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雨の先

作者: 姫山 朔

 流れ落ちる光 夢の跡

 私はただただ立ちつくす

 この冷たい雨の中


 誰かの言葉に傷つき 流す血が

 雨に流れて作る道

 それはどこへ続くのか



 誰かに憤って

 誰かのせいにして

 誰かに罵られて

 誰かの責を負わされて


 痛みに歯を食いしばり

 私は前を向く

 ふさがらない傷押さえながら

 私は歩きだす



 希望は雨に流される

 冷たい感触を残しながら

 悪意は雨に溶けていく

 澄んだ空を残して



 零れ落ちる滴 傷の跡

 私はただただ立ちつくす

 この清らかな雨の中


 癒えぬ傷を包み込み 零れる光

 雨に流れて作る道

 それはどこへ続くのか


 それはどこへ続くのか


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― 新着の感想 ―
[一言] 日々の痛みに耐えながら、傷を負いながらそれでもなお前に進む心の中の叫びがとても印象として残ります。 誰もが経験すること…その心の痛み、ボロボロになりながらも前に進んで行かなくてはならないその…
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