第60話 執事、朝からいない。
更新が遅れて申し訳ないです。
色々と立て込んでいまして。
問題が何とか解決しましたので、これからはがんがん更新していきます。
「ふわぁ〜・・。」
あ、おはようございます。凛です。
お久しぶりです!!
今日は日曜日です!
いやぁ、いよいよ秋ですねぇ。
なんて、思いながら、あたしは朝の準備してると・・・
ん?
あれ?
おかしいぞ?
ええと、なにがおかしいかっていうと、この時間ならいつもいるはずの黒夜さんがいないの。
おかしいなぁ。
まだ寝てるのかな??とあたしが思っていると、
「おはようございますにゃあ、凛ちゃん♪」
「おはよー!」
と元気な声を出す、ベルゼブブくんとみぃ。
「ねぇ、二人とも、黒夜さん見てない??」とあたしが聞くと、
二人とも、
「分からない・・。」
「分からないですにゃあ・・・。」
と、言うばかりで。
まぁ・・・そのうち帰ってくるんだろうなぁ・・・。と思って、朝食の用意をすることにした。
「でも、黒夜さんが朝ごはんの用意しないで、どこかに行くなんて珍しいですにゃあ・・・。」
「だよねぇ・・??」
と、二人は言う。
あたしは、「黒夜さんだって、忙しい日があってそうしたのかもよ??」と言うと、
「それはない!」×2
二人ともこういうときだけは、いい反応するねぇ・・・。
「そうか・・・なにかあったのかな??」
「黒夜さんは、簡単なことじゃ死なないわよ。凛♪」と起きて来たママが言う。
「分かってるけど・・・。」とあたしがうつむくと、
ママは、あたしの耳元で
「好きな人だから、心配なのよね??」と笑って言う。
な・・・・何てこというのさ!朝から!!
「凛ちゃん、顔真っ赤ですにゃあ??」
「風邪気味? インフルエンザ??」
「だとしたら大変ですにゃあ!!」
「大丈夫、大丈夫だから!!!」
とあたしは朝食の用意をこんなどたばただけど進めていく。
今日の朝ごはんは、和食で。
ごはんとお味噌汁と、さんまの塩焼きです。
「おぉ、さんまですにゃあ〜♪ おいしいですにゃあ♪」
「みぃ、好きだもんねぇ。さんま。」
「さんまっていうと、目黒のさんまがおいしいのよ。」とママが言う。
「目黒のさんま?」
「へぇ〜・・・あ、ちょっとあたしさがしてくる!」
とあたしはどたばたなスタートで始まりました。
「はぁはぁ・・・・!!!」
完全に息きれてます。
黒夜さんどこに行ったのかな?
心配でたまらないよ・・・・。
そうしていると、花音が来た。
狼と一緒に。
「凛ちゃん、おはようです!」
「うぃっす。」
「おはよ。花音。」
花音はあたしの顔を見ると、「どうかしたんですか? 凛ちゃん?」
と聞いてくる。
「なんでもないよ??」とあたしは返すと、
「そうですか・・・。何か不安そうな顔してるから、あたし心配で。」と花音は言う。
「何かあったのか??」と狼が言う。
「黒夜さんが、朝からいなくて、心配で・・・。」とあたしはボソっと言った。
「黒夜さんがいない??」と狼が言う。
「うん。」とあたしが答えると、「妙ですねぇ・・。」と花音も言う。
「どこかに行ったんじゃないか??」と狼が言う。
「あ、あのさ?? 二人はどうしてこんなに朝早くから一緒にいるの??」
「あ、さっき、狼くんが忘れ物を届けに・・・。」
「忘れ物??」
「あぁ、うちに忘れてったんだ。花音が。」
「花音が??」
「花音、狼の家にいったんだぁ〜・・へぇ〜(笑)」
狼が言う、「俺と花音はそういうんじゃ・・・・!!!」」
そういうのってどういうの??とあたしは思ったけど、言うのを止めた。
「じゃあ、二人とも黒夜さん見かけたら、あたしに連絡して。」
「はい。」
「わかった!!」
そういうと、あたしは花音たちをあとにした。
そのあとも黒夜さんが行きそうなところを見てみたけど、
まったく見つからない。
「どこ行ったのかな・・・・。」とあたしが心配して・・・うちに帰ろうとすると、
「おかえりなさいませ。お嬢様。」といつもの黒夜さんがいた。
「黒夜さん!!」とあたしはびっくりした。
「どこ行ってたの!?」とあたしが聞くと、「すこし買い物に行ってました。」と黒夜サンが言う。
黒夜さんが台所で栗を料理している。
あたしの好きな栗。
「お嬢様のために、朝、山に行って取ってきました。」
と笑って言う黒夜さん。
だからいなかったのか・・・・!!
まぁ、その日のご飯は、栗三昧でした。
ま・・・こんな感じでまったりしてるひもいいよね(笑)
「黒夜さん〜! モンブラン〜!!」
「はい、ただいま。
就職、内定しましたw