第63話 執事とハロウィンパーティー
久しぶりになりましたが、
今回の題材はハロウィンパーティーです!
ぜひぜひ、お楽しみください!!
お久しぶりです!
凛です。
今日は魔界に来ちゃってます!!
「すごいですねぇ! 凛ちゃん!」
「お菓子もらおうぜ。」
とこの二人も張り切ってます。
なんでかっていうと・・・・その話は今朝でした。
「凛ちゃ~ん!」とベルゼブブくんがやってくる。
「なぁに?」とあたしが聞くと、
「凛ちゃん、今日はハロウィンだよ!!」
といった。
ハロウィン??
あたしはきょとんとする。
いや、存在そのものは知ってるけど、この辺では普及というか、してない感じだし・・。
「楽しみなんだ~♪」と笑うベルゼブブくん。
「みぃもですにゃあ♪」と笑うみぃ。
この変では、そんなにハロウィンがまだ普及してないなんて・・・・言えない。
でも、二人は楽しそうだ。
ある種、能天気といえば能天気だけど・・。
あたしは黒夜さんに相談した。
黒夜さんはなにやらクッキング中。
「黒夜さん!」
「なんですか、お嬢様??」
「あの、ハロウィンのことで、相談があるんだけど・・・。」
「あぁ、はい。大丈夫ですよ。この辺でしてなくても、魔界に行けばいいのですから♪」
と能天気に笑う黒夜さん。
「魔界!?」とあたしはびっくりする!!
だって、この間以来、行ってないし。
その・・・黒夜さんとダンスした以来ね・・・・!!!
そんなことはどうでもいいんだけど、何であたしに相談もなく勝手に・・!!
「お嬢様、ご相談もなく勝手に進めたこと、申し訳ありません。
しかし、お嬢様をびっくりさせたく、黒夜一夜いたしました。
それがおきに召さないようでしたら・・・。」
「分かった、行くからあわてないで! 花音とかも誘ったら、いくかなぁ??」
「行くのはかまいませんが、魔界に行くまで、どうごまかすかがあるので・・・!」
「大丈夫!あたしにいい考えがあるから!」
ということで、花音と狼を誘うと無事にOK!
ハロウィンパーティーということで、仮装は黒夜さん達が用意してくれたんだって!
それで、花音たちが来て、では、出発!とその前に・・・・。
「花音さん。」
「な、何ですか? 黒夜さん??」
「すいませんが、目隠しをしていただいてよろしいですか?」
「なんでですか??」
黒夜さんが、花音の耳元で囁く。
「花音さんを驚かせてあげたいのです。別に何も変なことはしないので、ご心配なく。」と黒夜さんが笑うと、花音は「はい・・・(////)」
と少し照れた様子で、目隠しをして、いざ魔界へ!!
無事に到着すると、町にはいろんな格好をした子供たちが!
あたしたちも着がえて、向かうことに。
ちなみにあたしたちの格好は・・・
花音は、いつもの巫女さん。
あたしは、魔女ということでローブにお決まりの帽子。
狼は、その名のとおり狼男・・・・ではなくて、なんとキョンシー!
でも、意外と似合っています。
みぃはいつもの帽子に小悪魔スタイルの格好。
ベルゼブブ君はなんとヴァンパイアだ!
そして、残った黒夜さんは。
執事の格好だけど・・・いつもと髪の色が違って。
すこし、青みのかかった黒になってます。
「黒夜さん、その髪どうしたの??」
「少し染めてみました。」
「思い切ったなー!!」
「かっこいいよねぇ、みぃ??」
「かっこいいですにゃあ!!」
「ワイルドな黒夜さんも素敵ですぅ・・・・。」
と様々なコメント。
すると、かぼちゃ頭の男の人がいった。
「イエェー! もう少しでハロウィンパーティー始まるぜ!!
しかいは、おれ、ジャックがやらせてもらうぜー!
みんな、合言葉は~??」
「トリック・オア・トリート!」×大多数
「いいねぇ、いいねぇ、ハロウィン楽しもうぜぇ!!」
もうすぐで、子供のお祭り、ハロウィンだ♪
どんな風になるのかな。
って・・・これもまたぐの作者さん??
「え、何??」
あんた、おかし食べてるんじゃないわよ!
「はい、またぎます。ちなみに僕の格好も、執事風にしてみました。どうですか?
黒夜さん??」
「お似合いですね。」
ということで、次回に続きます!!