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6.ヒーロー集合

GM:それでは次のシーンですが、HAの本部の一室に皆さんが集合するのですが、どういう順番で入っていきましょうかね?


沖:では警察官の自分から入りましょうか。ちゃんと前から入らさせていただきます。忍者とは違って!(一同笑)


タカ:まぁ、俺自身ここは遊ばないとなぁと思いましたけどね?


沖:まぁ、受付の方に行ってみますね。


GM:そこでは係の人が丁寧に部屋番号を教えてくれますね。沖さんが一番乗りで会議室に到着しました。


沖:では「すいません、誰かいますか?」と言って恐る恐る入りましょう。誰かいますかね?


GM:総帥ブレードが既にいますね。


沖:有名人だぁ、と心の中で呟きながら、「すみません、警察の方から来ました」と言いましょうか。


GM:「入りたまえ、デュラハン」


沖:失礼しまーす。


レイドライト/飛騨:じゃあ次は私が行きます。ちょうど沖さんが部屋に入った直後に廊下の方から「君! 待ちなさい!」という警備員の声と廊下を走る音が近づいてきたと思うと扉が勢いよく開き、「邪魔するぜ」といって変身後の姿(※1)で入っていきます。


GM:総帥ブレードが「レイドライトか、元気そうだね」と。


レイドライト/飛騨:「まぁな。にしても、わざわざ声をかけてくるってことはそれ相応の理由があるんだろうな?」


GM:「そういうことだ。まだ全員揃っていない。掛けておきたまえ」


レイドライト/飛騨:じゃあおとなしくドカッと座ります。


エヴァ:そういえばこの部屋のドアって押し戸か引き戸どっちですか?


GM:引き戸ですね。


エヴァ:では、さっき飛騨さんを追いかけていた警備員さんが「君、それは引き戸だぞ」といって扉をガタガタいわせているエヴァを助けます。今まで田舎すぎて、ふすましか見たことが無かったのでしょう。


GM:では警備員さんの助けを得て、エヴァさんは部屋の中に入ることができます。


エヴァ:「なぜドアの開く方向がバラバラなのネ」と言いながらミカンを皮ごと食べています。


GM:さすがの総帥ブレードも面食らいますが、「ダイヤモンドも来たか。後はタカだけだが……」


タカ:天井からバッと飛び降りながら「既にここに」と(一同大爆笑)。


レイドライト/飛騨:いや、さすがに武器を構えるんですけど。


GM:「既に到着していたか。そう身構える必要は無い、レイドライト。彼もヒーローだ」


レイドライト/飛騨:「おかしな連中を揃えたもんだな」


GM:「実力のある若手ヒーローを集めた結果だよ」


レイドライト/飛騨:チバシティろくでもねぇな!


タカ:パニック物のSFみたい。


沖:借りてきた猫みたいになっちまうよ(一同笑)。


GM:「それでは全員揃ったことだし、改めて本題に入らせていただこう。早速だがキミ達に依頼がある。チバシティの工業地帯にハザマ製薬という製薬会社がある。そこの研究施設で何やら怪しい動きがあるらしい。どうやら特殊な薬剤を生成しているらしく、ここで造られた薬を使った人が体調を崩しているらしい。この状況を打開してもらうのが私からの依頼だ」


レイドライト/飛騨:「おいおい、そういうのは警察の領分じゃねぇのかよ?」


GM:「だから、警察も連れてきてある」


レイドライト/飛騨:「なるほどなぁ」


GM:向こうもかなり警戒しているだろう、最悪の場合荒事になる可能性もある。


レイドライト/飛騨:「なるほどな、カチコミは得意だぜ!」といいながら獲物を素振りします。


沖:「まぁ、まだ可能性がある程度なんですよね?」


GM:「まあ、そうだな。だが匿名のタレコミがあってな。なんでもロード・ダークネスというヴィランが裏に潜んでいるらしい」


レイドライト/飛騨:「なに? ロード・ダークネスだと!」


GM:「そうだ、あのヴィランが動いているという事は、またヒーローをヴィランにするつもりなんだろう。そのためにレイドライト、キミを呼んだんだ」


レイドライト/飛騨:「そうと決まれば話が早い! 行くぞ ポリ公! 忍者! ……あと、なんかよく分かんない奴!」と言って外に出ます(一同笑)。


GM:ではこの辺りでいったんシーンを区切らせていただきます。


注釈


※1:変身後の姿……マージナルヒーローズでは《変身》という特技が存在し、選択したボディクラスによっては、これを使用する事で初めてヒーローとしての本領を発揮する事が出来るようになる。


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