vs鬼教師イカツ イカオ
今日は水曜日だ。
今日はのターゲットは数学の教師『イカツ イカオ』というおっさんだ。 鬼教師として生徒達から恐れられている強敵だ。
まず数学の授業の前の15分休憩の間に準備を始める。今日仕掛けるトラップは2つ。
まず1つ目は、イカツが使うチョークの周りにそこまで強くない接着剤を付けておく。
2つ目は、黒板消しのチョークで書いた文字を消す布の面にあらかじめチョークを塗っておく。 これで消そうと思ってもさらに汚すだけだ。
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ったのと同時にイカツが教室に入ってきた。起立、礼、着席、を行い授業が始まった。
お!さっそくチョークを使う気か。
ど、どうした?イカツ。チョークを持ったまま動かなくなって。
ギロリ。
な、なぜ俺を睨んでやがる。
ま、まさか。俺がやったとバレたのか。
俺だとわかるような証拠はなにもなかったはずだぞ。 そ、その接着剤はお、俺のんじゃあねぇか。し、ししまった。直すの忘れてたぜ。
取り敢えず授業を止めるわけには行かずそのまま続けられた。
黒板が文字で埋まってきた頃。
ついに、黒板消しに手を伸ばした。
消し消し、文字を消そうと腕を往復された時にまたまや動きが止まった。 今度はゆっくり振り返って俺の方を見た。
ビクッ、一瞬目があったがそぉーっと目を逸らした。が、
な、なに!授業がを終わったらOHANASHIがあるだと!
その後俺はたっぷり怒られて解放された時には、ゴメンナサイモウシマセン。しか言えないような状態になってしまった。
いつかイカツには痛い目を見させてやると、その日俺は誓った。