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無表情少女の歩む道  作者: 日向猫
第一章 異世界再誕
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第18話 目指すべき先

祝累計アクセス数1,000,000突破!

ありがとうございます!

これを励みに頑張ります!!


あれから私に秋津から告げられた話。

暴走した私を救ったルシフ神父が今だ目覚めないのだという。

暴走状態の私を鎮めた後、倒れたきり昏睡状態に陥っているらしい。


今私はルシフ神父の部屋にいる。

ベットには眠り続けるルシフ神父がいた。


聞いた話では、ルシフ神父は私を救うために精神体での接触を図ったらしい。

しかし精神体とはむき出しの魂のようなものだ。

適切な防御法を行なわなければ自殺行為にしかならない。


あの場にて適切な防御法の処置が行なえたかといえば否である。

結果、ルシフ神父は精神体にダメージを受け昏睡状態に陥っていた。


幸運なことに精神体へのダメージは少なく、現在の昏睡状態も

回復に専念する為の自閉モードのようなところらしい。

私は自身の愚かさと弱さを思い知らされていた。


神父のベットの横で椅子に腰掛けながら私は思い返す。

万能に近い力を得ながら私はまるで使いこなしていなかった。

使いこなす努力もしてこなかった。


今回のことは私の罪だ。

これまでの不調など理由になるまい。

もっと深く考えて対策を立てておくべきだったのだ。

それを怠った結果、傷つかなくていい人が傷つくことになった。


今回は運がよかった。

だが今後は?

この次も同じことが起こらないと誰が言える?

ならば対策を立てねばならない。


私の意思は決まった。

この世界で生きる以上、危険は常に付きまとう。

ならば強くならなければなるまい。

魔法という万能に近い力を効率よく使いこなす術を得る。

身体を鍛え、武術など戦い方を学ぶ。

オラクルの制御方も学ばなければならないだろう。

やること、やるべきことは沢山ある。

時間は有限、早速行動を開始しなければ。


【決めたのか?】


足元から秋津が私を見上げて問うてきた。


『うん』


私は静かに頷く。

無表情のままで。

立ち上がりつつ、ルシフ神父を見る。


「ありがとう」


ぽつりと呟いて私は部屋を後にする。

もう二度と誰かを傷つけたくない。

自分のせいで人が傷つくのは見たくない。


だから私は強くなる。


誰も傷つけないように・・・。

せめて手の届く範囲で、大切な人たちを守れるように。


もう守られるだけの子供でははられないのだ。

だから・・・。


だからまず最初の一歩から始めよう。

目指すべき先へ、まずは一歩から。




【くくっ、なら仕方ない俺も付き合おう】


楽しそうに秋津が笑う。

私の斜め後ろから着いてくる。


ルシフ神父が目覚めたとき、少しでもマシな私を見せられるように。


『行こう』


【おう】




長らくお待たせしたうえに短くて申し訳ありません。

これにて第一章は終了となります。


しかしここで問題が発生。

実はこれまで書き留めておいたストックが、バックアップもろとも

フォルダごと消失してしまいました。


半分寝ぼけながら作業しておりました折

なにを考えたのかゴミ箱へポイと・・・・。


そのことに気付いたときには既に遅く。

あまりのショックに執筆が止まってしまいました。

自業自得ではあるのですが、続きを書く気力が一気になくなり

暫く活動が停止しておりました。

続きをお待ちの方には本当に申し訳ありませんでした。

まだ回復しきってはいないので遅々としか進んでいませんがなんとか

書き始めていますので気長にお待ちください。


あと、感想下さった方々、返信できずに申し訳なかったです。

ちゃんと読ませていただいております。

これを励みに頑張りますのでよろしくお願いします。


ではまた次回。

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