異世界転移を面白くしたい??ではネトゲをやりなさい!!!
駄文ですが良ければどうぞ。
はじめに言っておきます。今回のはかなり暴論です。
異世界転移ってもともと誰がいつ考えたのでしょうか。
むかーしからあるんですよね。異世界に行く話は。ダンテの「神曲」だって似たようなものですし、有名な映画として「ナルニア国物語」だってそうです。
でも、今回私が話題としたいのは、「ナーロッパ」に代表されるようなテンプレ的異世界転移です。
スキルや魔法がありレベルアップしてステータスを育てる、というようなテンプレ異世界の元ネタ。一体なんでしょうか。
結論から言います。
ネトゲです。パソコンでやるあのネトゲです。
ネトゲをやったことのある方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、スキルとかステータスとかのシステムって本当にネトゲのまんまなんですよ。特に初期のやつは。
そして思いました。最近の異世界テンプレを面白くないって感じる人が多くなってきた理由は
作者が異世界転移モノのネトゲをやってない
からなんじゃないだろうか、と。
勇足な結論なのかもしれませんが、私はこれに納得してしまったんですよね。
初期、ネトゲを元ネタとして異世界テンプレを書き始めた人たちにはスキルやステータスの扱いがよくわかっていました。なぜならネトゲでやり込んでいたから。
しかし、時が経つにつれてネトゲを元ネタとする人間よりも「ネトゲを元ネタとしている作品」を元ネタにする人間が多くなってしまった。
つまりステータスシステムや異世界の世界観といったような共有意識が「ネトゲ」すなわちプロのクリエイター達が作ったものから、「二次創作作品」に移り変わった、ということです。
例えるなら「SAO」を見て同人誌を作った人間がいなくなり、「SAOの同人誌」をみて「SAOの同人誌」を作る人間ばかりになった状態、でしょうか。
これでは設定があやふやになるのも当然ですよね。
クオリティが下がっていくのも無理ないことと言えます。
まとめます。
異世界テンプレが徐々に面白くなくなっていっている理由は「作者がネトゲをしていない」からです。
なので皆さん、ネトゲをやりましょう。
私からは以上です。(ネトゲの宣伝みたいになってしまった……)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。