ついに出た 宣伝とはそういうもの
「はい、みなさんおはようございます、3月です、各企業が決算に入る決算期です、うちの会社も今月が決算です、が…そんな事は置いときまして、3月といえばなーんでしょうか?答えはー…はいこちら!春イカです!
地域によっては年中釣れるんですけど、この辺りは水温ががっつり下がるので居なくなるんですよね、それでまた戻ってくるのが2月末から3月中頃、4月にもなると春イカのハイシーズンに突入、その後は9月10月の秋イカまで安定した状態が続く感じですね。
あ、大型のアオリは5月くらいから上がりやすくなりますが注意点、編集で多分この辺りにポンッと画像が出ると思いますが、横に線が入ってるのがオスで、線じゃなくて斑点がはいってるのがメス、パッと見て見分けがつきやすい画像を選んでると思いますが、なんでこれを説明しているのかといいますと、場所と時期にもよるんですけどメスのイカは基本リリース対象です。
なんで?っていうと水産資源を守るためですね、メスのイカがいなくなるともう後は数が減る一方になりますし、翌年から釣れるイカの数もごっそり減りますからね、イカが好きだという人はこの辺りに気をつけてイカ釣りを楽しみましょう。
私達が主に活動している場所、まあ店長さんのお店の前の堤防をはじめとする近場の海ですね、この辺り一帯は基本的には何月から何月までのメスはリリース対象、何月から何月まではもう沖に出る前に死んじゃうからキャッチしてもいいよーって感じで決まりが出来てます。
アオリイカって水温の変化に対しては意外と弱くて、この辺りは冬場の水温が10度とか普通に下回ってきますし、そうなるとアオリは凍死…凍ってはないけど凍死なのかなぁ?まあ低体温とかそんなのになって死んじゃうんですよね、なのでそういう時期にまだ近くに残ってる、堤防に入ってきて食いつないで生きている、ってのはメスでもキャッチ出来ますよーって、今生きていても明日明後日にはもう死んでる可能性が高いですかね。
と軽く説明をしたところで今回使っていくのがこちら、待っている人は去年の冬に発表されてからこれをずっと待っていた、レッドウルフのエギングシリーズ改めエギングRです、RはレッドのRです、ロッドは緑だったり青だったりしますがレッドです、どこに赤要素があるんだよって突っ込みが入りますが…
アカイカっていう30キロとか超えてくる化け物イカがいるじゃないですか?あれは海外ではレッドデビルだのなんだの言われてまして、そのレッドデビルのRからきてます、つまりこのエギングロッドはアカイカが来ても耐えるし上げれます、やりすぎにもほどがあらぁ!
あ、一応毎度おなじみレッドウルフのシリーズ物には変わりはないので、ホームページの方から直接注文、または各店舗に置いてあるであろう注文書にて注文をして頂きますとブランクスもグリップもリールシートも指定通りのオリジナルデザインで仕上げてくれますよー?
今こちらに並べている青と緑はノーマル、お店に並ぶのはこの2色ですよってやつですね、色による性能の違いはないです、好きな方を選んで購入してください、好みじゃない!って場合は本日10時から公式ホームページにてオリジナルデザインでの注文を受け付け開始、各店舗は注文書が届き次第受付開始の予定だと思います。
それでは気になるスペック、こちらのエギングRはまず長さが扱いやすさ重視で210と240のちょいと短め2種類でグリップは握り重視のコルクでダウンロック、もうちょっと長いのが欲しいという時はショアシリーズから、180くらいの短いのがいいという場合はバスRやトラウトRを使ってください。
ロッドパワーはMLとM、テーパーは6対4のレギュラーファスト、しゃくった時に程よく曲がって弾き過ぎない、イカが抱いてフッキングした時も程よくしなるので力がかかりすぎず触腕等を千切りにくい、またイカが泳いで行こうとした時も程よく力を吸収して違和感を与えにくい、これによりドラグ調整次第ではカンナにかかってない状態で寄せてきてのランディングが容易に。
ちょっと違和感が強くなるとすぐ離してしまいますけど、こちらのロッドはぐぅーん…ぐぅーん…っとイカが噴射する度に違和感をあまり与えない感じでしなって吸収してくれますので、ドラグを緩めてゆーっくり巻いて来ればカンナにかかってない横抱きのまま足もとまで寄せてくる事が出来ますよー?
続いてエギングに欠かせないガイド、こちらはインナーガイドとアウトガイドのハイブリッドになってます、これは安くガイドにラインが絡むトラブルを防ぐために作られた物ですね、ショアジギとかエギをやる人は誰でもやった事があると思いますけど、なんてことない状態だったのにいつの間にかトップガイドに絡んでて飛距離が出なかった、切れた、切れなくても絡んでるから巻く時にティップに負担が余計にかかる、最悪ティップが折れる、ってのがあるんですが、それを防ぐために考案されたのがこちら、上から数えて第二ガイド辺りからインナーガイドに、それより下は滑りがよく飛距離も出やすいいつもの特殊強化プラスチックガイドを採用。
インナーガイドとはいってもブランクスの中に通しているのではなく、もう一回画像が出ると思いますし公式の紹介ページにも出ると思いますがこんな感じ、ティップから柔軟性のあるインナーガイド風アウトガイドってのを差し込みまして、パキパキに硬くならない柔軟性のある接着剤で固定、これによりティップの先の先まで曲がっても折れず割れず。
さらに、第2ガイドを付けたはずであろう位置から糸を通す事によりガイドにラインが絡むというトラブルを回避、ガイドの糸抜けに関しても素材は違う物のクリムゾンウルフ等ハイエンドクラスの物を再現していまして、物凄くスムーズにかつ自分の手でわざとラインを絡めるといった事をしない限りは絡まず飛距離も出る物に仕上がっております。
だったら最初からインナーガイドにすればいいんじゃね?って言う人が居ると思いますが…インナーガイドで仕上げると高く付くんですよ、クリムゾンとかアルマディンみたいなハイエンドならそのくらいはサービスしてやらぁ、って感じで売価には関わって来ないんですけど、エントリーやミドルをインナーガイドにすると8000円は値上がりします、穴釣りロングとショートは短いから3000円程度でインナーガイドに出来てるってだけです。
どうしてもインナーガイドのエギングロッドがいい!って人は一般販売の量産品ではなく、公式や注文書の方でインナーガイドでーと指定してください、値段が8000円ほど上がって1万超えてしまうようにはなりますが、穴釣りロングやクリムゾンウルフなんかと同じ、専用のワイヤーを使わずともラインがするするするー…っとガイドの中に吸い込まれていって先端からぴょこっと出てくるので、ライン通しに関しての心配はしなくていいと思います。
ロッドの次がリールですね、リールもシリーズ物という事でエギングR、型番はエギングで定番のC3000とあまり使われる事はないけど使う人は使うC2000の2種、ハンドルも安定性を重視してダブルハンドルになってます。
でー、気になる何号が何メーター巻けるかですね、下巻き何号を何メーターと測って巻くのがめんどいーって人のためにスプールがシャローで作られていまして、エギングでよく使うC3000なら0.6号が下巻き無しで200丁度少し余裕があるくらいで入るようになってます、滑るのが心配という人は軽く滑り止めとして薄く下巻きをしてその上から巻いていただければと、一応スプール自体に滑り止めがついているのでしっかり巻きつけてから縛ればPEだけでも滑る事は無いですけどね。
C2000は0.4が200きっかり、まあリールはお好みで選んでください、下巻きを自分で測って入れる事が出来る人ならC2000に0.6や0.8号を入れても大丈夫です。
その他の部分はいつも通りなので割愛ですね、ドラグ調整はどうだのこうだの言っても初めての人はわかりませんし、しゃくりを入れた時に出る程度としか言えませんからねぇ…その場にいれば調整して上げる事も出来ますが、動画である以上は観て聴いて覚えて貰うしかないですね。
ロッドとリールの次に紹介するのがこちら、エギングに欠かせないエギですね、こちらもエギングRシリーズの一つです、初心者向けでお安く…というのがありますので、ハイフラッシュ加工された流行のエギはありませんけど、サイズは2.5号から3.5号までの3種、カラーバリエーションは豊富に取り揃えてお一つ300円、慣れるまではかなりロストしますし、慣れていてもロストはしますし、カラーチェンジは頻繁にした方がいいという事を考えると数を簡単に揃えれるのはとてもいいですね。
そしてこちらのエギ、巻いてあるメッシュは海藻から作ったものなのでロストして海中に取り残されるとプランクトン等に食べられて分解、本体も丈夫なキチンでは無い物の、これも海藻をから抽出された物を加工して固めてあるだけですので、水の中にずーっと浸けておくと1ヶ月から2ヶ月くらいで分解されたり溶けて消えてしまうようになっています。
そして、多少なりとも錆びにくい加工はされていますが、エギを沈めたりダートさせたり飛ばしたりするのに大事な重り、これとカンナは鉄製になってます、鉛は分解されず残ってしまいますけど、鉄は錆びて分解されて消えますからね、それに今は鉛より鉄のほうが安いんですよ、技術革新により海水等に溶けた鉄を精製して取り出せるようになりましたし、錆びやすく手入れが…という問題はありますけど、環境を考えれば鉄製の方がいいってやつですね。
まだ全てが鉄製に置き換わったわけではありませんけど、ダイヤモンドスムースやSiCスムースの中身は鉄製だったりするので、コーティングが取れると一気に錆びて分解される、そういう針になってたりするんですよ?コーティングのおかげで錆びにくく滑りもよくフッキング率の高い針に仕上がっているって感じですね。
そしてそしてそしてさらに!エギングR以外にも気になっているであろうこちら!お姉ちゃんねるオリジナルエギ!ばっちり用意してきましたよー?こちらはまだ店長さんのお店限定販売ではありますが、3.5号を全色5個ずつズラーっと並べるために買ってきました、お値段一つ1500円、沢山売れたらメーカーに売り込んで沢山作って貰える様にするので安くなると思います。
店長さんの工場は町工場くらいの大きさで生産数には限界がありますし、どうしても生産数には限りが出てきて本体用のマテリアルになんだとコストもちょっと上がってしまいますからね、それまでは1500円で我慢してください。
でーですね、フッキング率は下がりますが根掛かりするのが辛いという時はカンナを改造してください、これは改造してないほうが見栄えがいいので改造してないのを並べていますし、今日は改造してないノーマルを使っていきます。
そしてエントリークラスのタックルを紹介するにあたって欠かせないもの、それがこちらの初心者2人、触った事が無い人が触ってこそ本当に使いやすいかどうかがわかりますからね、前知識だけは軽く教えておきましたが」
「本当にやらなきゃダメなのか?帰ってゲームの続きをやりたいんだが」
「初めてなので上手くできるかどうかはわかりませんが頑張らせていただきます」
「約1名ほどやる気がないですけどまあ仕方がないですね、さー遊びに行くぞーってところを拉致ってきた形ですからね、ですがうちに来てからずーっとただ飯を食ってるだけなのでこういうところでちょっと働いて貰う事にしましょう」
「半分拉致される形で連れてこられた場所でさらに拉致されるってのもどうなんだろうな?それに前準備できるなら俺も土産を持ってきてたわ」
「それに、今日頑張れば美味しい美味しいって沢山食べてたイカが食べ放題ですよ?今日はそれを釣りに来たわけですからね」
「あー…じゃあまあ程々に頑張るか」
「ってなわけで準備していきましょう、リールのセットとガイド全部にラインを通すくらいは出来ますよね?老眼入ってる人はきつかったりしますが」
「失礼な、さすがに出来るわ」
「針に糸を通すのは日常的にやっているので何も問題はないですね」
「なら結構、だがしかーし!ベールアームを閉じたままでそのままじゃラインは巻けないぞー?」
「あら」
「自信満々にやってドジってやんのー」
「でも大丈夫、こういう時はいったん全部ラインを通してしまって、ドラグノブを回してスプールを取り外します、そしたらベールアームを起こしてまたスプールを取り付ければ正常な状態になります、なのでベールアームを起こすのを忘れた、という人は焦ってガイドからラインを抜かずにこれを試してみてください」
「こっちはバッチリできたぞー?」
「はい、大丈夫ですね、次にスナップという物にラインを結ぶんですが…これはスナップ単品だと結びにくいので使いたいエギに取り付けてから結びましょう、その方が引っ張りやすいですからね」
「結び方って何でもいいのか?」
「しっかり止まって引っ張っても抜けない結び方なら何でもいいです、ですが上手な人は結び目の強度を調整します、強度が強すぎてラインが中程から切れてしまうとそれだけ海の中にごみが残ることになりますし、切れる時は結び目から、という風に調整するのが一番いいですね。
なので今回はこうやってスナップに2回ラインを通して輪っかを作る、輪っかの上で4回か5回本線に巻きつけて輪っかの中に巻きつけたラインを通す、通したら軽くなめるか水につけて滑りをよくして摩擦で傷ついたり焼切れたりするのを防ぐ、そしたら後はゆっくり締め上げて余分を切り落として余分はごみ袋へ、これで終わりです」
「結構簡単だな」
「あまり強くひっぱりすぎるとぶちっと切れるので気を付けてくださいね?力が強い人は割とやりがちなんですよ」
「なるほどねー、こんな物か」
「そうそう、そのくらいでいいです、ここまで来たらもう後は投げて誘って釣るだけです、ですが!しゃべり続けて喉が渇いたので私はちょっと休憩入りまーす、復活するまでは妹ちゃんに丸投げでーす」
「通販番組かってくらいしゃべってたよな」
「宣伝を兼ねた動画撮影ってこんな物ですよ」




