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アスタッテの尻拭い ~割と乗り気な悪役転生~  作者: 物太郎
第3章 エイヴィの翼 (前編)
219/411

219、 前期最終日 2(前期休暇の始まり)




『スカートンのお母様以外の聖女様ってどんな方たちなんでしょう。殿下は会った事ありますよね』



 ラツィラスの十五歳の誕生日。パーティーの前に城の王座の間にて厳かな式典があり、三人の聖女から祝福を受けたのだとアルベラはラツィラス本人から聞いていた。

 式典の参加者は王族と警備の騎士達のみ。ちなみに王族の方々の参加は強制にあらず……、という事で第一妃側の王子様方は不参加だったそうだ。

 その後に軽い挨拶の場があり、久しぶりに三人揃った聖女達と顔を合わせて話したらしい。

『うん。特に癒しの聖女様には、小さい頃からお世話になってるよ』

『癒しの……。どんな方なんですか?』

 その問いに、ラツィラスは彼女の顔をじっと見つめる。

 答えようとはしているのだろう、とアルベラが黙って視線を受けていると、彼は『実はさ……』と静かに話を再開した。

『君と聖女様、少し似てるって思う時があるんだ』

『は、あ……。見た目ですか? それとも性格や雰囲気……?』

『雰囲気かな』

 アルベラは「あら、」と零し満面の笑みを浮かべた。

『とても素敵な方なんですね』

 自分の雰囲気や性格に確固たる自信でもあるようなお嬢様の言葉に、ラツィラスはくすくす笑う。

『そうだね。特に十歳の頃は本当に似てるって思ったかな。始めはそうでもなかったんだけど、話してくうちにね。やっぱ似てるなーって。……けど今は前ほどじゃないかな。ほら、君が大きくなったから』

(『ほら』と言われても)

『癒しの聖女様はとても背が低いという事でしょうか?』

『うーん……大体そうかな。そうな時の方が多いよ』

『まるで大きい時があるような言い方ですね……。コロコロ身長を変える方なんですか?』

 ラツィラスはアルベラの問いに肯定も否定もせずニコリと笑った。

『気になるなら今度紹介しようか? ……あ、これは質問ね』

 アルベラは表情を濁らせる。自分が教会を訪れ苦しむ姿が想像できたからだ。

『機会がありましたら……体調のいい時にでも』

 彼はまたくすくす笑った。

『そっか。気が向いたらいつでも言って。似た者同士、一体どんな話をするのか気になるな。きっと仲良くなれると思うよ』



 ***



「……アルベラ? どうかした?」

 きょとんとしたスカートンの表情に気付き、アルベラは「あ、いや……」と返す。

 ラツィラスの茶会から部屋に戻る際、これからストーレムへと帰るアルベラは、挨拶をしようとスカートンの部屋を立ち寄ったのだ。

 男子寮から女子寮に移動する前にキリエへも一言挨拶し、ミーヴァの部屋へは小さな爆発を起こすレターセットを使用した手紙をそっと忍ばせて来た。

 スカートンには「明後日の誕生日で合うけどまた来学期でよろしくね」と伝え終わり、別れようとしていた所だった。

「ねえスカートン」

「なあに?」

 ふと思い出した癒しの聖女様の話に、アルベラは一つの問いをスカートンに投げかける。

「恵みの聖女様は、ご自分の身長を高くしたり低くしたり自由自在だったりする? それか年齢を上げたり下げたり」

「お母さん……? 自由自在……ではないと思うけど……。ええと……、そういう魔術を行えるだけの魔力はあると思う。……あ。いいえ、あるわ。けどそういう事を自分にした所は見たことないわ。お金持ちの人や貴族の人が教会に依頼しに来ることは前に何度かあったけど。材料や道具は自分たちで揃えないといけないから、そういう施術自体滅多にできる事はないの。聖女様への魔術展開の依頼もそれなりにお金がかかるし」

「そっか。聖女様はやろうと思えばできちゃうのね」

 アルベラは苦笑し、「ええ、その気になれば」とスカートンも苦笑で返した。

 自分達が体の大きさを変えたり年齢を変えたりしようと考えると、そう簡単な話ではない。

 それをその気になればできてしまうのだから、やはり聖女は凄いのだ。

 自分たちの未熟さと国上位の魔力保持者たちとの差を再確認し、スカートンは気恥ずかしそうに笑い、拳を一つ顔の高さに持ってくる。

「私、お休みの間も頑張るわ。アルベラも長旅と……騎士様からのご指導頑張って」

「……」

 スカートンの拳を見て、アルベラは内心こそばゆさを感じてしまう。

 スカートンも気恥ずかしそうだ。それでいて悪戯っぽいく「へへ……」と笑う。

 アルベラは色々と堪えるように目を逸らし、彼女の拳にこつりと自分の拳を当てた。

 チラリとスカートンの顔に視線を戻し、「……ありがとう。お互い頑張りましょう」と伝え彼女の部屋を後にした。

 後ろから変態の荒い息が聞こえたが、そちらは慣れもあり綺麗に聞こえないフリができた。

 


 一度部屋に戻り、エリーに支度を頼み、アルベラは隣人たちへも一言挨拶をしに訪ねる。

 ラヴィはずいっと遠慮もなく、公爵ご令嬢へ顔を寄せた。

「殿下、来るのよね?」

 目を細くしたアルベラからは「はいはい。くるくる」と棒読みの返答が返された。

「ちょっと、殿下来ないのにあんたの誕生日行く意味ある? 分かってる?」

「そう、じゃあラビィは不参加でいいわね……。殿下は本当にいらっしゃるか分からないし。まあ毎年来てくださってはいるけど、今年は分からないものね。まあ()()()()()()()()()()()()()()、今年も変わらず来てくださる可能性もあるけど、ラヴィは不参加で……」

「はぁ?! 勝手に人の参加取り消さないでよ! 行くって言ってるでしょ!?」

(どっちよ……)

 ラヴィは勢いあまってアルベラの胸倉を掴み上げていた。

 小柄な彼女が自分よりも背の高い相手を頑張って揺さぶる様子に、ルーラは微笑ましげに「あらあら」と呟く。そして止めない。

(ああ……ラヴィ……。この子本当に憎めないな……)

 アルベラも「あらあら、ラビィったら粗暴」と全く意に返さずで、小さな子供を相手にするような顔と口調で対応する。



 隣の部屋のラビィとルーラとの挨拶も終え、アルベラはまとめた荷物に目をやった。

 そしてチラリと視線を移した先は、ラヴィ達とは反対側の部屋の壁。

 そちらの隣人とはタイミングが合わず、前期は顔を合わすことは無かった。

 何度か挨拶しに来てくれたことはあったとエリーは言っていたのだが、どんな偶然か本人達は綺麗にお互い行き違いとなったのだ。

 ラヴィたちとの挨拶が済んだ後、試しに反対隣のそちらの扉をノックしてみたがやはり会う事はできなかった。

 むしろ凄い確率ではとこの三か月間の偶然に感動していた。

 もう何度か顔を合わせているエリー曰、肩までの真っすぐ髪で中肉中背の可愛らしいご令嬢だそうだ。

 そしてお隣も一人部屋らしい。

(肩までの真っすぐ髪くらいしか想像のしようもない……。私が知るのは歌が苦手って事くらいか。まあひと月後に会えるでしょ。……一人部屋って事はそれなりのお金持ちの貴族のご令嬢だよな。どんな子だろう)



 今日は屋敷からヴォンルペが馬車を引いて迎えに来る。

 それをアルベラは自室でのんびりと待っていた。

 前期最後の用事(お茶会)も済み、「今日はもう、心置きなく頭を空っぽにするぞ」と心が軽くなっていた。

 勉強机に向かい、ペンを手に取って彼女が眺めているのは一冊のノートだ。

 このノートには十歳の頃から、たまにヒーローやヒロインについての所感や、手を付ける前に消滅したクエスト等をメモしていた。

 アスタッテである賢者の彼と話した内容や、八郎と話した内容も忘れずめもしている。

 エリーやガルカに見られないよう、ノートは普段ブックケースの魔術具に仕舞っている。これはアルベラと八郎にしか開けられない仕様だ。

 コントンは字が読めないのでノートを開いているときに居ようが居まいが問題ない。

 リアルタイムでのやり取り用に魔獣皮紙のスクロールもあるが、そちらは簡単に人に覗き見られてしまうため、見られても問題のない内容のやり取りに使用している。

 そちらに比べるとこちらのノートの内容は人に見られると命とりである。アルベラと八郎の転生に関わる事柄のオンパレードだ。

 アルベラの予定にあるクエストや、終えたもの、今後の為に共有しておいた方が良いかもしれない情報や考えをアルベラが書き、それをたまに八郎に預けていた。それに対し八郎が何かあれば書き足して彼女に返す。そんな感じで二人の交換ノートのようになっている。

 今アルベラが眺めているのは、悪役令嬢としての仕事に関わってくる主要人物たちの名前を書き連ねたページだ。

 そこには箇条書きでそれぞれの人物の情報が書き足されてきていた。

 学園に入りやっとそろった六名のヒーロー達。その中でもラツィラスとジーンの情報量は多かった。

 学園に入り、「彼等について新たに知った事」または「彼等から教えてもらった事」が最も多かったからだ。それを書き足し、それに対し八郎が気になる箇所へ書き足し、結果両者の欄の記入がやたらと増える事となった。

(この世界の『寵愛』って奴は原作には出てこない言葉で、あの子の寵愛の効果については原作だと『王家の血の力』って設定だったと……)

 アルベラは八郎が書き足した部分を改めて読み直していく。

 八郎から返してもらったタイミングでも目は通したのだが、考査ぎりぎりの時期だったため見落としがあるかもと思ったのだ。

(原作での王子様は学園入学時に『王家の血の力』に悩まされてた。表面上は人当たりのいい明るい性格の王子様で、心の内では人間不信気味、人に好かれる体質にうんざりしていたと……。しかも第一妃様は普通に意識があって療養中。―――王子様攻略のルートではストーリー終盤に第一妃との衝突があって、ヒロインのメンタルケアにより王子様の人間不信やらトラウマやら母の敵への憎しみに打ち勝って、第一妃様との平和的解決がされる……か。―――けど今の彼を見るに、寵愛との蹴りはもうついてるみたいだし、第一妃様は寝たきり。第一妃様は原作よりひどい状態みたい……よね? あの王子様の人間不信度はよく分からないけど、そこまでじゃなさそうじゃない?)

 アルベラは下に並ぶジーンの欄を見る。

 そちらには故郷を愚に襲われた事、その後城に来てラツィラスのお付きになった事を書いていた。

 それに対しの八郎のコメントは―――

『←原作では村を襲ったのは魔族でござる。そこで魔族討伐に来た騎士団長と≪因縁≫が生まれ、その出来事が切っ掛けで騎士を目指したでござる。攻略ルートではその騎士長と終盤で対決し見事勝利! でござる』

(そして原作に愚は居ない、と。村を襲った愚は、確かに城から派遣された騎士団が討伐していったとは言ってたけど……。因縁ねぇ。その騎士達については何も聞いてないし、どうなんだろ)

 アルベラはキリエやミーヴァに書き足された八郎の文字に目を走らせる。そちらは以前に書き足されたまま変更はない。そのままノートの端に行き着き、この間までなかった「バタフライ効果なり!!」というテンション高めな八郎の文字に目を据わらせた。

 「はいはい、そうね……」と呟き、彼女はノートのページをめくる。

 次のページはヒロインについて―――つまりユリについてのページなのだが、ここはこの三か月で地獄と化していた。

(う……)

 みっちりと細かい字で、八郎が自身の娘や愛妻との思い出も交えつつユリについて何月何日何時にどこで何が起きたか等が見開きで詰め込まれていた。

 アルベラの目が家族愛に満ちたワードを幾つか使拾い上げる。

 ―――コレハ……私の仕事と関係ないな……

 す……、と彼女の手が半ば自動的に動きページを次へと捲った。

 次のページもヒロインように開けていた。

 そこにアルベラが書いた、昨日の日付と「第三王子の誕生日にて、ダコツを服毒?された」というメモ書きがある。昨晩就寝のギリギリ前に書き足したのだ。

 ここに「ダコツ」について書き足すべく、アルベラはペンにインクを付ける。

 茶会の後、部屋に戻ってきてエリーに教えてもらった内容を整理しながらペンを動かし始めた。



 ―――ダコツ。寄生虫。宿主の骨を食う。食べた骨に成り代わっていく。

 体内で成体になり、一部の骨を残して宿主の骨を食い尽くすまで体内で繁殖し続ける(卵ではないらしい)。約二~三年で宿主から出ていく。(宿主の大きさにより前後)体から常に麻痺毒を発しており宿主は痛みを感じない。形状的に成れない頭蓋や骨盤を残し出ていく (ちょっとは食べる)。出ていく時も麻痺毒により宿主は痛みを感じない。体外に出たダコツは骨で出来た蛇のような姿 (ダコツの集合体)。寄生されたらほぼ死ぬ。



 アルベラは書き終わり、ペンを置いて身震いした。

(寄生されて一年頃には手足に痺れが出始めて、そのまま放置すると二年経つ頃には体のほとんどが麻痺して自力では動けなくなって、宿主の先が短いと察すると首の後ろからずるずると出て行く……)

 アルベラはそっと椅子の上で体育座りをして体を小さくする。両手は首の後ろを強く抑えるようにしてさすっていた。

(……なんでこんなの飲ませたかったんだ? もし飲んでたら、ユリは卒業する頃には体が動けなくなって骨抜かれて死んでたわけでしょ? 悪戯にしては悪質すぎる……)

 未来の聖女になんてことを、神を敵に回すぞ、とアルベラが考えていると椅子の上に乗せた足裏がくいっと押された。

『キタヨ』

 コントンの知らせにアルベラはノートを閉じる。

 それを豪華な装飾を施された魔術具のケースにそれを仕舞い扉の方を見るが、まだエリーがやってくる様子はなかった。

 コントンには部屋に誰か近づいたら早めに教えてくれと頼んでおり、コントンはその要望に忠実に応えてくれたのだ。

 安心してペンやインクを片し、ノートを入れたブックケースを鞄の中に仕舞った。

 「ありがと」とアルベラは床に片手を付ける。

 そこにコントンが鼻先を出し、喜んでアルベラの手に撫でられに来た。

 きっと影の中で本物の犬よろしく尻尾を振っている事だろう。

 出会った頃は何ともおどろおどろしい魔獣に見えたというのに……、アルベラの中のコントンに対するあの頃の印象は見事に一掃されてしまった。

 単純に可愛いと思うだけならいいのだが、アルベラはたまにちょっとした危機感も感じる事がある。

(ああ……完全にコントンの力に依存してる……。コントンがいないと何もできなくなっちゃう。そろそろそういう魔術具の購入も考えるか。もう少し魔法や魔術が上達したら周辺察知もできるようになるってエリー言ってたけど、あいつのもう少しってあんまり少しじゃないんだよな……)



 アルベラが影の中のコントンと戯れていると、知らせの通り少ししてエリーが部屋に戻ってきた。

「お嬢様、ヴォンルペ様の馬車がいらっしゃいましたよ」

「はーい」

「荷物の確認はされました?」

「ええ。大丈夫」

 「では、」とエリーがアルベラが前にしていた大きな旅行鞄を持つ。

 アルベラは鳥籠を開き、スーが好物の実を手の平に乗せた。

 ベッドの天蓋から瞳を輝かせてとスーが飛んでくる。彼女はアルベラの腕に四つん這いでとまると、一目散に掌の上の実をほおばり始める。

 カラス大の大きさのコウモリの着地に、アルベラの腕が僅かに沈んだ。

(本当大きくなって……)

 スーを鳥籠へ移し、アルベラはそれを自分で抱える。

「お嬢様、持ちましょうか?」

「これくらいなら平気。それよりガルカは……」

 エリーの嫌そうなくしゃっとした顔にアルベラは言葉を切る。

「―――勝手に来るからいいわね」

「ええ。あれが来る前にさっさと馬車に乗ってしまいましょう」

「はいはい……」

 扉を開くエリーの後ろ、アルベラは自室を振り返る。

 足元にはしっかりコントンの気配。

 取りこぼしは何もなさそうだ。

(何度も確認したし。あったとしても人に頼んで取ってきてもらえばいいだけだけど…………うん。特にないな。大丈夫)



 馬車に乗ったら王都内で心置きなく寄り道しよう。

 家に帰ったら明日一日は丸々だらだら過ごそう。

 その後は誕生日会で、そしてまた数日の休息。

 故郷の町を散歩し、三か月ぶりの面々を冷やかしに行き、準備期間を挟んでエイヴィの里を目指しての長旅。

 長旅から帰ってきてきたら、残りの一週間はまた学園が始まるまでゆっくりのんびりと過ごすのだ。

 そんな期待に胸を膨らませ、アルベラは三カ月間過ごした寮を後にした。











 ***











【成績メモ】

全科目 合計しての順位 (一学年 127人中)


同率1位 二名

ラツィラス (中等部から変わらず魔法学1位)

ミーヴァ (中等部から変わらず魔術学1位、※キリエの影響で体力が原作より上がってる、原作では体力系の授業が足を引っ張り学年3位)


3位

ルーディン


4位

二コーラ


ユリ15位(※ゲームはここからスタート。今後落ちていくか上がっていくかでヒーローとのイベントや好感度に影響)

ジーン18位

セーエン22位

ルーラ27位

アルベラ29位(※原作なら三年間ずっと10位以内)

ラヴィ36位

スカートン41位

キリエ44位(※筋トレのせいで原作より点数落ちてる、運動系の授業の評価は上がってるがそれ以上に座学系が落ちた。生物学や魔獣学などの生き物系の授業は変わらず1位)

ウォーフ62位


平民特待生は皆20位以内(魔法や魔術のみの点数では上位だったり下位だったり差がある)



ここまで読んでいただきありがとうございます。

三章が長くなりましたので、ここまでを「三章(前編)」とし区切りたいと思います。

次話は「三章(後編)」で章を分けて投稿いたします。


よろしくお願いします。

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