表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/71

第30話 執事、昔の教え子登場!!

更新が遅れてしまいがちにこれからなるかもしれませんが、ご了承ください。

これはある日の魔界のお城での会話。



「やだやだ!! 約束したもん!!」というのは、魔界の王子様、ベルゼブブ6歳。

その見た目は普通の子供と変わらない。

でも、銀髪に黒いブーツ、そして黒のソックスに、黒のジーンズ。

上は赤と黒のボーダーのシャツ。

王子様だけど、服はこんな感じです。

6歳の誕生日も過ぎ、パパに地上に修行に行くのをお願いしていたところです。


「ベルゼブブ、言うことを聞きなさい!!」

「あなた、落ち着いて!」

「僕は6歳だもん!! きちんと修行が出来る年になったんだもん!!」

「ベルゼブブ・・・お前にはまだ早いんだよ・・・。」

「じゃあ・・・・いつになったらいかせてくれるの!!」

「それは・・・・。」

「パパなんかきらいだー!!!」

「待ちなさい、ベルゼブブ!!」

「早く誰か捕まえて!! ベルちゃん!!」


そういうと、ベルゼブブはお城から出ていきました。

さて・・・・どこへいくのやら??



ところ変わって、地上の世界。

午前7時。日曜日です。

あ・・・読者の皆様おはようございます。黒夜です。

今日は日曜日ですが、私は今から家事です。

奥様は昨日の夜に、お仕事が終わり今はお休みになられております。


「おはよ〜。」とパジャマ姿のお嬢様が起きていらっしゃいました。

「おはようございます。お嬢様。」

「うん、おはよう。いやぁ・・・昨日のボーリングで腕が少し痛いよ・・・・。」

「筋肉痛でしょうか・・・?? あまりに痛かったら・・・湿布を用意いたししますが。」

「あ、大丈夫。黒夜さんは大丈夫??」

「あ、はい。」


ピンポーン。

と玄関のほうからチャイムが鳴った。

「何でしょうね??」

「あ、あたし見てくる。」



ピンポーン。

「はいはーい!!」


「あの・・・・・。」

「黒夜さん、いますか??」


「いるよ。黒夜さん!」とお嬢様が呼ぶので、行ってみますと、そこには小さな男の子が。

「王子様!」と言って黒夜さんは、すぐに入れてドアを閉める。

「王子様??」

「お嬢様、詳しいことは中で話します!!」

「あ・・・おじゃまします。」


そう言って、王子様は来ました。


朝から不思議・・・・と凛は思った。

だって、いきなり王子様とか訳が分からないもん。

なに??


「黒夜さん。」

「はい。」

「この子は誰??」

「この方は・・・。」


黒夜さんがそういうと、小さな男の子はお辞儀して、「失礼しました! 僕の名前はベルゼブブ=ダークリヴァーです。よろしく。」と笑って言った。


「よろしく! あたしは神崎 凛、凛って呼んでね。」

「凛さんよろしくです!」

「あ、お嬢様・・・このベルゼブブ様はですね・・・・魔界の王子様です。」

「魔界の王子様ってことは・・・魔王の子供なの??」

「あ、はい。でも人間の思う魔界とは少し違っていまして、悪いことをしているのではなく、悪いことをしている幽霊とか妖怪を取り締まる警察機構みたいなのの管理もしていて、王子のお父様のサタン様はそこの最高責任者なのです。」

「へぇ〜・・・悪霊を退治してるわけ?? 分かりやすく言えば。」

「はい。そのようなこともです。」

「黒夜さんはすごい強いって、パパも言ってた。 僕の先生だったもんね♪」と笑って言うベルゼブブ。


「で、ベルゼブブくん、どうしてあなたはこの世界に来たの??」

「えっと・・・その・・・パパと喧嘩しちゃって・・・・・・。」

「サタン様とですか??」

「うん・・・6歳になったら、修行させてくれるっていったのに・・・ダメって言ったんだもん。」

「それはベルゼブブ様が、心配だから・・・。」

「でも・・・パパは理由を言ってくれないもんだもん!! ママもどうしてか言ってくれないから・・・僕どうしたらいいか分からないから・・・・だから・・・・」

「ここに来ちゃったんですね??」

「うん・・・・。」


ベルゼブブはすごく目に涙をためてそう言った。

きっとパパとママに悪いことをしたけど、どうしたらいいか分からないんだろうなぁ・・・。


あたしは、よしよしと頭をなでると、ベルゼブブは泣き出し始めた。

「う〜・・・・!!」

「あ・・・危ないです、お嬢様!!」


そういうと、黒夜さんはあたしの耳をふさいだ。

ベルゼブブは泣きそうだけど、こらえてる。

「大丈夫??」とあたしが聞くと、「うん・・・。」と答えたベルゼブブ。

弟がいたら、こんな感じかな??

「お嬢様、今度王子様が泣きそうになったら、耳を押さえてください。」

「え・・どうして??」

「それはおいおい説明します。」と言って、黒夜さんは笑って朝食の準備を始めた。



ベルゼブブくんはどうでしたか??

僕の中では・・・可愛い感じで書いてみました!


感想お待ちしております!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ