4.忍者の日常
GM:それじゃあ次のシーンです。登場プレイヤーはタカさんです。
タカ:はーい。
GM:ではタカさんは、依頼を受けたのでしょう。『黒崎信二朗』議員を車内で護衛しています。元ヒーローの議員ということもあって、命を狙われる事も多いのです。
タカ:黒崎殿のでござるな。
GM:で、ござる(一同笑)。それでは車がキキッと音を立てながら止まった所からですね。
タカ:「黒崎殿、どうやら到着したようです」
GM:「そのようだね、ありがとう。キミのおかげで今日の会議も無事に終わらせることができたよ」
タカ:「いえ、黒崎殿から受けた御恩を鑑みれば当然のこと」
GM:「なに、キミと私の仲だ。こういう時に助けてくれるのは凄くありがたいよ。キミとは縁もあるしね。何より将来有望なヒーローに私は協力を惜しまないよ」
タカ:「ありがたし」とでも言いますかね(一同爆笑)。
GM:では「ふむ。それでは今日はこの辺で結構だよ。少し予定があるからね。友人が個人的な相談があるらしくてね、デリケートな内容だそうなんだ」
タカ:「御意」と言うと同時に車から姿を消します。
GM:なるほど。タカさんは連絡手段としては何を用いてますかね?
タカ:名前の通りタカですかねぇ。
GM:では姿を消すと同時に一匹のタカが空を切りながら飛んできます。そのタカの脚には一つの文が括り付けられていた。という所でこのシーンを終了したいと思います。