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8話

「あそこにいるのが業者の人かな?」

 門の前に汗を拭いてキョロキョロしている太った男性がいた。

 こちらを見つけるとヒィヒィ言いながら駆け寄ってくる。

「あ、ご連絡頂いたナイヤ様ですか? この屋敷を管理しているトーマスと申します。この度は賃貸契約してくださるということで……」

「い、いやまだ決めたわけでは……」

「そ、そんな!!」

 この世の終わりみたいな顔をされた。どういうことなの。


「我が社はこの屋敷の襲撃事件以来業績も悪化の一途でして。呪われた不動産屋などと陰口を叩かれる現状を打破するには、この屋敷の持ち主に長生きしてもらわなければ……ああ、既に呪いの影響が!? なんて痩せ細った体に……!!」

「大丈夫です、死にそうでも死にませんから。とりあえず中を見てから決めたいんですけど」

「え、ええ、わかりました。家具は揃っておりますし、清掃業者に頼んで掃除も済んでいるので綺麗ですよ。業者が途中で1人減ったそうですが」

 ダメじゃねぇか。何があるんだこの屋敷。

 トーマスさんに鍵を預かり門を開ける。


「おお……」

 中央に噴水のある、大きな庭園が広がっていた。

 噴水こそ止まっていたが、庭園の花は手入れが行き届いた。

 大きな庭をグルッと廻る。いくつか寂れた小屋があったのは警備用のデモンのものだったという。

 そして、肝心の屋敷の中に入る。


「あー」

 いるわ。

「な、なんでしょうか!?」

「いえいえ。じゃあ見て廻りましょう」

 屋敷は2階建てで、さらに地下室があった。

 地下には大型デモンでも入る部屋がいくつもあり、1階の大部屋が繋がっている。

 侵入者が現れた時、ここから大型デモンが繰り出す形になるのだろう。


「地下の部屋がサイズ的にはサンディにぴったりだけど……ちょっと殺風景かな?」

「全然平気だよ~。温度も湿度もいい感じだよ~」

 一番サイズ的には大きいサンディのお墨付きがでた。これは決まりかな。


「借りようと思う。いいかな?」

「アンタが良いと思うなら、そうすれば?」

「スミは良い家だと思うッス!ご主人様の決定に従うッス!」

「大きなお部屋~ボクのお部屋~」

 3人の承諾を経て、トーマスさんに契約の旨を伝えると彼の表情はみるみる明るくなっていく。


「ありがとうございますっ!! ささ、こちらが契約書となります。ご確認頂き問題なければサインをお願いします」

 契約書を受け取り、目を通す。

 こういう書類も難なく読めることに、不本意ながら異世界召喚特有の言語チートというもののありがたさを改めて実感した。


「問題無いですね。特に家賃の変更は契約から1年間ありませんというところが助かります」

「いえいえ、そんな。こちらとしては1年生きてくださればそれだけで感謝というものです」

 サインを書き、契約書の写しを貰う。

 これで正式にこの屋敷は俺の物……賃貸だけど。


「あ、最初の家賃は最初の二ヶ月分は先払いでして……6000マール頂きます」

「カードで大丈夫ですか?」

「ええ、もちろん。はい、6000マール、確かに」

 これで残高2200マール。カードだから実感がないが稼ぎの大部分が消えた。

「それでは、どうかご無事で明日を迎えられますよう、お祈りいたしております」

 不穏な言葉を残して、トーマスさんは帰っていった。


「ふぅ……」

 トーマスさんが去ったのを確認して、俺はソファーに座ってくつろぐ。

 今日はこのまま横になって眠りたい。そんな欲求が湧いてくるが、我慢して跳ね除ける。

 おそらくこのまま眠れば、次に目覚めることはないだろう。

 この屋敷の異変を、取り除かねば。


「みんなは、この屋敷の異変の正体がわかったか?」

「え、ちょっと待って。アンタ、わかったって言うの?」

「なんだか変な感じはするッス。でも、理由までわからないッス」

「いっぱいいるね~」

 わかったのはサンディだけらしい。やはり感知能力は一番だな。


「八極まで開放してみろ。地下を中心に、大量に何かがうごめいている。おおよそ100は下らない」

「ちょっと待って……う、うえ!?何よこれ……!!」

「こ、これが人食い屋敷の正体ッスか?」

 スミとパンドラは気功を八極まで開放してようやく気付いたらしい。だがこれは仕方がない。

 相手は非常に気配が薄い。そして生命のエネルギーであるプラーナさえほとんど感知できないほど希薄だ。

 存在を感じ取った俺さえ、こんな生物いるのかと疑問に思うほどだ。


「とにかく行こう。戦闘になるのは覚悟しておいてくれ」

 全員で大部屋を通り地下へ向かう。

 プラーナを辿り、辿り着いた先には壁。開閉のスイッチなどは見つからなかった。


「この裏……って、どういうことッス?」

「……この壁、壊すか。サンディ」

「おっけーい!! 行くよ~~ドーン!!」

 サンディには常に物理担当になってもらってる感じで心苦しい。

 今度何か埋め合わせよう。

 そんな考えをしているうちに壁が崩れる。


「いやあ~~!!」

 サンディの悲鳴。

 壁が崩れた瞬間に、その奥から何かが無数にサンディへと襲い掛かったのだ。


「吹き荒れろ突風! ウインドボム!!」

 パンドラの風魔法が炸裂する。

 風圧を発生させる魔法だったようで、サンディの体に貼りついた存在が吹き飛ばされる。


「クモ……! ファントムスパイダー……の、マキナッス!!」

「マキナ……道理でプラーナが感じ難いわけね」

 吹き飛んだのは、1メートル近いクモ。

 その体は脚の一本に至るまで、金属。金属グモの大群だった。

 視界に入るだけで3、40は軽く超える。俺の体力はこれを倒しきるまでに尽きてしまうだろう。

 ほとんどを3人に任せるしかない。


 戦闘に入ってしまったため、このクモについての詳細を聞く余裕も無い。

 だが、これが犯人だという確信はあった。

 このクモは金属製に加えてこれだけ集団だというのに、足音一つ立てない。

 感じるプラーナも微量で、一般人には気配を感じることも難しい。

 寝込みを集団に襲われでもしたら、結果は言うまでもない。


 だがクモたちの戦闘力自体は、それほどでもない。

 俺に襲いかかってくるクモは、スミに次々と金属の外殻ごと両断されていく。

 パンドラはクモを風魔法でまとめて吹き飛ばし、そこにサンディが駆け抜け蹂躙する。

 奥から増援に駆けつけるクモも順番に片付けられ、時折数匹が回り込んで死角から襲う知恵を見せるが、気功で位置を探知され無為に終わる。


 それでも、100を越えるクモの撃退をする3人に疲労の色が見え始める。

 八極まで正しく開放しているとはいえ、気功は疲労するものだ。

 回復の気功についても教える時期だなと考えている内に、クモの増援がほとんど来なくなった。


「そろそろ打ち止めッスか?」

「そりゃこれだけ倒したんだもの。いい加減……」

「不浄なる混じりが人の言葉を吐くな……世界が汚れる」

 暗い部屋の奥から、機械音のような声が響く。

 クモもその声の方角へと下がっていき、何かがこちらへと歩いてくる音だけが響く。

 そうして現れたのは……機械の体の人間だった。


「おいおい、こんなのまでいるのかこの世界は?」

「異世界人か……不浄、なんと不浄な組み合わせか。神が嘆いておるわ」

 取り付く島もない罵詈雑言に思わずムッとする。

 こいつは人間か? デモンなのか?

 その答えはパンドラの口から放たれた。


「デモンマキナ……先史文明の技術を応用して作られた、デモンの機械化兵器。それを操るには機械化改造した人間の脳波が必要と聞いたわ。アンタがソレね!」

 デモンの機械化兵器って、あの金属のクモのことか。改造人間だと呼ばれたロボットは、その表情を歪めた。


「混じりごときが、偉大なる超文明の叡智を囀るな!よくも我が手駒を……もうすぐ、もうすぐ神意の代行者の上級神徒になれるはずだったものを……!!」

 神意の代行者? どこかで聞いたな。そうだ、この屋敷の元々の持ち主を殺したテロリストが確かそんな名前だったはずだ。


「この屋敷の入居者を殺せば幹部になれるとは、ずいぶん愉快な組織だな」

「量ではない、質だ。こんなデモンを飼うための屋敷に住まうのはテイマーしかおらぬ。それも、金を稼げる高位のな。私はこの世界の猛毒を消毒しているのだ。すべては偉大なる絶対神の御心のままに!!」

 どうにもこいつの発言が俺の知識と咬み合わない。ちょっと聞いてみよう。


「俺は神に召喚されて、神にテイマー能力与えられたんだが……それを殺すことがどうして神の御心なんだ?」

「ク、ハハハハハ!!愚かだな異世界人、まだソレを神と信じるか。お前たちを召喚したのはデモンの崇める悪魔に違いないのだ!誑かされたのだよ、貴様らは!!」

 な、なんだってー……いや、別にだからどうしたという気持ちだな。

 アレが実は神に化けた悪魔だとして、どっちにしろムカつくのは変わらないしね。

 もしかして、こいつらは俺と同じ志を持つお仲間?


「なるほど、そうだったのか。絶対神にしては確かにおかしいところがあった。そうだとしたら実に許せないなぁ」

「ほう、少しは見所があるな。ならば貴様の持つ混じりを殺し、貴様も自害せよ。さすれば神は貴様の罪を許すであろう」

 前言撤回、お仲間じゃないね。そういうことなら退場してもらおう。


「あいつがムカつくからって大事な仲間を傷つけるわけないだろ」

「馬鹿が、ならば死……!?」

 一足飛びで胸元に飛び込む。そのまま踏み込み、気功を高めた掌打を撃ちこんだ。


「ぐふぅっ!? き、効かぬわぁ!!」

 俺の八極まで高めた拳を受けて、胴が大きく窪んだにも関わらず拳を返してくる機械人。

 この拳はマズい。気功でガードしても俺は一瞬で砕けるだろう。


 今の『八極・壱門』の気功では、だが。


「なぁ!?」

 殴りかかってきた金属の拳が、砕ける。

 驚愕する機械人の胸元にもう一度、踏み込んでの掌打を撃ちこむ。

 今度は、『八極・参門』の気功で。


 掌打の中心から胴全体がバラバラに吹き飛んだ。

 それでも首だけで「馬鹿な、馬鹿な」と呻いている辺りタフである。


「ぐふっ」

 そして俺もふらつく。やっぱり駄目だわ、弐式以上使うとこれだもの。

「ご主人様、肩をお貸ししますッス!」

 完全に倒れる前に、飛び出したスミが俺を抱えてくれた。

「い、今のは何!? プラーナが倍以上に膨れ上がったわよね? 九極、九極なの!?」

「あながち間違ってはいない。パンドラたちにも近いうちに教えるよ」


「ひぃ、やめ、ぎあああああ!!!」

 機械音の悲鳴に振り向くと、首だけになったロボットがクモに喰われていた。

 脳みそモグモグされたら助かるまい。


「多分、さっきの一撃で操っていたクモの制御が解けたんだわ。デモンマキナはテイムされてるわけじゃないから、制御できなくなった時点でこうなるのは当然よね」

「生きてるなら色々証言してもらおうと思ったんだが……とりあえずクモは全部処分してくれ」

 統制がなくなったクモはサンディとパンドラにあっさりと始末された。

 残ったのは、クモの残骸と魔核。後は機械人の残骸である。

 残り香のようなプラーナから記憶を読み取ろうとしたが、デモンや異世界人への激しい悪感情しか残ってはいなかった。


「この魔核を放置すると普通のファントムスパイダーになるはずよ。魔核を特殊金属で覆うことでマキナ化するらしいから」

「不活性薬をあるだけ打って、後は壊そう」

 薬剤で確保できた16個以外の大量の魔核は砕いてしまう。

 そして俺達は全滅を確認すると、1階に戻った。

 俺はスミの肩を借りてしか歩けなくなっていた。回復の気功……駄目だ、日常的に使ってるせいで効果が薄い。

 素直に休むしかないか。


「みんなおつかれ。後はゆっくり休んでくれ」

「疲れたッスねぇ……そうッス! お風呂に入るッス!!」

 俺をベッドまで運んだスミも床で丸まって休んでいたが、突然飛び起きそんな提案を口にした。


「すまん、スミ。俺はしばらくまともに動けん……入ってきていいぞ」

「ご主人様を差し置いて入るわけには行かねぇッス。みんなして入るッスよ」

 ベッドの柔らかさにそのまま夢の世界に飛び込もうとしていた俺を、スミが軽々と担ぐ。


「ちょ、おい、スミ!?」

「あー、大浴場の扉外せばサンディも入れるッスね。みんなで行くッス」

「いいの~? みんなでお風呂だ~!」

「いや、私は……ってサンディ、離してよ、ちょっと!!」

 何故か全員で入浴する流れに。

 そりゃさっぱりしたいが、この状況は恥ずかしい。


「どうしても嫌なら、強制誓約(ゲッシュ)で命令してくださいッス」

「そこまで嫌じゃないが……」

「なら、黙ってお風呂に直行ッス」

 スミの突然の行動力に、俺は特に反論できないままに風呂場にて剥かれた。


「もうお婿に行けないわぁ……」

「開幕全裸だったスミよりマシッス。それにパンドラたちは未だに全裸ッス」

「全裸言うな!!」

 広い浴場の洗い場で、暖かいお湯がシャワー口から溢れてくる。

 大体の仕組みは地球と変わらないらしいが、水はすべて魔石なるアイテムから湧き出ているらしい。

 魔石はデモンの魔核の加工品の1つで、巨大な魔核から作った魔石からはネオバベルの全使用水量を数年賄えるという。

 シャワーを箱全体で浴びながらパンドラが言う。


「お湯へ沸かすのは各家庭に設置された小さな魔石で行ってるわ。コンロにも同様の魔石が使われてるわね」

「そうなのか……ところでパンドラ。水で箱は錆びたり腐ったりしない?」

「箱部分は木材や金属というより、全部皮膚みたいなものなの。宝飾部分も同じで、水に弱いとか無いわ」

 そう考えるとずいぶんデコボコしたお肌で……いや、失礼だし止めよう。

 俺もまたスミにシャワーを浴びせてもらい、お湯の気持ちよさにしばらく浸る。


「お背中お流しするッスね」

「いつもすまないねぇ、スミさんや」

「それは言わない約束……ってヤメるッス、シャレにならんス」

「ははは、悪い悪い」

 俺はふと自身の腕を見る。

 骨と皮だけのやせ細った腕。これでスミの顔面を吹っ飛ばしたところから異世界生活がスタートした。

 それが今はそのスミに腕から全身を洗ってもらっているのだから、まさに異世界という感じで……いや、全身……?


「スミさんや、前はいいです本当にやめて!」

「いやいや、体に似合わぬ立派な業物も綺麗にさせて頂くッス!!」

「きゃ~大胆~~!!」

「り、立派なの……ヘェ~ほぉ~……チラッ……バ、バベル!?」

 辱め包囲網が広がっていく。

 しかし俺の身体はまったく自由に動かず……くっ、殺せ!!




「あいつ、もう寝た?」

「即落ちッスね。寝顔だけでメシが進むッス」

「スミ、アイツをそんな目で見てたの……」

「冗談、冗談ッスよ!!」

 風呂から上がった後、体力が完全に尽きたらしいアトをスミがベッドまで運んだ。

 そのまま眠りについたアトの寝室を離れたスミは、パンドラたちと集まった。


「一応生き残りがいないか調べたよ~。大丈夫だったけど~」

「ご苦労様ッス。さすがネオバベル……初日から大荒れッスね」

「大荒れにもほどがあるわよ……しかし、神意の代行者は相変わらず幅を利かせてるのね」

 神意の代行者はデモンクロスに蔓延る最大のテロ集団。それといきなりぶつかるとは流石にスミたちも思わなかった。

 そんな神意の代行者も機械の体を、見た目脆弱なアトに破壊されるとは思わなかっただろう。スミとパンドラは苦笑する。


「ご主人様はあんな体で、どうして無茶するッスかね?」

「単純な話、それでもあいつが一番強いからでしょ。虚弱なのに頼ることを知らないのもあるけど」

 確かに、とスミもそう思った。

 あの機械人はスミたちでは八極開放状態でも手こずる相手だっただろう。

 しかし、アトはそこから更に上の力を用いて機械人を瞬殺した。きっとスミたちでは危険だと判断し、無茶をしたのだ。


「マスターが元気いっぱいだったら、誰も勝てないもんね~!」

「気功の使い過ぎでああなったみたいな話をチラッと聞いたけど……まだあんな先があったのね。突き進むと、ああなるってことかしら?」

「危険はあると言っていたッスが、ご主人様はスミたちが壊れるようなことはしないッス」

「その前にあいつが壊れるんじゃない? 何度も倒れて体に良いわけないもの」

 きっとこれからも、必要とあらばアトは無茶をすると3人は確信していた。

 アトはどこか自身に無頓着な面があると理解していた。

 ふと、パンドラは浮かんだ考えを口にする。


「あの機械人が一連の犯人だったなら、ギルドに報告すれば報酬が出るわよね? それであいつ用に力石を買いましょうよ」

「そうッスね。スミも同じことを考えてたッス」

「まぁ報酬で買えるレベルじゃ焼け石に水かもしれないけど」

 確かにと同意したスミは、何度か躊躇った後に言う。


「それとスミは……スミがもう少し強くなったら、真なる契約を考えてるッス」

「あら大胆ね。あいつのこと、好きなの?」

「ど、どうッスかね~。好きなのは間違いないッスけど、テイムの効果かもしれないッスし……」

「『テイムの際に強制的にテイマーへ好意を抱く』だっけ?そんなの微々たる効果でしょ。私を見なさい、私を!!」

「パンドラデレデレミミック、略してパンデミックが何ッス?」

「パンドラもボクも、普通にマスターが好きだもんね~」

「は、はぁ!? 私は与えられた極めて必要最小限の好意しか……って何よパンデミックって!!」

 デモン娘3人の女子会は続く。

 その後3人はアトの警護のため、交代で夜通し見張り番を続けるのだった。

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