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甘い蜜と黒い罠  作者: 本郷 愛海
8/18

黒い飴【2】

はぁ。。はぁ。。

息苦しいよ。。



助けて。。



「朝倉さん?!しっかりしろ!大丈夫か?!」



部長が何か言ってるのはわかるけど、声にしようとしてもなかなか口が動かない。



「。。だ。。い。。。じょ。。。」




「くそっ。仕方ないな。。こんな早く反応が出るなんて予想外だった。。こいつがそうだったなんてな。。!」




な。に言ってるの。。?どういうこと。。?

部長は何言ってるんだろう。。?




その瞬間身体がフワッと宙に浮いた。

私を抱きかかえ、自分の胸に抱き寄せるようにして走りだした。



「朝倉、もう少し我慢しろな。」




もうどうでもいい。。今のこの苦しさから解放させてくれるのなら誰でもいい。。

助けて。。!





意識が朦朧としてきた。。





目の前が霞む。。

去っていく周りの景色でさえ見えにくくなって。。





ただ意識が無くなる前に名前を呼ばれたような気がした。。





“ ゆいな。。”




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