あとがき ……この話、ちょっと長すぎるから読もうかどうか判断に困るという人へ
諸々が千々に降下してくる夏々の日々
あとがき
『あとがき』なんだから「読もうかどうか迷ってる人」はまだ読まないのでは、という矛盾を抱えた副題になっている気がしますが、その辺の不合理は目次的な部分に断り書きを入れることで解決していこうと思っています。
あとがきってほんとに必要かどうか考えたんですが、読者として見ると、長い話の後にはあった方が一息入れてちょっとホッとするという部分もあるのでいちおう付けとこうかな、と思って一旦書いてみたら三万字とかになってしまい、さすがに三万字は長いすぎるわということで書き直しています。一万字以内に抑えていきたい。(※脚注)
さて、まずは副題の件です。
えー本作、七十五万字をいくらか超えるぐらいの分量があります。
書いた人としても、これはさすがに手軽ではないよなとわきまえており、手軽ではなくても趣味が合うなら終わりまで読めるという人に、なんとかきっかけを作ってもらえないかという気持ちでこの文章を書いております。
そのため、本あとがきでは、前半ある程度のところまではネタバレをできるだけ抑えながら、未読の方に向けて「こういう魅力があるはずだよ」という感じのことを書きたいと思います(あとがきなのに?)。
はい、あとがきなのにやります。まえがきとか作るのもなんか違うと思うので。
前半部でも、多少は「こういう話」という説明が含まれますので、ネタバレ絶許の人は、ここらへんであとがきを読むのをやめて、本編を読んでみてください。
ドジな女子高生の主人公がコミカルな感じの語り口で綴っていく、ちょっと意外な展開もする大冒険の物語になっているはずです。
脚注:書き直して二万五千字になりました。努力の跡だけは認められるが、あまり成果は出なかった。




