

「色は6色しかないですが今日使った感じでいうのであればとりあえず好きな色を使っておけばいいんじゃないですかね?ってくらいにはあまり関係ない状態ですね、朝マヅメ夕マヅメ夜となれば変わってくるかもしれませんが、日中はどれを使っても差はない感じでしたね」

「なるほどね、とりあえず300ずつ卸して貰える様に頼んで後は様子見するか、花井ちゃーん、アジング用のジグヘッド30ずつ発注に追加してぼちぼち確保しておいてー、それとアジング用のワームは逆に数を絞って半分にー」

「6月頭にドカンと仕入れて売る感じで?」

「そうだね、それに今抱えているので十分持つと思うし、カツカツのスカスカにはなるだろうけど丁度その空いた棚に並べればいいようになるだけだし、こういう調整も大事よね」

「仕入れを絞る事により費用も削減出来ますしね、ま、いつまでもイカスミが付着した服を着ているわけにもいきませんし、ちゃちゃっと着替えてきますねー、お兄さんとリオはもうさっさと奥に行っちゃいましたし」

「お兄さんはともかくリオちゃんがいると人が群がってきちゃうし、いい判断ではあるね」

「ですね」


「ジャンクージャンクースーパーのジャンクー…これとかなんか良さそう、それとこれとこれも」

「ウズラ串とネギ豚串のフライに鳥皮の塩ですね、他に欲しい物があったらどんどん放り込んでくれていいですよー?」

「じゃあこれも食べてみようっと、それにしてもどれもこれも1つ100円とか結構安いね」

「揚げ物串焼き物関係は大体こんなものですね、国産になったりすると値段がポンッと上がっちゃいますけど、基本的には大量生産品でまとめて作っているので安いってやつですね、店内でやる事といえばもう仕上げとして揚げるまたは焼く、温めるだけですのでこういう物に関しては安く出来るんですよね。

欠点はどこの店舗で買っても同じ味になるので特別かんとかそういうのはないって事ですかね?」

「こっちのちょっと高い唐揚げはこっちの安いのと何が違うの?」

「左がこの店舗というか自社工場で作ってる生から揚げる唐揚げ、右が問屋から仕入れている冷凍でもう火は通っている唐揚げ、値段が高いのは…ここでやっちゃうと問題が出るので一応両方買って後でその目で実際に見るのがいいですね、結構大きな違いがあるんですけど、安いこっちの冷凍の方が好みって人も割りといますよ?」

「パッと見はそれほど変わらないんだけどねー」

「揚げ物は基本茶色ですし、同じような商品になると見た目は大体同じになっちゃいますね」

「んー…あ、フランクフルトも売ってるんだ、これも食べよっと、ケチャップとマスタードは?」

「ケチャップとマスターどは別売りですね、そっちの棚に入っているので欲しいやつをどうぞ、照り焼きソースにバーベキューソースもありますよ?どれも1つ15円です」

「結構充実してるねー、この形状の容器ならポテトとかナゲットにつけて食べてもよさそう」

「ポテトナゲットフランク共通のソースですしね、ナゲットは今日は出てないみたいですが、そっちにあるパック詰めにされたポテトと一緒に買っていく人も結構いますし、ソースだけを買っていく人もたまにいます」

「ソースだけ買っても仕方ないような気がするなー…」

「量が丁度良いというのもありますし、いくつかストックしておいてお弁当に入れていくって人もいますからね」

「なるほど…おー…フィッシュアンドチップスもある、なにか違うけど」

「それ用に作ると費用が掛かりますし、よくある冷凍の白身魚フライとポテトを1パックにまとめただけですからね、白身フライアンドポテトって品名になってます」

「そもそも別物って事ね、んー…これも気になるからこれも追加して終わりかな?」

「はいはい、それじゃあ鮮魚コーナーで話し込んでるお兄さんを回収して支払いを済ませたら帰りましょうかね」

「はいはーい」

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