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物語は、絶望の底から

───昼休み、私は職員室に呼び出された


「夢夜さん・・・落ち着いて、聞いてください──」

先生がいつにも増して真剣で心配するような眼差しをしていることに気づいた。それと同時に察してしまった・・・これ、テストの点数かなり悪いな、と

「あなたのご両親が、事故に遭ったそうです・・・」

「・・・・・・え?」

「先程、病院から連絡がありました・・・今○○病院に搬送されているそうです。」

「・・・・・・・・・」

「なので、今から早退してもらってその病院へ行きます」

息が、止まった。頭が真っ白になるほどの衝撃っていうのは・・・こうゆうことなんだろうな・・・

私は、先生と一緒に病院へ向かった・・・車の中で先生はずっと何か言ってたみたいだけど、そんなのを聞いてる余裕なんかなかった。無事に生きてて欲しい・・・ずっと、そう、祈っていた。・・・・・・けど、現実は、とことん私に対して厳しいみたいだ・・・・・・看護師さんから、お母さんとお父さんの容態を聞いた

・・・・・・結果だけ言うと、倒れてきた電柱が車に直撃したらしい・・・で、そのせいでお母さんは即死、お父さんは意識不明の重体

・・・・・・なんで、・・・なんでこんなに私だけ不幸になるの?おかしいよ・・・こんなの!!もう・・・いい。私はもう幸せになりたいなんて思わない。はぁ・・・

気持ち悪い・・・・・・ぐわんぐわんする・・・・・・もう・・・帰ろう。帰ったらゲームでもしよう。その後、先生の車に乗って家まで送ってもらった。心配されたけど・・・もうなんか・・・どうでもよくなっちゃった

「そうだ・・・曲、アップロードしなきゃ・・・・・・」

私は、作曲家のお父さんに憧れて中1の時から曲を作って動画配信サイトにアップロードをしている

私は、手馴れた操作で曲をアップロードする

「・・・前の曲のコメントでも見ようかな」

●:すごくいい曲だった!!

●:歌は付けないの?

●:歌ってるの聴いてみたい!!

・・・歌か・・・別に歌ってみてもいいかもしれない。特定が怖くて声は出したことなかったけど・・・今はもう・・・どうでもいい

「─────────♪」

「───♪──────♪」

「こんな感じかな・・・・・・アップロード・・・・・・っと」

ふぁーー ・・・眠いし、もう寝よ

「・・・・・・お母さん・・・・・・・・・」

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