表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/16

街道にて

 灼熱の太陽は、容赦なく地面を照りつける。それにも関わらず、街道の往来は今日も激しい。

 あたしがこの世界に来てから、随分と長い時間(とき)が経った。その間に道路沿いの風景はすっかり変わったけれど、一本横道に入ればそれは一変し、昔からの森が繁って狂烈な陽射しを遮ってくれる。

 小高い丘の上にある植物園も古き良き雰囲気を残す。アトラクションらしきものは無いが、そのかわり自由に育った木々の緑が美しい。


 バイクという乗り物が、あたしは好き。風を感じられるから。この世界にやって来て見つけた、お気に入りのモノのひとつ。

 駐輪場にバイクを停めて、フルフェイスのヘルメットを両の手でゆっくりと脱ぐ。熱気でほてった頬を涼風が撫で、肩まである髪をふぁさとなびかせる。

 金色の髪と碧い瞳は、あたしの血筋が成すもの。この国では珍しいらしいが、世界中探せば同じ色の頭髪や目を持つ人々は沢山いる。

 でも、金髪の間から見え隠れするあたしの耳だけは、同じかたちを持つ人間と出会ったことがない。


 この世界に存在するエルフは、知る限りあたし一人。

 剣と魔法が支配する世界に生まれ育ったあたしは、何らかの大きなショックに巻き込まれ、気がつくと、この世界のこの国にいた。

 元いた世界には、別の世界からやって来たという人の伝説が、いくつか残っていた。だから自分がその当事者になったのだということには、すぐ勘付いた。

 もっともあたしの場合、元いた世界からこの世界に飛ばされるという、言い伝えとは逆のかたちだった。けれども、この世界で言うところの「人智を超えた出来事」は珍しくはない世界だったから、逆も有るんだろうと納得した。

 だからあたしは、この事態を案外冷静に受け止められたし、その後はこの世界で、なんとか上手いことやって来ている。あたしなりに楽しみながら。


————


 ここのバラ園があたしは好き。でもこの国の暑さはバラにとっては酷であるらしい。むしろその隣にある野草園に育つ草花が元気で、持ち前の忍耐力をもって可憐な姿を見せつけてきている。

 こっちの風景も、あたしは好き。


 この世界に来てから、あたしはさまざまな国を旅してきた。それはまず、この世界がどんなところなのか、出来る限り把握したかったから。

 そしてもうひとつ。違う世界に飛ばされた事実を受け入れたとは言え、割り切れたかどうかは別問題。元いた世界に戻れる方法があれば戻りたいに決まっている。

 だからあたしは一縷の望みに賭けた。この世界のあちらこちらを探し回れば、いつかその術に巡り合うかもしれないと思って。

 もっとも、ただ闇雲に当てもなくさまよったところで、無駄足だという事には薄々勘付いてはいた。あるいは、ひとり異世界に飛ばされた孤独と不安を紛らわすためだったのかもしれない。

 やがてあたしは、ひとまず現状を受け入れつつ、いつか来るかもしれない戻れる時までの日々を無駄にせず、ときに学び、ときに遊び、それでいて常に故郷たる世界へ帰還するためのヒントに対するアンテナは張っておく、ひとまずはそうするしかない、と悟った。


 こんな炎暑のなか、レザーのレーシングスーツを着ているのも我ながらどうかと思う。でもバイクに乗る時はこの格好が一番しっくりくる。これにいかついブーツとグローブを合わせるのが、バイク乗りの正装だとあたしは勝手に思っている。ピンクを基調にしたコーディネートは、せめてもの女心。

 世界中を巡ると、それぞれの国にそれぞれの良さがあるし、巡った全ての国が良い思い出になると分かる。

 特に欧米は、エルフの特徴である金髪碧眼が悪目立ちしないので、とてもありがたい。ましてエルフは暑さに弱い種族だから、北欧あたりの気候はすこぶる過ごしやすい。

 それなのに、あたしはこの国に戻って来てしまった。この国の夏は世界でも有数の厳しい暑さだと思う。ときに人間の体温をも上回る気温、そしてまとわりつくような湿気が不快感に拍車をかける。

 

 エルフにとっては苦痛でしかない強烈な蒸し暑さ。にも関わらず、あたしがこの国に落ち着いているのには、もちろんそうせざるを得ない理由がある。

 色々な国を巡っているうち「エルフ」と呼ばれる生き物の言い伝えがあちらこちらに残っていることが分かった。だが、その姿かたちや性質などは多種多様。髪や瞳・肌の色、背丈、性格、能力、人間との関係などなど、国や地域によってことごとく食い違っている。

 ヨーロッパはエルフにまつわる民話や神話の本場と言ってよいところ。それなのに、あたしの外見と一致する「エルフ」の伝説は皆無に等しかった。

 

ところが驚いたことに、あたしの見た目をそっくりそのまま写し取ったような「エルフ」の姿を、思わぬところで見つけてしまった。

 それは欧州から遠く離れた極東の島国の、アニメやゲームの中。それらの作品の中でエルフといえば、ほぼ百パーセント金髪で尖った耳を持つ種族のことを指す。

 まさに、あたしの外見とそっくり。

 でももっと驚いたのは、あたしの元いた世界の話し言葉がこの国のそれとそっくりだった、ということ。

 この国で多くを占める人々の外見的特徴は、あたしたちエルフとは大きく異なる。それなのにこの国では何故かあたしたちと同じ言葉が使われている。

 文字はまるで異なる。この国の書き言葉は表音文字と表意文字をごっちゃに使うので、最初は苦労させられた。だが話し言葉は、あたしがそれまで使っていたものとそっくりそのまま。

 こうなっては、エルフという種族とこの国がかつて深い関係を持った可能性は高いと思わざるを得ない。


————


 「こんにちは」

「こんにちは」

 植物園は入場無料、地元の人々が散歩に来ることもよくある。金髪碧眼のあたしにも気さくに挨拶してくれる人も多くて、それはとても気持ちの良いことだと思ってる。でも、この長い耳は隠しておかないとならない。姿かたちの違う者に対して、この国の人々は過敏だから。

 ヘルメットの下に被るインナーキャップもかなり進化した。以前はそれこそカーレーサーが着用するような分厚いものだったが、いまは夏の暑さに対応した接触冷感というものもあるし、デザインも向上した。普通の帽子とは一見、見分けがつかないものもある。お陰で、この異様に長く尖った耳を見られる心配もなくヘルメットを取ることができる。

 もっとも、この猛暑のなかで両耳どころか鼻や口も覆い隠す紫外線防止用のキャップをかぶっているのだから、それはそれで怪しげに見えたかもしれないけれど。


 この国のエルフ像は偶然とは思えないほど、あたしのいた世界のそれと似ている。

 ということは、あたしよりも前にあたしと同じ世界からこの国へ、別のエルフがやって来ていた可能性が高い、とも言える。

 しかも「耳が尖って金髪碧眼」というエルフのイメージがこの国に広まったのはそう古い話では無いらしい。アニメなどのサブカルチャーがこの国で盛り上がりを見せてから、せいぜい数十年程度のものだし。

 したがって、こんな仮説が成り立つ。

「そう遠くない昔、あたし以外のエルフがこの国にやって来て、この国の人間と遭遇した。のちにエルフなる種族が現れる物語に触れたその人間は、耳が尖って金髪碧眼の姿をその登場人物に当てはめた」。


————


 オールインワン、即ちツナギのレーシングスーツは、休憩中には上半身部分だけを脱いで両腕の部分を腰で結んだ状態で涼めるのが気に入ってる。

 とは言え時代が変わって、バイク乗りにもプロテクターなどが推奨されるようになった。あたしもスーツの下にバイク用ボディジャケットを着込んでいるので、スーツをはだけても暑いことは暑い。

 スーツの中に着るものも進化した。ハイネックのスポーツインナーは汗をよく吸ってくれるし、乾きも早い。以前よりは。

 以前よりは、というのも、この炎暑のなかでは、まだ乾ききらないうちに次々と汗が噴き出してくるから。この国の、いやこの世界の夏はどんどん高温へ高温へと向かっているように思える。凉をもたらす衣服が次々と現れても、イタチごっこのように感じてしまう。

 そのかわり、汗で濡れた衣服は身体の熱を奪ってくれる。ただそれも最初はいいが、次第に寒いくらいになってくるのもよくあること。

 それがそろそろ出発するタイミングなのだと自分では決めている。森の中は落ち着くけれど、いつまでもこうしていては出発のタイミングを逸してしまう。


 ふたたびスーツのファスナーを首元まで上げる。太陽は順調に西へ西へと向かい、暑さのピークも過ぎた。道中も少しはましになるだろう。

 バイク乗りにとって夏も欠かせぬ厚手のグローブは、ストラップで繋げて首の後ろを通して、すぐに着けられるようにしている。こちらの世界に来てこれを見つけて、これは便利と思って真似をしたら、どうやら子どもが手袋を無くさないためにする事であるらしい。別に便利なのだから年齢に関係なくすればいいと思う。ストラップだってお洒落な物が安く買えるのだから。


 この世界に飛ばされたとき冷静でいられたのは、実はちゃんと事態を飲み込めていなかっただけだったのだと思う。

 異世界に行くということは、元いた世界とは一切関わりが持てなくなるということ。元いた世界の人々と切り離されること。そしていつ元の世界に戻れるかもわからない。そもそも戻れるという保証もない。

 そこに考えが及んだとき、言いようのない恐怖感と絶望感にあたしは襲われた。暗い森の奥、岩陰に膝を抱えて座り込み、ガタガタと震えるだけの日が何日も続いた。

 それでもやがて、このままではいけない、自分の力で帰る術を見つけなければ、と立ち上がることができた。それはエルフが感じ取る森の力なのかもしれない。あたしは恐る恐る、この世界につくられた社会のなかへと足を踏み入れ、それを把握し、馴染んでいった。

 絶望と恐怖の感情がまったく無くなったわけではない。夜な夜な泣きはらしたことも数え切れない。

 だがそれは次第にコントロール可能なものに変わっていった。もちろんそれに一役買ったのは「エルフ」という言葉が物語の中に残っているという事実だった。

 そしてそれを希望に変えたのは、この国における「エルフ」の定義とその姿かたちだった。何度でも繰り返す。自分とそっくりな外見の特徴を持つエルフが「存在」する可能性は、ある。この国をずっと旅し続けるうち、いつか元の世界に帰れる手がかりに巡り会える可能性だって、ある。

 その可能性が、今のあたしを支えている。


————


 このあたりは坂の多いところで、国道一号もアップダウンを繰り返しながら伸びていく。方角的には海に近づいていくけど、あと少しというところでこの道は、やや陸に入ったルートをとる。

 もう少し走ると差し掛かる分岐点。左を選べば海沿いの一三四号に合流できる。せっかくの夏だし、二輪で走るならその方が心地良かろう。


 実際のところ、是が非でも帰りたいという願望は薄れてはきている。望郷の想いよりも、この世界で暮らしていくことが今は大事と割り切っている。

 一方で、心に余裕が出てきた結果、新たな考え事も浮かんできた。もし、あたし以外のエルフがこの国にやって来ているとすれば、それは遠い昔のことでは無いだろう。

 だがもし、何らかの形でそのエルフがこの国の人間と接触したとして、その後はどうなったのだろうか?

 すでに、この世界からの帰還を果たしているのだろうか? それとも、まだこの国のどこかにひっそりと暮らしているのだろうか?

 もし今も彼女、あるいは彼がまだこちらに居るとしたら、それは帰る方法を見つけられずにいるのだろうか? それとも、あえて帰らずにいるのだろうか?

 そして後者の場合、可能性の選択肢は何通りにもなるが、あちらとこちらの世界を行ったり来たりしているなんてこともあるだろうか?

 願わくば、そうであってほしい。そうであるならば、そのエルフがこの世界にやって来るのを待って、一緒に帰ることが出来るのだから。


————


 藤沢から茅ヶ崎を抜け、平塚に入ると道の両側には防風林が広がり、いったん砂浜は見納めとなる。海沿いを走るのは気持ちがいいけど、この辺りを走るのも嫌いでは無い。やっぱりエルフだから木々に囲まれると嬉しくなる。相変わらず道路を埋める車列には閉口するけど。

 あたしが引きつけられる場所、寄り道をしたくなる場所は、あたし以外のエルフも心ひかれる場所だと思う。だからそういったところをうろつけば、いつかあたしの仲間に巡り会えるかもしれない、という下心はある。

 それが途方もない作業であらことは分かっている。何億分の一かもしれない確率に賭ける、否、まだこの世界にエルフがいるかどうかすら確証は無いのだから、ゼロの可能性を追いかけているだけなのかもしれない。

 もっとも、この世界でもエルフが長命であることに変わりはないらしく、あたしの外見は人間でいうところの十代のまま変わっていない。

 つまり、時間はたっぷりある。急いては事を仕損じるとも言うし、コツコツとわずかな可能性を探るしか、無い。


 両側の防風林が切れて再び海が視界に飛び込んでくる。前方には大きな橋があり、その向こうに夕陽が傾いて来ている。

 あたしのバイクはいわゆるレーサーレプリカ。排気量は小さいが姿かたちはサーキットのバイクにできる限り寄せ、技術的に出来うる限りの爽快な走りっぷりを追求している。

 純正の部品だと原付扱いになるが、あたしの愛車はマフラーを交換してほんの一ccばかり排気量を増やし、小型二輪扱いにしている。お陰で三十キロの速度制限は免れているから、片側二車線の道路の流れにもある程度ついていける。

 それにしても、ほんのちょっとマフラーの外径を変えただけで三十キロ余計にスピードが出せるなんて、この国の法律は相変わらず不思議なところがある。

 その恩恵を受けておいてこんなことを言うのもナンだけれども。


 大磯の町があたしは好き。かつてのこの国では陸の旅は徒歩で行くのが普通で、旅人のための宿場町が決められた距離ごとに設けられた。大磯もその宿場町のひとつで、都会からやや離れているおかげで、昔ながら雰囲気が色濃く残る。

 旧街道沿いは、バイクで走るよりバイクを押しながらゆっくり歩くのが好ましい。宿場町の町割が残るなかをのんびり海風に吹かれながら散歩気分。うん、悪く無い。

 諸説あるようだが、湘南という地名はこの町が発祥と言われる。文人たちに愛されたこの町を、中国の同じ地名になぞらえてそう呼び始めたのだとか。それを示す碑は旧街道をしばらく行ったところにある。

 湘南という地名は、この国ではお洒落な響きを持つ。沿道にはアメリカンなハンバーガーショップと昔は宿屋だった建物を使った老舗のうなぎ屋が新旧共存する。

 ただいかんせん、あたしの体は肉を受け付けないのでこれらは見て通るのみ。幸いエルフの身体は一日三食律儀に食べなくても十分もつので良いのだけど、人間たちがそれらを食したときの幸せそうな顔はなんだか微笑ましい。


 あたし以外の、もうひとりのエルフに出逢える確率は気が遠くなるほど低い。それは承知している。かりに、あたし以外のエルフが立ち寄った場所を偶然なぞっていたとしても、その先のエルフ本人に追いつく保証なんて無い。

 通信手段を持たない、あたしがいた世界のエルフは、自分がここに居たというしるしを残す習慣を持っていた。ただし、しるしと言ってもエルフ以外には見ることも感じることもできない。

 心引かれた樹木の幹を優しく撫でる。これは素手でなければならず、こうやって手袋を頻繁に取るから無くさないための紐があるに越したことは無い。

 あたしの手と木の幹はゆっくりと反応し合って、ほのかな温もりを感じてくる。そこから十まで数えるくらい待って、ゆっくりと手を離すと、木の幹にキラキラとした手形が残る。

 本当は「耳形」がいちばん好ましい。樹木が生きている息遣いを感じることでエルフの力もより引き出され、強くて長く残るしるしとなる。だがこの世の人々にすれば珍妙な形の耳を人通りのあるところで出すのは警戒してしまうし、この作業は自身の気力も持っていかれる。より強い力を持つ耳形

なら、尚のこと。

 もっとも、これだって半ばダメ元でやってる。だってあたしが、他のエルフが残したしるしに巡り合ったことなどないから。


————


 二宮、国府津と、あたしにとって好ましい雰囲気を残す街並みを通過すると、すっかり暗くなってきた。そろそろ今宵の宿をという頃合いだが、長いこと旅を続けていると、このあたりではここ、というのは大体決まってくる。

 西湘バイパスの下をくぐると海岸に出る。夏の夜は遊びに来る若者が居て騒がしいこともあるが、今日はまだ静かで、波の音とバイパスを走る車の音だけが通奏低音のように響いている。


 いま、この世界にいるエルフはあたしだけなのかもしれない。その思いはずっとある。かと言ってその確証も無いから、いるともいないとも言えない。五分五分としか言いようがない。どちらに転ぶかの判断材料すら無いのだから。

 それならば、「いるかもしれない」方に賭けて色々動いてみるのが良い。いないと決めつけて何もせず後悔するよりも。

 会えるかどうかわからない相手のために急ぐ必要は無い。でもいつ会えるか分からないから、そのための手はこマメに打っておきたい。

 もちろん、探している間にそのエルフは元の世界に戻ってしまうかもしれない。でもその場合とて、何らかの痕跡は残っているし、何かヒントを残しておいてくれるはずだ。エルフには同族に限らず、のちの世の人のために記録を残す習慣がある。長生きする生き物だから生き字引としての役割もあるし、それでも命が足りない場合はそれを形に残す。

 だから、あたしが行った時その場所にエルフがいなかったとしても、何か元の世界に戻るヒントを残してくれているかもしれない。それをあたしは期待している。


————


 記録を次の世代に受け継ぐのがエルフの伝統だとすれば、あたしもそれに倣うべきだ。

 現にあたしがこの世界に飛ばされたということは、これから先、新たなエルフがこの世界に飛ばされるかもしれないということになる。

 だからあたしは、こうしてこちらの世界での日々を記録し続けている。良いことも、悪いことも。これから先の未来、やって来るかもしれない新たなエルフのために。

 異世界転生は今も人気のジャンルですし、逆に異世界からこちらの世界にやってくるパターンも多くあります。

 ただ後者の場合、「こちらの世界」では異世界は架空のものなわけですから、異世界からやってきたという事を隠したり(どのみち説明したところで大概信じてもらえない)する必要が出て来るんですね。

 異世界からやってきた主人公のエルフは一人で旅を続けています。彼女の場合、こちらの世界とあちらの世界のギャップに、どう折り合いを付けて暮らしているのかは連載の中で少しずつ書いていきます。


 「エルフ」のビジュアルイメージが日本のアニメなどでみられる形になったのはここ数十年のことだそうです。世界的に見ると色々な姿かたちのエルフにまつわる民話や伝説が伝わっているのだとか。その辺の話もおいおい触れていくかもしれません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ