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靴は大事 身近にある穴場

「はい、今日もイカ釣りでーす、シーズンまっただ中なのでやらない理由がありませーん、が…今日も前回と同じく入門って感じのやつですね、ちょこちょこーっと店長さんから情報を仕入れてきましたけど、そこではやるけどあそこではやらない、という人が多いみたいですので、普段は誰もイカを狙わない場所でやっていきたいと思います。

あ、初心者代表として使う予定だった本物のど素人であるハーちゃんとニャーちゃんは一時帰国…でいいのかな?今は溜まった仕事なんかを片付けに帰っているので今日はいません、でも前回のあれは初心者でも扱いやすく適当に使っても釣れる…って感じの紹介だったので場所は関係ないですね。

というより初心者なら足場もしっかりしてる堤防でやるのが一番いいです、釣れる釣れないにせよ安全に怪我せず生きて帰れるってのは大事ですからね、堤防なら靴も滑り止めは必要ないですし、消波ブロックの方に行かない限りはサンダルでもいいですし、そっちの方にもお金はかかりませんからね。

今日はその脱初心者ではありますけど、もっと釣果を伸ばしていきたいといった初から中級者向けの入門になります、場所によっては危険が危ないみたいに本当に命に関わる事があるので装備はしっかり整えましょう。

ライジャケを着けておけばとりあえず浮く事は出来ますけど、水に落ちるというよりは足を滑らせて頭を打つ方が多いので…こういう滑り止めがついていてしっかり自分の足にフィットする靴を購入して履きましょう、少し緩いくらいならいいですけどぶかぶかなのはダメです。

ですが、この靴1つで釣果が上がると思えば1足は買っておいて損はないですよー?おすすめはワールドのアドベンチャー磯、1足8000円くらいで買えますし、滑り止めもしっかり利いているので濡れた海藻でもしっかり歩けてしっかり踏ん張れる、ただ入門用みたいなところがありますので、高い物に比べると防水性や通気性が少々悪いので、ちょっと足元に波をかぶると海水が浸透してきますし、通気性もあまりよろしくないのであっという間に臭くなります、水虫の原因にもなりかねないです、出来れば1日履いたら台所用品でおなじみの塩素系漂白剤、それを薄めて数時間浸けて綺麗に洗い流して干してください、これで臭いも汚れも菌も落ちます。

本来の手入れ方法とは違いますけど、高い靴でもないですし、キャップ半分くらいでバケツ1杯分と濃度さえ間違えなければボロボロにはなりませんし、色落ちもしませんし、殺菌消臭が同時に出来て楽ですよ?

高い磯靴だと何が変わるのかというと撥水性が良くて速乾、通気性はいいけど断熱性もあって足が冷えない、後は丈夫な素材かどうかですね、一番いいのになると4万とか5万行きますよ?その分軽くて足にかかる負担が物凄く少ないんですけどね。

私と妹ちゃんが履いてきてるのはワールドの最新…といえば最新ですかね?去年くっそ高い昇竜って上物が出たじゃないですか?地味ーにそれと同時に出ていた岩竜っていう磯靴です、まあ名前とデザインだけで物自体はウルトラロックシューズと何も変わりません、なのでお値段も変わりません。

ウルトラロックはまあ名前はちょっとアレですけど、履き心地はかなりいいですし、滑り止めも舗装された道に足を置いてるのと変わらないくらい滑りませんし、急斜面の岩も割とすいすい登れてしまうくらいには摩擦が働きます、なのでいい磯靴が欲しいという人は岩竜もしくはウルトラロックシューズをどうぞ、20%30%オフの時を狙って買うのがおすすめです。

とまあ、靴を紹介した通り今日釣りをする場所がこちら、ゴロタ場です、目と鼻の先くらいの位置に岩がポツポツ出ていて足場も石だらけ、アップをせずともわかるくらいところどころ赤くなってたり緑色になっていたりするのは全部海藻です、まあ主に海苔ですね、こいつがまた滑るんですよ…

普通の靴やビーチサンダルで海水浴に行って、岩場を歩いていたら足を滑らせたという経験がある人はわかると思いますが、踏ん張ったら余計に滑るのでもうどうしようもないんですよね、プールサイドでも走るとハイドロプレーンと同じ感覚でつるっと行きますけど、それに加えて海藻自体の滑り、1枚ではなく何重にも重なっているのでその隙間に海水が溜まっている、海藻が滑り止めとして作られている溝を埋める、とまあ海藻がこびりついた岩や消波ブロックは殺意な感じなので、必ずこういう磯靴を履いてきましょう。

それじゃあエギングを始めていくんですが、こういうゴロタ場は遠投できません、見ての通り岩岩岩で遠投するとどこかしらの岩にぶつかる、全面岩ということもないのでできる隙間もあるっちゃあるんですが、あまり効果的ではないのでいそうだなと思った時以外は遠投しなくていいです。

でー、海から岩が点々と飛び出している場所はどこをどう狙えばいいのかなんですが、まず立ち位置が大事です、出来れば岩と岩の隙間を狙える場所まで歩いて行って、隙間を通るように軽く投げる、後は普通のエギングと同じ、軽く振ってエギを浮かせて根掛かり回避、しゃくる回数はお好みで適当にしゃくる、何回か投げてダメなら次の場所へ。

なんで岩の隙間を通して投げるのかといいますと、岩の裏って流れが弱いんですよ、川とか渓流でやってる人はわかると思いますが、魚と同じようにイカも岩の裏に隠れて流れをやり過ごしつつ餌が来るのを待っている状態、なので隠れているであろう岩の近くを通してイカを狙うのがゴロタ場でのエギングになります。

まあ…ゴロタ場の一番の問題はこれですね、底をとると物凄く根掛かりしやすい、大体は頭が引っ掛かってるだけですが兎に角引っ掛かりやすい、カンナが掛かる事も結構多いので根掛かり外しだけでは外しきれない事もしばしば、なのでこういうエギやルアーの頭に重りをコンっと当ててずらして外す根掛かり外し機があるとほぼ100%回収出来ますよ?

藻場と違って刺さるといっても岩に引っかかってるだけですし、刺さって抜けない根掛かりではないので高いエギを使っている場合は1つ持っておくといいですよ?ハイフラッシュ系はよく釣れますけどその分値段が上がりますし、基本的なエギはメーカー希望1200円に対してハイフラッシュ加工された物は1800円とかしますからね、店頭で割引されても1500円しますし、ちゃんとした物の方が回収率は高いですけど、重りを通すだけでもぼちぼち回収出来るので自作してみるのもいいですよ?

一番簡単な物はこちら、スナップの頭の方に重りを装着、根掛かりしたらこうやってラインに通して閉じて糸を張ったまま投下、そのまま重りをぶつけて外すタイプ、ただ回収率は低めです、こういうところであれば大体は取れますけどね。

メーカーが出してる物は回収率が高めですし、エギ専用だったりとか自作も用意だったりするので、1つか2つは持っておく事をお勧めします。

まあ今回の根掛かりは頭がちょっと頑固に引っ掛かっていただけなので重りだけでもこんな感じですぐ外れましたが、ダメな時はダメなのでちゃんとした物を使いましょう、出来れば用途に合わせた専用を買っておく事をお勧めします。

でー、先ほども言いましたがゴロタ場は隠れているイカを狙う釣りなので基本的にはランガンでどんどん場所を移動するんですが、離れている間に入ってきて潜むという事もありますので、行ったり来たりを繰り返すのも有りですよー?

と言ってる間に来ましたね、餌が来るのを待っているのでそこ居るのであればかなりの確率で抱き着いてくる、さらにー…こんな感じでぐうーん…ぐうーん…と大きくしなってなかなか寄ってこない、波とか流れも少々影響はありますし、カンナが掛かってるかどうか見えるまではズルズルで寄せてこないとダメってのはありますけど、こういうところのイカってキロを超えている事が多いんですよね。

いくら潜んで隠れているとは言っても小さいと流されやすいですし、ほぼほぼ近づいてこないので釣れるイカは大体キロ行ってます、なので釣果を上げたい、キロサイズのアオリが釣ってみたいという初級中級者はゴロタ場に行ってみるのもいいですよー?

磯なんかでやる人もいますけど、磯は慣れてないと危ないですし、最低でも2人1組で入らないといけませんし、1人でぶらぶらとやるならこういうゴロタ場くらいまでですかね?歩いてくる事が出来て水深もそれほど無い、堤防と同じくらい気楽に行ける場所ですからね。

そんな話をしている間にイカが見えてきましたが…横抱きで掛かってないですねー…こういう時はドラグを触らない、ズルズルのままで兎に角ゆっくり寄せる、ドラグを締めて引っ張ると強い違和感を感じて放してしまいますので、巻く速度も変えずずーっと一定の力で巻き続けて、近づいてきたらイカ用ギャフかタモでランディング、メスはリリース対象なので出来れば傷つけないタモがいいですね。

イカ同士で喧嘩をして傷つく事もありますし、どの道1年以内にほぼほぼ死ぬので対して変わりませんが、まあ出来るだけ傷つけないようにして元気なままリリース出来るようにしようねという事で」


「はい、ゴロタ場で釣れたので場所を変えて今度は砂浜です、砂浜でも出来るの?って思った人、出来ちゃうんですねーこれが、ただ条件は結構厳しいです、まず岩が点在していてちゃんと海藻が生い茂って藻場が出来ている事、これが必須条件です、海藻が死んで藻場が無いところは諦めてください。

海釣りをしている人はまあ浜から見るだけでも一目瞭然だったりしますが、今手前は青いじゃないですか?それがずいーっと奥まで続いて黒くなっているところがある、そしてその奥はまた青くなってって…の、黒くなっているところ、そこが海藻の生えているところです、薄くかもっさりかは判断が難しいですけどね。

でー、砂浜での狙い方は藻場がどう出来ているかによるんですが、横一直線に伸びている場合、奥まで飛ばすと海藻に刺さりますし、根掛かりもしやすくなるのでちょうど真上に落ちるように投げて、テンションをかけて藻場をかわすように斜めにフォールさせてください。

居れば藻場からスーッと出てきて抱き着いてきます、反応がなければランガンでどんどん横に動いて行ってください、藻場の中に直撃させた方が釣れると思うかもですけど、結構追って来るし目もいいので近くを漂わせるだけでいいです。

次に縦に割れた奥に伸びていく藻場、これは間に投げて根掛かりしない砂地で誘ってください、すると左右から隠れているイカが出てきますし、一番狙いやすく一番の穴場といえる場所ですね。

斜めになっているところもありますが、立ち位置を変えて間を狙うか、手前に落として狙うかのどちらかでいいです、居るならどこを狙っても釣れます。

そして、縦横どっちでも使える手の負担も少ない狙い方、これは藻場に直撃させてください、ただし底は取らなくていいです、底を取ると根掛かりしますし海藻も引っかかりますからね、なので着水したら少しだけ沈めて、ロッドを立ててゆっくり中層を巻いてくる、たまに軽いしゃくりも入れる、これでスーっと藻場の上を通過させてイカを引っ張り出す感じですね。

エギはエビを模した物でエビのようなアクションでダートさせなきゃダメ、って思ってる人もいますけど、別にそんな事はないです、目はいいですけどスーっと動いてたら魚と勘違いして抱きついてきますし、ヤエンでも分かる通りアジも食べればカマスもイワシも食べる、なのでより魚のような輝きを放つハイフラッシュ系、かつイワシやアジに近いカラーにして中層を引いて来ればイカが飛び出してきます。

ただですねぇ…釣れるには釣れるんですが問題がありまして、ゴロタ場と違って新子、もともとはヤリイカを子を指す言葉ですが今はアオリでも使われてますね、そればっかりが釣れる事の方が多いです、つまり釣れてもリリースになる事が多いんですよね。

取り込み自体は網も要らずギャフも要らずで楽なんですが、そもそも必要になるイカがほぼほぼ釣れないという悲しみを背負います、時期が合えば大型の親イカが釣れるので狙い目ではあるんですけどね、なので記憶の片隅に砂浜で釣れるという情報を入れてを覚えておくといいですよ?

まあ、今日みたいにダメな時は全くですけど、釣れる時は人気の堤防より数が釣れますし、ゴロタ場とか砂浜はまずエギングをやる人はほぼ居ないので、イカが結構たまっている穴場になっていたりしますので、堤防が埋まっていて入れないって時は砂浜やゴロタ場巡りをしてみるのもいいですよ?

他にある穴場としてはそうですねー…基本的に人が狙わないところ、同じ場所で同じ方向ばかりに投げて釣っている場所、条件はいろいろありますけどそういう場所で反対側に投げると実はイカが溜まり場を作っていて穴場になっている、というのは結構ありますよ?

少々特殊ではありますけど、消波ブロックが突き出ていて隣は元川で干上がって海水に侵されて岩だらけになっている少々浅い場所、でも反対側や先端は普通の海で水深も2メーターくらい、という川が死んだ結果出来上がった環境であれば大体狙うのは深い方と先端、元川で引き潮の時はがっつり浅く歩いて行けるくらいになる場所は狙う事がないんですけど、満ち潮の時は普通に入ってきますし、引き潮の時は波打ち際を歩いて行ってシャロー打ちが出来る割と見落としがちな穴場になってたりもします。

場所によってどういうところが穴場かは変わってくるので必ずしもそこがとはいえませんが、釣り近視でもないのにもかかわらず人が全く入っていない、というところは一度試してみるといいかもしれませんね。

そんな感じで説明をしたところで砂浜は早々に見切って移動でーす、基本的な穴場2種を紹介したので次は堤防の方でのんびりやっていきたいと思います、いつもの堤防ではないので釣れるかどうかはわかりませんけどね」

「ゴロタ場でキロが2杯上がってるし、堤防が坊主でもなんとかなる、はず?夕食のおかずには足りないけど」

「最悪エギを投げ捨ててヤエンですね、エギング入門と言いつつエギを投げ捨ててヤエン入門を始める、うちではよくある事ですね」

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