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あおはる  作者: 米糠
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3.特別な存在へ

 3.特別な存在へ



 昼食を終えた後も、二人はなんとなく会話を続けていた。


「そういえば、藤崎くんって、部活入るの?」


「うーん、まだ決めてない。橘は?」


「……どうしようかなって考え中」


「運動系とか、似合いそうだけどな」


「え? なんで?」


「だって、背も高いし、スタイルもいいし」


「……ふーん」


 由愛はじっと陽翔を見つめた。


「な、なんだよ」


「藤崎くん、もしかして意外とそういうことさらっと言うタイプ?」


「え、何が?」


「……ううん、なんでもない」


 由愛は小さく微笑んだ。


 その笑顔に、陽翔はなぜか心臓がドキッと跳ねるのを感じた。


(……なんだ、これ)


 由愛のことを「ただのクラスメイト」と思っていたはずなのに、なぜか気になってしまう。


 ——この日から、陽翔の中で「橘由愛」という存在が、少しずつ特別なものへと変わり始めていた。



この小説を読んで、少しでも「続きが気になる」「面白い」と少しでも感じましたら、ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けましたら幸いです 。


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