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空山一路

作者: ならのしん

若い頃は仲の良いツレ2人と、よく山奥に遊びに行ってた。


まだ車の免許も取り立てで親父の車を借りて、夜中に人里離れた山奥まで行き、誰もいない真っ暗な山道をひた走る。とは言えスピードを出したり暴走したりといった遊びじゃない。


お気に入りのテープをかけながら、吊り橋を見つけては車を止めて渡り、星空を見上げて眠る。

昼間は川で泳ぎ、道の駅でその地方の名物を食べたりして、時に景色を楽しむ。

普段の生活とは違う「非日常に至る旅」と言ったところだろうか。学生時代、夏休みなんかだと時間にも囚われない。

ナビもまだ普及していない時代、地図を片手にあちこち走り回ったものだ。


夜間、山道を走っていると色々な動物に遭遇する。

多いのは狸やイタチで、たまに鹿。

特に本当に人里から離れた所で出会う鹿は、奈良公園や宮島で見るような鹿とは全く違う。

全身筋肉の塊で恐ろしく巨大だ。こちらの事を見ているが敵とも思っていない様子で、実際素手の人間ではとてもじゃないが相手にならないだろう。

しばしこちらを伺った後、悠然とどこかへ消えて行った。威風堂々とはあの事で、今もあの雄々しい姿は絵画の様に美しい記憶として脳裏に刻まれている。


怖いのは猪と野犬。

猪は知ってか知らずか車に向かって突進してくる。ぶつかっても猪側は割と平気な様子だが、こちらの車は確実に破壊される。

野犬は、車で擦れ違うのなら問題ないが、車外にいる時は要注意だ。


俺達が野犬の群れに遭遇したのは、深夜に吊り橋を見つけて渡っていた時だ。

いつもの様にちょっとしたスリルを楽しみ、もう少しで渡りきろうかという所で、対岸に動くものが見えた。それは一つ、二つではなく、五つ、六つ…。

1人が「犬だ!」と叫んだ。その声に野犬達も驚いたのか一斉に吠え出す。

俺達は車に向かって駆けだしたが、野犬達も追ってくる。吠える犬の群れに追われるのは恐ろしいものだ。

この時は吊り橋だったのがラッキーだったと思う。俺達が走る事で吊り橋は揺れ、野犬達も走り辛かったのか、早々に追うのを止めて暗闇に消えていった。


動物だけじゃなく時に奇妙なものとも出会う。

夜中0時頃、山道のカーブを曲がった先に山伏が歩いていたり、山中で星空を見ながら寝ていると頭のすぐ上辺りを何者かが歩き回る様な足音がしたり、深夜の山奥、星空の下で俺達が話している横をピンクのボーダー服を着た女の人がスッと歩いて行ったのを3人共が目の端で見ていたり…。


そんな旅だが、行先はほとんど考えずにその場のノリで決める。地図に無い道を見付けたら、そちらにハンドルを切る事になるが…大抵は大変な目に遭う。

時には対向できない様な狭い道や、ガードレールが無くハンドルを誤れば谷底、といった道もある。


この日の旅の帰り際、まだ夕方と呼ぶには早い時間帯。たまたま見付けたこの脇道に入った。

方向的には何kmか走るとスカイラインに合流できるか、少なくともその出口方面には行けそうだったのだが…。

行けども行けども道は終わらず、舗装は途切れて進む程に荒れ具合も増してくる。大きな石なんかも所々に落ちていて、こんな道をセダンで走るべきではないと今なら思うが、その時は若気の至りだったのだろう。むしろその状況を楽しみつつ、ひたすらに突き進んだ。


この道に入った時には、まだ高かった陽が、気が付けば山陰に沈み始めている。

少し気持ちが焦りだした時、車のオイルランプが点いているのに気付いた。


「オイルランプ?」

「ヤバいやつ?」

「いつ点いた?」


車内で話すが答えは出ない。

少し休憩も兼ねて車を降りて外の様子を見る事にした。

外の空気は心地良いが、どこか湿り気のある風が吹いている。辺りは急速に夜へと姿を変えていく。

ふと、今来た道に点々とオイルが垂れているのが目に入った。車からも…ポタッ……ポタッ…と一定の間隔で垂れる音が聞こえる。


オイル漏れ…最悪だ。


道中のどこかで車の底を石にぶつけて傷付けてしまい、オイルが漏れだしたのだろう。

エンジンオイルが尽きるとエンジンが壊れてしまう…こんな山奥で。

エンジンが壊れてしまうと徒歩での下山になる。

徒歩では到底家まで帰れない距離だ。

一番近場の駅まで行くとしても、どれぐらい歩かなくてはいけないのか見当もつかない。

それに食料はおろか飲み物すら持っていない。

途中で遭難する事も十分あり得る。

戻る事も考えたが、この道に入ってから走った距離はかなりある。

戻ると進む、どちらが良いかは賭けだが、俺達は急ぎ車に乗り込み、走れるだけ進む事にした。


山道は既に夜の様相で、ライトに照らされる道幅は進むほどに狭くなっていく。

道の左側は山の斜面、右側は崖になっている。

崖の向こうは開けていて夕焼けの空が遠くまで見えるが、見えているのは空と山だけで不安を煽る。

大きく左にカーブし、見えてきたその山の斜面に夥しい数の地蔵が並んでいた。

思わず三人ともが声を出すほどの不気味さだった。


「何故こんな所に?」

「気色悪い…」

「この数は何?」


地蔵はどれもかなり古いものらしく苔むしていたり首が欠けているもの等もあり、長い間、誰も手入れしていない事を伺わせる。

しばらく同じ様な風景が続いたが、地蔵の数は徐々に減っていき、ついにゼロになると同時に大きなカーブに差し掛かった。

カーブを曲がりきった先に真っ黒な口を開けたトンネルが見えた。近年のトンネルには大抵照明が点いているが、このトンネルには見当たらず真っ暗だ。

その暗さのせいかもしれないが、入口からは出口が見えない。


入口の端に地蔵が三尊立っていて、なんだか不気味に感じる。

車一台が通れる程度の道幅しかないこのトンネルは、おそらく機械類ではなく手で掘られたものの様だ。

壁面に凹凸があって所々飛び出していて、天井もかなり低く無意識に頭を下げてしまう。

山間部などの交通量の少ない地域では、現在の道路規定を満たしていない道がある。これもそのひとつだろう。

中に入って思っていた以上の狭さに驚く。

車幅ギリギリで、壁から突き出た部分もある為、車をぶつけないよう、ゆっくりと慎重に進む。


真の暗闇を体験した事のある人は少ない。

街中や家の中では暗くてもどこかに光はあって、時間が経つと目が慣れてきて少し辺りが見えるが、真の暗闇には目が慣れる事はない。

光は存在しないので本当に何も見えない。このトンネルの中は、まさにその状態だ。

幸い車のライトが前を照らしているが、もし車の明かりが無ければ壁の触感を頼りに進むしかないだろう。

ゆっくり静かに進む内、遠く先に僅かな明るさを感じた。


出口だ。


少し安堵した時、微かに焦げた様な匂いを感じた。

何の匂いか理解するまで一瞬の間があり、次いで焦りが来る。


車からだ。


こんな真っ暗の中で車が止まってしまったら…。

まず狭くてドアが開けられない、降りられない。

苦労して降りても手探りでの進行になる。

それに暗闇に止めておいて、もし別の車が来たら事故になりかねない。

トンネルの中で止まるのだけは避けないと!


気持ちは焦るが飛ばせない。

ゆっくりと確実に進む。

誰も口を開かない。

随分長い時間走っている様な気がした後、漸くトンネルから抜け出した。


出た先は少し広くなっていて、トンネルで窮屈な思いをした分、解放感が心地よい。

すぐに道は下りながら大きく左に曲がり、次いで右に曲がる。

左側はトンネルに入る前と変わらず山の斜面が切り立っている。右側は崖で下の方は暗くて見えない。


トンネルを抜けた後、焦げた匂いは少し落ち着いた様に思える。いや、鼻が慣れただけかもしれない。

下りになって少しスピードが増すが、カーブが続いているのでハンドルを持つ手には緊張感がある。

このまま下っていけば近い内にスカイラインに出られるんじゃないか、と淡い期待も出てくる。

下り坂から平坦な道になった矢先、ガガガッという大きな異音が響きエンジンが止まった。

今、気が付いたが速度計横に普段目にする事は少ないであろう警告灯が沢山点いている。


慌ててキーを回してみるが反応はない。

2度、3度…反応はない。

ライトは点いたままだがエンジンは一切動かない。

完全にイカれてしまった様だ。

こうなっては仕方がない。

ライトを消して貴重品と地図、車に常備している懐中電灯を持って降り立つ。


「俺達の旅、始まったな」

誰が言うでもなく皆が思う。


車に乗っている時はライトが道を照らしていたが、徒歩になると思った以上に暗い。空には星が美しく輝いているが懐中電灯が無ければほとんど何も見えない。木の根や石が足元に転がっていて、気を抜くと足を引っ掻けて転んでしまいそうだ。吹く風は少し冷たい。


道の右手から微かに響いてくるのは、おそらく沢の音だろう。道からどれぐらい下を流れているのかは暗くて分からないが、音から判断するに十数メートルはあると思われる。万が一道を踏み外したら到底助かりそうもない。皆、左手の斜面側に寄って歩く。そこに生えていたムカゴに気付き、取れるだけ取って歩きながら食う。腹が減っていると、こんなものでも無性に美味く感じる。


斜面には所々に地蔵が立っていた。トンネルの前に立っていた地蔵がどうだったかは走行中なので詳しくは見れなかったが、この辺りに立っている地蔵はどれも大口を開けて笑っている。そういうデザインなのかもしれないが得も言えぬ不気味さがあって好きになれない。


大きく左に曲がって下った所が少し広くなっていて、そこに民家と呼ぶのも躊躇する様なボロ家が建っていた。築何年になるのだろうか?土壁は所々崩れていて格子状に編まれた下地の竹組が見えていて、その竹組も所々折れている。屋根も崩れている箇所があり、周囲に割れた瓦が散乱している。崩れた壁の隙間からチラリと見える畳は腐っていて荒れ放題。もし雨が降ってきたりしても、とてもじゃないがこの家では過ごせそうにない。


家を通り過ぎてしばらく行くと、また朽ちた家が出てきて、その先にも同じ様に朽ちた家が数件見える。どうやら廃村の様だ。炭焼き小屋でもあったのかもしれない。薄暗い山中で崩れた家が建ち並ぶ中を歩いて行くのは、なんとも薄気味が悪い。かつてここに誰かが生きていた形跡が無情にも崩れ荒れ果てている、その様が否が応でも栄枯盛衰なるものを見せつけてくるのが気味悪さの要因ではないだろうか。


道は緩やかに下りながら崩れた家々の間を抜けて木々の中へと続いていく。左手は家々が立ち並びその背後にうっすらと山の斜面が見え、右手は崖になっていて暗闇がぽっかりと口を開けた様に広がっている。その奥から水の流れる音が聞こえてくる。先程は遠くに聞こえていたが、かなり沢に近付いた様だ。

その時、一人が足を止めて振り返る。


「どうした?」

「…いや、なんでもない…」

「こんな所、早く抜けようぜ」


皆、気持ち悪さを感じているのか一斉に足を速める。

少し歩いて、また一人が足を止めて振り返る。


「おい、どうした?」

「…やっぱり後ろから足音がする様な…」

「…やめろよ」


後方を懐中電灯で照らしてみるが誰もいない。

あちこち照らしてみるが特に何も見当たらない。

気のせいだ、先を急ごうと前を向き直し歩き始める。


「スカイラインまで遠いのかな?」

「結構先かも…」

「俺、これだけ歩くの久しぶりかも…」

「…ヒとりはコどク…」


生い茂る木々の間を縫って20分程下ると開けた空間に出た。右手の闇に沢が広がる。少し滝状になっている所があるのだろう、水が勢いよく流れる音が響く。平和な日中なら足を浸けたりして楽しんだと思うが、今はそんな余裕はない。沢に沿って続く道を進む。


「結構歩いたなぁ…」

「一度地図を見てみるか?」

「川と合わせて、おおよその場所は判るかもな」

「…フたりハわかレ」


先程から感じる違和感。おそらく3人ともが感じている違和感。俺達3人で歩いているのだが…多分、4人いる。

暗闇を歩く時は自然と前方の足元を照らす。たまに上下左右させる事もあるが、基本的には前方の足元を照らす。なので自分達の顔は見えない。この中に知らない顔の奴が混じっている?そう考えると嫌な汗が流れる。

あまり考えない様にして地図を開く。1人が照らし、3人で地図を覗き込む。


「別れ道から多分この辺りを走ったんじゃないかな」

「川があって…あっ!この道が今いる所じゃないか?」

「お!この先、トンネルを抜けてずっと行くとスカイライン、その先に道の駅がある!」

「…サんにンこリツ」


懐中電灯を地図から戻す時にちらりと見えた影は3人だった。声は4人分聞こえた様な気がするが、誰もそこには突っ込まない。

皆、今までよりも急ぎ足で道を進む。

地図で確認した通り、しばらく進むとトンネルが見えてきた。入口には地蔵が三尊たっている。

あれを抜けるとスカイラインまで出られる。少し気が軽くなった。


トンネルは先程のものと同じく手掘りの狭い穴で照明も無い。出口も見えず懐中電灯の明かりだけを頼りにして暗闇を進む。車に乗っていた時は気が付かなかったが、細かな音も全て反射してこだまし気味悪さを一層際立たせる。それもあってか誰も一言も発しない。


暗闇を進み、そろそろトンネルの中程まで来ただろうか。入口も見えなくなった。今、懐中電灯の電池が切れると真の暗闇になってしまう。そう考えるとぞわぞわとした恐怖が込み上げてきた。


壁から滴る水滴の音が一定のリズムで響く。


…ポチャン…


…ポチャン…


その音に混じって


「…ヨにんハ…」


呟く様な声が聞こえる。


「…よ二ンは…」


「4人は何だよ!」

恐怖とイラつきで誰かが怒鳴った。


しばしの静寂の後、耳をつんざく大きな声で


「ヨにんハしビと!!よ二ンはシびト!!ゲラゲラゲラゲラ!!」


ゲラゲラと下品な笑い声がトンネル内に響き渡る。

トンネル内のそこかしこから「ヨにんハしビと!!」と繰り返し繰り返し繰り返し…。


俺達3人は恐怖と混乱で方向感覚が狂い、どちらへ進んでいたのかわからなくなった。

1人が駆け出して壁にぶつかり転んだ。

1人は耳を押さえてしゃがみこんでいる。

俺は冷静になれと自分に言い聞かせながら進む先を確かめ様と懐中電灯を前方に向けて気が付いた。


トンネルの壁という壁にびっしりと隙間なく地蔵が掘られていた。

地蔵が、地蔵達が、口々に「4人は死人」と繰り返し叫び大口を開けて笑っている。


頭がおかしくなりそうだったが、決死の思いで「俺達は3人だ!」と叫び、2人を引っ張り立たせて出口と思われる方へ駆け出した。


走る最中もそこかしこから「4人は死人」の大合唱だったが無我夢中で走り、トンネルの外まで駆け抜けた。

外に出ても足を止めずそのまま走り、気が付くとスカイラインが見えていた。


その後は道の駅まで歩き、公衆電話から家族や車屋に連絡。レッカー車が到着するのが翌朝になると言うので、そこで一夜を明かした。とは言え、とても眠る気にはなれず皆で黙って固まり、ただ時間が過ぎるのを待った。


翌朝、レッカー車が到着した時には安心して泣きそうになった。車が故障した場所まで、このレッカー車が行けるか不安だったが、昨晩の出来事が夢だった様に何事もなく車まで到着できた。

トンネルは思っていた程狭くなくレッカー車も問題なく通れて狐に化かされた様な気がした。


無事に帰宅したが、その後、なんとなく山からは遠のいていった。

皆仕事に就いて忙しくなり、あの頃の事を思い出す事も少なくなった頃、久々に3人で飲む事になった。


「あれからもう4年かぁ」

「あれ、なんだったんだろうな」

「夢?それともマジで狐か狸に化かされたか?」

「わははは…そんなワケないだろ」

「いやいや、わからんよ」

「めっちゃ怖かったけどな…」


笑ってはいるが、あの時の恐怖は俺達3人に植え付けられていて、今も全く拭えていない。


「…結構飲んだなぁ」

「いやぁ、まだまだいけるっしょ」

「もう一軒行こうや、もう一軒」


ふらつきながら上機嫌で歩く三人。

学生時代の友人の中には、時間を空けて会ってもあの頃の関係に戻れる奴がいる。

この三人はそういう仲だ。


「仕事、結構忙しいんだよ」

「ああ、俺も。顧客が煩くて…」

「わかる。うちも特に煩い客が4人程いて…」

「…ヨにんハしビト…」


皆が立ち止まり顔を見合わせる。

急速に酔いが醒めていき、嫌な汗が背中を流れる。


「…おい、やめろよ」

「今のお前か?」

「いや、俺じゃない」


気のせいか、とも思ったが楽しかった気持ちが急激に萎えてしまい、その場で別れる事になった。

独り帰る夜道、いつもの道が何だか気味が悪く思える。

5分程歩いて家に着いた。

玄関に入りドアを閉める時、外の電信柱の影に何かが居た様に見えた。

確認の為に再度開ける事も出来ず、ただベッドで朝が来るのを待った。


─あれから何年経っただろうか。

あれだけ仲の良かった奴等とも、あれ以来お互い忙しさを理由に会っていない。

電話で話す事もあるが、気味の悪いものを見たり変な声が聞こえるといった体験を3人共がしていた。

何が原因なのか。

あの廃村が悪かったのか、トンネルがいけなかったのか、そもそもあの分かれ道に入った事が間違いだったのか、原因はわからない。神のみぞ知る。

あの時の恐怖は今も消えていない。

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[良い点] 前半で「変な道を平気で進む」という主人公の性質を正確に表現しての話は、非常に現実感のある話で、しかも語呂合わせによる言霊を乗せようとする怪異側と、それに必死で対抗する主人公側の戦いが、後日…
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