次なる検査は?
さて、大腸用の内視鏡では小腸にある患部に到達できませんでしたので次なる方策が必要になります。その方法は2通りだそうです。まず1つ目はカプセル内視鏡。もう一つが小腸内視鏡という特殊な内視鏡
カプセル内視鏡は文字通りカプセル状の内視鏡を飲み込んで消化管を進みながら撮影する。なので当然食道に始まって胃、十二指腸、問題の小腸に大腸と消化管まるごと検査できるというスグレモノ。ところがこれには問題があって、患部の検体を採取できないので患部が良性か悪性かの判断ができないので改めて小腸内視鏡で検査が必要になるとのこと
おいおい、二度手間ですか!?
さらに患部が細くなっている場合内視鏡が詰まって緊急手術が必要になる(怖)ので、予めダミーのカプセル(バリウムで出来ていて万一のときでも自然に溶けるから安心)を飲む。
三度手間ですかー!?
好きな方を選んでいいそうなので、最初から小腸内視鏡で検査してもらうことにしました
小腸内視鏡というのは、別名ダブルバルーン内視鏡と言って内視鏡の管の先端と途中2箇所に風船がついていてこの風船を足場に尺取虫のように進んでいくので普通の内視鏡では届かない奥まで届くスグレモノだそうです
この小腸内視鏡を導入しているのは(この当時)県内ではこの病院と後1ヶ所くらいしかないそうでそのことを説明してくれる先生がちょっと得意気だったのは内緒の話
かくして再び検査食と下剤を渡されて帰宅することとなりました