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真っ赤なお尻

  今日は火曜日だ。


  小学校から家に帰ってきた。そして今から俺の犯罪(いたずら)を成功させるべく動き出す。


  まず、ランドセルから“のり”を取り出す。それを持って二階の姉の部屋の前までいく。 扉についている取っ手に“のり”をつけまくっていく。

  よしっ!これで姉への犯罪(いたずら)の準備はできた。


  続いてはマミーへの犯罪(いたずら)だ。そうだな。今回はとっておきのあれをするか。


  俺はお風呂場へ向かった。その中にあるマミー専用のシャンプー。これを俺の相棒…犬タローのシャンプーと中身を入れ替えておく。


  お、そうこうしてるうちに姉が帰っていきやがった。そのまま部屋まで歩いて行った。 俺はリビングで寝たふりだ。


  お!叫んでやがるな。

  ん?なんだ?足音がこっちに向かってるような気がするぞ。バレたか!?

  痛!!!おいおい俺の犯罪(いたずら)がいくら凶悪でもエアーガンぶっ放すことはないだろう。ちょっと目から汗が出ちまったじゃねぇか。


  そのあと共働きの両親が帰ってきた。俺の家で一番風呂はいつもマミーだ。さっそくマミーが風呂に入りに行った。


  しばらくすると、無言でマミーが風呂から上がって近づいてきた。

  ん?まず俺のズボンをお尻の位置までずらすと。 それから片手で持っていた風呂を洗うときに使うブラシで、ん?ブラシ、だと。

  お、おい。マミーまさかそれで俺の尻を磨くつもりじゃないよな、そうだよなマミー信じてるぜ。


  イテ!いってぇぇぇ。

  ぐすっ、俺のお尻がぁー。ちょっと血が出てるし。。


  その日俺は便座に座ることができなかった。

 

 

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