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世界の姿
「小学生じゃあああああ、かかれええええ」
雄叫びと共に、幼女に向かって突進してゆく一人の男。
誰だかわからないが、そこそこのイケメンであった。
確かあの人は、学校の先輩で結構モテていた。とゆう話を聞いたことがある。
また、『誰とも付き合っていない』ことでも有名だ。
まさか、あいつがロリコンだったなんてな
「あいつ,社会的に死んだな」「ロリコンってまじかよ」「それよりも、助けるぞ!」「守れえええええ」
ロリコンに向かって何十人もの大人が取り押さえにかかる。
その姿を見て、北条和利は思った。
ああ、生きにくくなったな。