プロローグ
声が聞こえる。助けを呼ぶ声が、死を恐れる悲鳴が罪無き人々の逃げ惑う声が・・・・
音が聞こえる。建物が崩れる音が、銃声が爆音が・・・
炎が燃える。町が空がそこに生きる人々が燃える・・・・
巨体が動く。獣のような唸り声を上げ鋼鉄の巨体が動く・・・
破壊が広がる。人々の死と炎と共に鋼鉄の破壊の獣と共に・・・
その名は、破壊獣、世界征服を目論む悪の天才科学者ドクターギルの手先
世界は恐怖し絶望したこの破壊獣の力に・・・
だが希望があった全ての悪を打ち砕く黒鉄の希望が
漆黒のボディーに金色の瞳そして大空を翔る深紅の翼
その名はZ・・・クロガネZ・・・そしてこの俺・・・・黒鉄龍也・・・・・
其処に迫りくる破壊獣達
鋭い爪と牙を持つもの、巨大な角を持つもの、鎌を剣を銃を・・・
様々な武器を持つ破壊獣軍団・・・
だけど俺は立ち向かうZと共に平和の為に・・・
「いけ、クロガネZ・・ロケットパーンチ」
叫びと共に放たれる鉄拳、貫かれる破壊獣達・・
「光子力ビーム」
金色の瞳から放たれる光線、切り裂かれ熔解する破壊獣達
「ルストブリザード」
口から放たれる氷凍てつく息吹、凍りつき砕ける破壊獣達
「こいつで、止めだ、バーニングブラスター」
胸から放たれる灼熱の熱線、焼き尽くされる破壊獣達
「どうだ、破壊獣これがZのクロガネZの力だー」
これは俺とクロガネZの物語だ。




