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楽園

作者: 七星銀河



暗く、静寂に包まれた夜。


置き去りの心が思い出すのは、君を抱いた最後の夜。



あのまま時が止まればよかったのにと、楽園に住む君の姿を夢に見て腕の中に抱き寄せる。




偶然出会った僕ら。友だち期間は短くて、激しい恋をして、いつしか会わなくなり……そうして「さよなら」を告げられた。




思い焦がれても取り戻せないあの日の恋。


笑顔を交わしあい、短所も長所もすべて愛して永遠を願った人だった。




目を開けた現実では君の姿は風のように指の隙間をすり抜けてしまうから、抱きしめて温もりを感じていられるよう、今夜も君を求めて、僕は夢に築いた楽園の住人となる。




END.


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