表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/71

第27話 黒夜さんの服を買いにいこう計画 その3

で、当日。


あたしも今日はおめかししてます。

黒夜さんはいつもの黒いスーツに白いYシャツに黒いネクタイ。

まぁ、これからコーディネートしてあげるんだけど。


と、言うことで駅で、狼と花音を待ってます。

待ってると・・・あ、来た来た。


「お待たせしちゃって、申し訳ないです!!」と花音は少し息を切らしながら謝る。

「すまん。」と狼は謝る。


どうやら、2人は行く道で会ったらしい。

まぁ、そんなに遅れてないからいいけど。

「じゃあ、今日は黒夜さんの服のコーディネートを午前中して、午後はどうする??」とあたしは聞いた。

狼は、「どこかに4人で遊びに行けばいいんじゃないか??」

花音は、「そうですね。」とうなづく。

黒夜さんは、「どこに行きます??」と聞く。


「じゃあ、ボーリングでいいかな??」とあたしは聞くと、花音と狼は、「はい。」「おう。」というなづくけど、黒夜さんは「ボーリングですか??」と聞く。


「黒夜さん、ボーリング苦手??」とあたしが聞くと、「いえ、1度もしたことが無いんです。」と少し落ち込み気味に言う黒夜さん。

「なら、みんなで教えますから、大丈夫ですよ!」と花音が言う。

「あ、じゃあお願いします。」と黒夜さんは笑った。



「じゃあ、とりあえず、買い物行こうぜ。」と狼がいい、あたしたちは服屋さんへと向かった。


服屋さんに到着すると、店員さんが「いらっしゃいませ!!」と元気よくあいさつする。

「ここは結構、俺も買い物で来るんだ。」と狼が言う。



それもそのはず、このお店はけっこう広いし、品揃えも良くて、あたしも来たりする。

「じゃあ、黒夜さんのコーディネートしようか。」


「はい。」


「うん。」

「よ・・・よろしくお願いします。」


とりあえず、3人が似合うんじゃないか??という服を持ってきて黒夜さんに着せることにした。


まず・・・あたしのチョイス。

黒の不思議な模様の付いた長袖に、ブルーのジーンズ、そして、これからの季節は寒くなるので、そして、スーツを着たときでも羽織れるように黒ののトレンチコートを着せてみる事にした。

「いいんじゃない!!」

「まぁ、いいほうだろ」

「似合いますねぇ〜(笑)」


「は・・・・・・恥ずかしいです・・・。」と照れる黒夜さん。


続いて、狼のチョイス。

ジーンズは迷彩柄、ちょっとパンク系のシャツに白いコート、そして、赤いベルトでどっちかって言うと、狼が今、着てる服に近いかも。


「ど、どうですか・・??」

「いいんじゃんよ!」

「うん、いいよ、黒夜さん。」

「こういうのもいいですね♪」


そして、最後に花音。

花音のチョイスは、ピンクのジャケットに、白のTシャツ、そして、ブルージーンズ。

青のミサンガとトランクケース。

アクセサリーにも気を使ってる感じかな??


「似合いますよ〜♪」

「ちょい悪って感じだな、グラサンつけると。」

「でも、似合うよ!!」



「う〜ん・・・・どれにしたらいいですかねぇ。」

「みんな、いい感じだったから、決めるのが大変だよね(汗)」とあたしは言う。



「ですね〜♪」と花音はうなづく。



狼は・・・「全部買ったらどうだ?? 悩むなら。」

黒夜さんは少し笑って・・・「皆さんが選んでくれたんで、全部買ってきます!!」


「お金は大丈夫??」

「はい。お給料のほうをもらってますから。」


そう言って、黒夜さんはレジへと向かう。

「喜んでもらえてよかったです♪」

「だね。」

「あぁ。」


レジで嬉しそうに支払いをして、買い物袋を持ってくる嬉しそうな黒夜さんを見て、あたしも嬉しかった。



買い物袋を片手に黒夜さんは、「そろそろお昼も近いですし、みなさん何か食べません??」と聞く。

「うん。何食べようか??」と聞くあたし。



「う〜ん・・・・・どうしましょうか??」と悩む花音に対し、「じゃあ、ファミレス行って、食いたいもの食おう。」と狼が言う。


「それでいいですかね??」

「あたしはOK。」

「じゃあ、行きましょう!!」


あたし達はファミレスに行くことに。

ファミレスでは、人が結構たくさんいて、混んでいた。

お休みだから、仕方ないか。


「じゃあ、何食べる??」とあたしが聞くと、即答で黒夜さんは、「じゃあ、サーロインステーキをレアであとはサラダとご飯セットで。あ、デザートにアップルパイを。」

狼は、「俺は鉄火丼と、このざるそばセットを。」と即断の二人。


花音は、「あたしはじゃあ・・・そんなにたくさん食べられないので、ミニ天ぷらそばとサラダにします。」

「じゃあ、あたしもそうする!!」


こうして、店員さんにメニューを頼んで、待つことに。


黒夜さんはお腹がすいてるらしく、グ〜・・・・・・。と鳴っている。

「すいません。」と苦笑いをする、黒夜さん。

ふっ。と笑う狼。

小さくあたしと花音は笑った。


そうしていると、「お待たせしました。」と店員さんが4人分を一気に持ってきた。

「それじゃあ・・・いただきます。」×4


全員は食べ始める。

まぁ・・・その中で黒夜さんがすさまじいスピードで食べちゃったのは・・・言うまでも無い。


狼はびっくりしてたみたい。

「黒夜さん、食べるの早いよ!!」


「あ、すいません、大食いのときの癖がでてしまいまして。味わって食べればよかったです・・・。」


こうして、全員が食べるのが終わり、みんなで割り勘で支払う。

「食べたです〜♪」

「うまかったな。」と笑う狼。

「また来ようね。」

「今度来るときは、味わって食べます。」


と、言う黒夜さん。

あ、決意表明みたいな感じかな??


さて、午後のメイン、ボーリング場へ。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ