最初から無意味
何処へ行き着こうと
構わない
ただ酔うだけの時間だ
砂浜の発泡スチロール
あの粒のように
くっついては離れる
感情を接着剤にして
そして
感情を剥離剤にして
何処にも無い物は
見つけられない
どれほどの熱量で
追い求めようとも
肩を落とすこと
それにまで
意味を求めた
くだらない話だ
真にくだらない話だ
無意味を定義するとは
意味と価値を
理解しようとした結果だ
意味を求めたのだ
今は全てに
それを求める病気だ
意味は無い
初めから無意味だ
全ての事は
理解しようとしなくても
初めから無意味なのだ
それが
最初からある結論だ
何処にも無い物は
見つけられない
膨大な時間で
追い求めようとも
涙を流すこと
それにまで
意味を求めた
くだらない話だ
真にくだらない話だ
対象と対象を区切り
有能性を考慮する
物事と物事を区切り
有益性を判断する
成長だと勘違いしながらか
ただ
破れかぶれなだけか
行動するという
同じ乗り物の中で
良い席と悪い席があるのだろうか
目的地も移動距離も同じだ
誰であれ
そこに辿り着く
結果は同じだろう
乗り心地を気にするほど
自分が有益であると
判断でもしたのだろうか
傲慢だと笑ったら
睨まれてしまうだろうか