愛してなんかない。転生した俺が旅立つまでの話

2022,12,21連載開始
「異世界転生はどうして、何のために起こるのか」
とある武士が降り立ったのは、巨大な化け物「魔獣」の脅威から人類を守る防衛都市であった。彼の持つ記憶は曖昧で、自らの名すら忘れてしまったようだ。その肉体は他人のもので、記憶の再生には言霊を必要とする。彼は肉体の記憶から、自らアルスと名乗り、アルスの子らを救うべく、魔獣蔓延る、遥か南の地を目指す。防衛都市の女武人、マハルらと共に。
ちょっとお馬鹿で、最高に最強。小さな魔法、小さな奇跡、小さな愛と、大きな愛。三角関係？それ以上？
領主ジュラが建国し、マハルは逡巡し、アルスは気ままに大暴れする。そんなアルスが旅立つまでの物語。

前作、オヤジは異世界転生したら～より２００年前の世界です。前作を読まずとも、ひとつの物語として読めるように書き上げます。前作を読んで頂けたなら、より楽しく読んで頂ける作品として連載していこうと思います。