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22話 束の間の日常回?

魔法の説明はああ、そうゆうものかと思って読んでください。作者自身も本当に何を言っているのか分からない。


「日本を世界で一番の国にする?それってどうゆう事?」


「意味はそのまま日本という国をあらゆる分野で世界一にする。俺が生まれ育った日本という国を世界一にする。そして俺が日本のトップに立つ。有するに俺は世界で1番の存在になりたいってだけ」


「言ってることはとんでもないね。でも良太くんなら出来ると思う。私は応援するよ。その夢を」


「ありがとう。‥‥‥それより一つ聞きたい事があるんだけど」


「?何」


「寒くない?風呂とはいえ流石に身体が冷えると思うんだけど」


「‥‥‥寒い」


「なら入る?風呂」


千聖は頷きチャプンと音を立てながら俺の隣に座る。いやこの風呂相当デカいからわざわざ俺の隣に座らなくても良いと思うんだけど。まあ良い匂いもするし何より美女が隣にいると思うと俺の中にある優越感がどんどんデカくなるからとても心地が良い。


俺たちはそのまま数十分お風呂に入り一緒にお風呂を出た。




夜ご飯を食べ自室に戻る。やっぱり一人の時間は良いものだ。そもそも俺は大人数で何かをするのが嫌いだ。異世界に来てその考えは変わり今では大人数で宴会をする事もある。しかしそれは異世界だからだ。地球でそんな事をしたら俺は忍者の様に気配を消しその場から消えるだろう。


‥‥‥変なコト考えてないで今日はもう寝よう。絶対に一人用じゃないベッドに横になりそのまま目を閉じる。








朝だ。大抵起きたら俺のベッドに誰か潜り込んでくる。しかし今日は誰もいない様だ。しっかし本当にこのベッド大きいな。俺が十人ぐらい同時に寝ても余るんじゃないか?そのぐらい大きいベッドだ。‥‥‥俺の部屋を作った奴は本当に誰だ?風呂といいベッドといい、デカく作れば良いと思ってんのか?


小さいよりは全然良いと思う。でも何でもかんでも大きくすれば良いって訳じゃないと思うんだけど。この部屋は俺が北海道をぶっ壊す少し前に誰かが作ってくれた。誰かは分からん。アロメから俺専用の部屋が出来たとしか言われていないからだ。


なので俺は自分の部屋を理解していない。今んとこ風呂とベッドがデカい。となると今度はトイレが怖いんだけど。

流石にトイレはデカくしないよな?トイレをデカくしたら色々とヤベェ事になるしな。流石に大丈夫‥‥‥。







トイレはデカくなかった。そこは良い。今までの流れからトイレがバカデケェ可能性があったからな。その可能性がなくなって安心した。でもさ、それとは別に問題があったんだ。


俺の部屋にトイレ何個あるの!?


一個でいいでしょ?普通。何で三個もあるの?しかも今分かった事だが俺の部屋もバカデケェ事が判明した。

勘弁してくれよ。マンションの一つの階層全部が俺の部屋と言ったらどのぐらい大きいかが分かると思う。いやそんなに部屋要らないんだけど。用途がないと思う。必要最低限の部屋があればいいんだよ。


それなのに部屋数、驚きの二十以上。トイレ三つ。キッチン二つ。浴室一つ。いや浴室一つなんかい。このノリで言ったら二つでいいと思うんだけど。取り敢えずこの部屋たちはどうしようか。趣味の部屋とか作っても絶対余る。そんなに沢山趣味なんてないし。本当にどうしよう‥‥‥。







取り敢えず保留だ。いつか決めよう。


さて今日やる事は特にない。なので能力の練習に力を入れようと思う。昨日『雷帝』を使い身体能力を上げようとしたのだがこれがかなり難しい。なので早速練習だ!






数時間に渡り自分の身体に電気を流れさせる練習をしていたら何とか出来る様になった。しかし電気を流した状態で動こうとすると失敗してしまいバチンッと電気が霧散してしまう。身体に電気を流すのに集中していたら体を動かす事ができない。でもその状態で動きたい。ジレンマに陥り少し諦めたい気持ちが出てきた時頭がビビッときた。


常に全身に電気を流すんじゃなくて一瞬だけ自分が動かしたい部位に電気を流せば何とかなるんじゃないか。

早速試してみよう。


結果から言えば出来た。足で地面を蹴った瞬間だけ電気を流し一瞬で爆発的な加速力をつける。すると一秒未満で数キロ移動できた。因みに今は周りに人がいない環境で『雷帝』を試している。


これならいけると思い今度は地面に向かって自分の拳を振り下ろす。地面と拳が当たった瞬間に腕に電気を流すことでここら一帯をクレーターにすることが出来た。

よし、何となく掴んできた。これなら実戦で使っても違和感なく使えるだろう。




「良太様。少し宜しいでしょうか」


「なんだ?アロメ」


「私どもでは判断をしずらい事案が発生したので報告をしに来ました」


「んでその事案って何?」


「以前良太様が地球に行くために設置した魔法陣から地球の軍隊が侵入してきました」


「‥‥‥軍隊ってのはどれぐらいの人数だ」


「そこまで大人数ではありません。ざっと数百人程度です。奴らは今現在監視中です」


「念の為魔法陣を郊外に設置しといてよかった。よし、今から俺もそこに行く。状況は逐一伝えろ」


「賜りました」


『雷帝』を使っての移動にしたいがあれはまだ完璧に操作できない。万が一操作をミスって味方に被害を与えたら洒落にならないので『不死鳥』を使って空から移動する。


『不死鳥』は使い慣れている事もあって数分で魔法陣から一番近い街サモアに着いた。魔法陣を介してこの世界に地球の軍隊が入ってくるのは想定していたので魔法陣の近くには誰も寄り付かない様にしてある。

サモアに降り立ち警戒体制に入っていた近くの兵士から事情を聞き出す。


いつも通り警備をしていたら突然魔法陣がある方向から白い光が見えた。何事かと『遠視』の魔法を掛けた望遠鏡を使ってその方向を見るとたくさんの人がいた。その人たちをよく見てみるとまず服装が明らかに一般人ではない。ほとんどが同じ様な服装をしており一部服装が違う人が何やら指示を出していた。

もしかしたら地球の軍隊かもしれない。そう思い早速上司に報告、すると上司は念の為アロメに使える様に使者を出した。そしてアロメにこの事が伝わり俺の所まできた。簡単に要約するとこんな感じだ。


しかし何かあった時のためにサモアに軍隊を配備していてよかった。今のところ地球の軍隊は特に何かをしてきた訳ではないようだ。それは俺たちにとっては幸運だ。一応サモアに配備している軍隊は魔術師をメインにしている。近距離で戦う兵士もいるが、地球から軍隊の殆どは銃を持っている。なので遠距離から攻撃できる魔術師を多めに配備しているのだが如何やらその考えで良いらしい。


今望遠鏡で確認したが兵士の殆どは銃を持っている。ん?よく見たらみんな迷彩服を着ているな。もしかして自衛隊か?

まあ誰であろうとも敵なら潰す。徹底的に。でも一応地球に帰らせる交渉は出来るかもしれない。そう考えサモアにいる兵士に交渉に行くと伝える。そしてその交渉中に俺が攻撃を受けたら俺の合図でこっちも攻撃を仕掛けるようにと命令した。


さて交渉タイムと行きますか。






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