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碧い航海日誌   作者: 松本朱海|徒然なるままに
最初の話

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12/13

12、 同級生 

母親たちのランチ会。

子どもたちが知らないところで、実はこんな会話が…

のんびりしたおしゃべりの中で、少しずつ見えてくる中高生の恋愛事情。

温かい目で見守ってください。

「お待たせ〜寒いね〜」

「お疲れ!遅い遅い」

「久しぶりでしょー、元気ぃ?」


「まずは、乾杯しますか!」

「かんぱーい」

「酒じゃないけどぉ」

「まぁ、まぁ、ランチですからぁ」

「で、お題は何だっけ?」

「そりゃぁ、中高生の恋愛事情でしょう」

「ほうほう、では、まずは情報交換と行きますか」


朱‥朱海さん(みーくん)のママ

た‥たかこ(たーこ)ちゃんのママ

し‥しんちゃんのママ


し:「だからねー、みーくんがバイク買うのを急ぐのって、絶対彼女を乗せたいからだと思うのよ」

朱:「二人は付き合ってるの?」

た:「ん~、多分まだ。勘だけど。」

し:「受験が歯止めをかけてる?」

た:「まぁ、それもあるだろうけど、」

朱:「みーくん奥手だしなぁ」

た:「わかんないわよ~、夏祭り、ふたりで行ってたけど、いい感じだったわよ~」

朱:「なんで?見たの?」

た:「自治会の役員で会場にいたのよ~。みーくんと久しぶりにお話ししちゃったわぁ♡」

し:「私もみたよ~。二人でたこ焼きかな?仲良く食べてたよ」

朱:「あ~、PTAの見回りかぁ。私その日何してたんだっけ?」


し:「で、学園祭はちょうど私のペアチケットが余ってたから、ちょうどよかったのよ」

た:「なんか、うちの子、迷子になったんだって?」

し:「そうそう、みーくん、青い顔して探し回ってたみたいよ」

た:「あー申し訳ない。みーくんもかわいそうに・・・」

朱:「でさ、部屋に二人のイラストが飾ってあるのよ!」

た:「まじ!?」

し:「決定じゃん!」

朱:「どー思う?」

し:「いーじゃん、いーじゃん、くっついちゃえば、両想いなんでしょ?」

た:「んー、たーこはまだエンジンかかってないようなカンジ?好きは好きだと思うのよねー」

朱:「いいお兄ちゃん止まり、みたいな?」

た:「そうそう、やっぱここは一肌ぬぐ?」

し:「まぁ、受験うまくいったら、じゃないの?」

朱た:「だよねー」


朱:「バイクも借りてたみたいねー。でも本当に譲ってもらっちゃっていいの?」

し:「車買い替えるから、古いのをしんちゃんが乗るのよ、なのでバイクは卒業。」

た:「しんちゃん車の免許とったんだー」

し:「そうそう、いつかスポーツカーに乗るらしいわ」

朱:「男の子よねー」


し:「みーくんは早く欲しいみたいなんだけど、どうする?」

朱:「そうなのよねー、受験に集中して欲しいのよねー。」

た:「だよねー」

朱:「大学決まってからでもいい?」

し:「いいよー、車の納期もそれくらいだから、うまくやるわ」

朱:「助かるー」


た:「初詣も一緒に行くみたいね」

朱:「夜だよね、大丈夫?」

た:「町内だし、大丈夫でしょー」

し:「さすがに夜中に見回り当番はないよねー」

朱:「見に行く?」

た:「行きたいけど、一緒に行ったらばれるでしょー」

し:「確かに」


た:「…で、一応確認なんだけど、うちらが同級生ってことは?しんちゃんとみーくんは?」

し:「もちろん知らないよ。たーこちゃんもでしょ?」

朱:「いつ教える?」

た:「結婚式でばらしたら面白いかも」

し:「それ最高じゃない!」

朱:「じゃあそれまでばらさないようにしないと!」

た:「それまで耐えられるかしら~」

し:「顔見たら笑っちゃうかも~」


三人は同級生。

でも、子供達はだれもその事を知らない。





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