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吸血魔法少女は異世界で楽しく生きる!  作者: もなかラテ
第1章 異世界に馴染もう
4/4

4話 初めての依頼

今いるのはさっき街に入る前にいた森の近く、時間は15時頃と言ったところか。冒険者マニュアルにはアボトック草はここら辺にあると書いてあった。

本当はサーチを使えばすぐに見つかるけど自力で見つけた方が楽しいから使わないでおこうかな。


どうやらマニュアルによるとアボトック草は木の影になってるところによく生えてるらしい。なんでも解毒薬に使われる薬草なんだとか。

横にアボトック草の簡単な映し絵があったけどすごく特徴的で既視感があるような見た目だった。実物を見たら確定すると思う。



しばらく木陰になっているところを探しているとアボトック草を見つけた。白い花びらのような葉とその中心にある穂のような黄色い花が特徴のアボトック草を見て私は思った。いや、確信した。やっぱりドクダミじゃん。


まぁいいや。ここにあるドクダミ……じゃなかった、アボトック草を回収して戻ろう。早く帰らないと日が暮れちゃう。



依頼の達成報告のためにギルドに戻ってきた。初依頼結構楽しかったな。


「次の方、どうぞ。」


私の番だ。


「依頼のアボトック草と依頼書です。」


「はい。確認するので少々お待ちください。」


「確認が終わりました。依頼達成です。こちら報酬の銅貨10枚です。」


「ありがとうございます。」


って重っ。でも10円玉よりも大きくて厚そうだからこんなものなのかな?2倍ぐらいの重さはありそう。さっさと宿取って今日は休もうかな。さっき聞いたところによると大抵素泊まりは銅貨5枚ぐらいらしいし。



無事に宿に泊まれた。これでやっと休めるよ。さて、これからの目標を整理しよう。まず私がこの世界に来た理由は異世界を楽しく遊び尽くすため。これを第一の目標として当面の目標はお金を貯めて生活を安定させることかな。


今日は色々あって疲れたしちょっと早いけどもう寝ちゃおう。おやすみ〜。




あれから1ヶ月弱が経った。この世界の暮らしにもそこそこ慣れてきたしそろそろ本格的にお金稼ぎを始めちゃおう。ランクもEに上がって報酬も少し増えたからね。


そういえば何人か冒険者の友達ができたんだ。まさかこの歳になって神以外の友達ができるとはね。最近はその人たちと一緒に依頼を受けてる。


さて、冒険者ギルドに着いた。


「あ〜!ソーカ〜、こっちこっち!」


「あ、ミリー。おはよ〜。」


「今日も頑張ろうね、ソーカ。」


「そうだね、頑張ろう。」


「お、2人とももう着いてたんだ。おはよう。ミリー、ソーカ。」


「おはよ〜!」


「おはよう、ラール。」


「そういえばマックスは?」


「まだ寝てるんじゃないかな。」


「また〜?もう!マックスってばいっつも遅れてくるんだから!」



そろそろ集まってから10分くらいたつ。早く依頼受けにいきたいな。


「お、お前らもう集まってたのか。」


「ちょっとマックス!遅いよ!いっつも遅刻してきてるじゃん!」


「何だよ、別にいいだろ。」


「良くないもん!」


「まあまあ二人とも落ち着いて。」


この子たちかわいいなぁ。それにしてもいっつもこのやりとりしてて良く飽きないよねこの二人。


「ほら、喧嘩してないでさっさと依頼行くよ。」


「だってマックスが!」


「はぁ?お前がいっつもうるさく言ってくるからだろ?」


「何よ!あんたが遅刻してくるのが悪いんでしょ!」


はぁ、早く依頼に行きたいってのに。しょうがない。


「二人とも、いい加減にしなさい。」


「「ヒッ!ごめんなさい!」」



そんなことがありつつ私達は依頼を達成するために森に来ていた。あれ?


「そういえばラール、今日の依頼ってフォレストウルフの討伐だよね。」


「うん、そうだよ。どうかしたの?」


「いや〜、なんか違和感がある気がするんだよね。いつもよりフォレストウルフの気配が少ないような。」


「そういえばギルドでも最近魔物の数がおかしいっていう話を聞いたような。いつもいる魔物が少なかったり逆に増えてる魔物もいるみたい。ちょっと警戒しておこう。」


「え?そうなの!じゃあ気をつけないと!」


「あ〜?そんなの大丈夫だろ。どうせ大したことないって。」


「まぁおかしいって言っても明らかに数が変わってるわけじゃないみたいだけど。でも油断はダメだよ。」


「わーってるよ。気をつけてりゃいいんだろ?」


「ほんと〜にわかってるの?」


「俺がわかってるって言ってんだからわかってんだよ!」


「まあまあ。」


何もないといいんだけど……。

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