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入院記  作者: た〜
14/19

受信しない電波時計はただのクオーツだ(いや、それで何も問題ないんですけど)

 入院患者がやることは、基本的に「寝る」「検査」「飯」「リハビリ(私の場合そこまで大げさじゃなかったですが)」「暇つぶし」くらいなものです。食事は決まった時間になれば向こうからやってくるし、消化器を手術したばかりで大して食欲もないからまだかまだかと待ち構え後何分だーと、確認することはなし。検査は看護師さんがやってきて車椅子に乗せられ送迎か、体力が戻ってきてからは「○階の××検査室に行ってください」と指示されるか。寝る、暇つぶし、リハビリはマイペース。時間を知る必要は特にありません

 ありませんがそこは現代人の性なのかそれではどうにも落ち着かない。


なので時計を持ち込みました。安物だけど電波時計。

ところが私の病室は電波の状態が悪いのか受信できません。先に書いたように時間がわからなくても問題ない生活なので5分や10分狂っても問題ないし、受信しなくてもクオーツ時計として働くので誤差は秒単位


なのに受信できないとなんとなく損した気分になるのは私が貧乏性だからなのでしょうか。

この話はスマホやタブレット端末が今ほど普及していない頃の出来事です。

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