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現実世界+オンラインゲームの世界=????  作者: 雪猫
第二章 現実世界の異変
26/31

24日目 東北異聞 福島 二本松市伝説 上

 庭には3メートルを超える羽根が生えたトカゲがいた。俺はびっくりしてその場で固まるしかなった。すぐにダークがホークを構えると一直線に投げつける。そうすると足に刺さって怒ったのか俺たちを睨み付けていた。


 そのトカゲは空中に飛ぶ事になり俺もホークを投げつけると丁度、目にヒットするのだが狙いを定めていたトカゲは口を開きながら、俺たちに襲い掛かっていた。


 目が覚めると昨日と同じでイライラはしたが気にしないで起きる事にした。家族はどうやら居ないみたいで自然の音しか聞こえないほどに静かだった。すぐに急いで準備をしてみんなに連絡を取ってみる事にした。

 「ダークさんおはようです」


 「ゆっきーおはよう、今日からやな新クエスト」


 俺が挨拶をするとダークは楽しみなのか、はしゃいでいるようだった。すぐにメニュー画面を開くと、そこには驚くべきクエスト内容が書いてあった。

 「え!?このクエストはどういう事なんだろう」


 「どうしたんや?ゆっきー」


 戸惑いながら言うと心配そうにダークが尋ねてきた。

 「クエストの内容なんですが、福島県にある鬼の住処にある黒包丁を手に入れろって書いてありますね」


 「は?」


 俺はありえないクエスト内容をダークに伝えるとダークも戸惑っているみたいだった。

 「うーん、とりあえずギルドホールに集合しとこうか?」


 「そうですね、用意したら向かいますね」


 用意をすると、押入れの扉を開けると、ギルドホールには赤髪の小学生が到着しているみたいだった。

 「ゆっきー俺にもクエスト内容見せて」


 メニュー画面を開きすぐにダークに見せると驚いているみたいだった。すると扉の開く音がして黒髪の青年と白い妖精が姿を現し挨拶をする。

 「ユキさんアランさんダークおはようですぞ」


 「皆さん、おはようございます、何かあったんですか?」


 アランは礼儀正しく挨拶をすると戸惑っている俺達を見て聞いてくる。

 「実はな、ティファが来てから話すわ」


 説明をしようとしたダークは少し考えると金髪の美女を待つ事を提案するとみんなは頷く。何分か立った頃にティファも到着をするとダークが話をし始める。

 「ティファ・ホワイトは受けたからわかると思うんやけど、どうやら今回のクエストの舞台はゆっきーが住んでいる県みたいなんよね」


 「福島県と言っても広いですぞ、どうするんですか?その前にどうやって行くんですぞ」


 ホワイトは頭を抱えながら、みんなに聞くと黙るしかなかった。

 「それは大丈夫みたいよ」


 ティファが何か知っているみたいな事を言うとみんなの視線は金髪の美女に集まる。

 「私も聞いた話なんだけど、始まりの町で出来るようにリーダーのところにテレポをすると同じところに行けるらしいわ」


 「ティファさん待ってください、おかしくないですか?あれはたしか私達も登録してあったから出来ましたが今回は私達は一回も福島県に行った事がないんですよ?」


 金髪の美女が説明をすると黒髪の青年が手を上げて反論をする。

 「リーダーがクエストを受けていて福島県に住んでいるのが該当されるキャラクターがPTを組むと自動的に私達のリストに期間限定付で行けるみたいよ」


 「へえ、じゃあ俺達はゆっきーいるから安心やな」


 「そうですね私達運がいいですね」


 ティファが補足の説明をするとダークとアランは喜んでいるみたいだった。妖精さんもどうやらジャンプしながら嬉しさを表現していた。とりあえずPTを組む事したら4人は歓声が上がる。

 「おー福島県って出てるやん、でもまだ黒いままや、何でやろう」


 「私の予想だとユキちゃんが移動しないと行けないんじゃないのかしら?」


 「そうですね、じゃあ一足先に自宅に行っていますね」


 どうやら4人のメニュー画面はまだクリック出来ないようだったので俺は急いでワープをすると自宅前に到着する。

 まさかネットゲームの友達が実際に俺の家に来るとは思ってもみなかったがみんなが姿を現すと現実味を感じる

 「おー、ここが福島県か俺の実家とあまり変わりがないかもしれんな」


 「そうね、私の住んでいる福井県と同じ感じだわ」


 「ですね、私の住んでいるところより少し発展している感じです」


 ダーク・ティファ・アランが到着早々に感想を漏らす。白い妖精が黒髪の青年に不思議そうに尋ねる。

 「アランさんの出身は何処なんですかな?」


 「私は自然豊かな青森県出身ですね」


 アランは自信満々に説明するとホワイトは驚くと俺は白い妖精さんに出身地を尋ねてみる事にした。

 「そういえばホワイトさんは出身地は何処なんですか?」


 「私は東京出身ですぞ」


 白い妖精さんが東京出身だったとは、もっと樹海の奥地に住んでいると思ったのに、それは違ったみたいだった。

 「それは置いといてクエストに書いてあった黒包丁の取得や、福島県で有名な話って何かないんか?」


 「実は私が住んでいる二本松市では鬼婆伝説があって、お墓が黒塚なんです」


 ダークが情報がないかと尋ねると俺は説明をし始めた。金髪の美女が首を傾げて尋ねてくる。

 「どういう内容なのゲームっぽい話にして説明して欲しいわね」


 ティファの無茶振りに俺はえ?となるが、みんなに拍手をされて渋々説明をする。

 「昔あるところにお金持ちに領主の家にイワテさんというお手伝いさんがいたらしいんです。そのイワテさんは領主の娘さんを、ものすごい溺愛していたらしいです。ですが事件が起こりました。その娘さんが不治の病に掛かったんです。領主とイワテさんは泣きながら情報を探したそうですが治せる物はただ一人もいなかったらしいです」


 「途方に暮れていると噂を聞きつけた黒魔術師が妊婦の生き肝を飲ませれば治るというのでイワテさんはそれを求めて冒険に出たらしいです。しかし妊婦の生き肝などたやすく手にはいるはずもなく、いつしか安達ケ原の宿屋に店を開く事にしました。18年間待ち続けましたがそれらしい人は一向に現れなかったらしいです」


 「ですがとうとう格好の獲物に遭遇する事になるのです。若い夫婦が宿屋に休みに来たのです。その夜、若い奥さんが急に産気づき、旦那さんはお医者さんを呼びに外に向かっていったんです。その一瞬の隙をイワテは逃そうとしませんでした出刃包丁を握り締め凶行に走ると気がついた時には部屋中が血だらけだったらしいです」


 「でも生き胆を手に入れたイワテは安堵の表情に薄っすら笑っていたらしいです。死体を片付けようとするとお守りが落ちる事になります。落ちたお守りを凝視するしかありませんでした。そうなぜならそれは昔生き別れた時に持たせておいた娘の所持品だったのです」


 「気づいたときは、もう遅くイワテはあまりの出来事に気が狂い鬼と化したらしいです。その後、宿屋を求めた冒険者を何人も殺し安達ヶ原の殺人鬼とも呼ばれる様になります。」


 「数年後、知らずに宿屋を求めた大教会の司教トウコウボウが巡礼の旅の疲れを取るのに泊まる事になるのですが耳のよかった大司教は刃物の研ぐ音に目を覚まし宿屋の秘密を知る事になりました。一目散に逃げる事にした大司教でしたが、鬼婆はすさまじい形相で追いかけてきます」


 「死期を悟った大司教を天使を召還する呪文を唱えます。一か八かの大勝負でしたが見事に唱えられると大きな天使は弓矢で光の矢を射掛けると鬼婆は悲鳴を上げて包丁を残して塵になって消えたらしいです。その包丁は黒いオーラが滲み出ていました、それを危惧した大司教は阿武隈川の近くにそれを封印する事にします。その封印された場所の名前が黒塚と呼ばれている場所です。こんな感じですね皆さんわかりましたか?」

 俺は説明を終わるとアラン・ホワイトが拍手をしていた。恥ずかしくなりダーク・ティファを見ると何かを考えているみたいだった。

 「いやーユキさんわかりやすかったです」


 「わかりやすかったですぞ」


 「ダークさんティファさん何かわかりましたか?」


 ダークは何かを閃いた様な顔をしていた。何かわかったんだろう。

 「うーんわからんな、どうしようっか?」


 「とりあえず黒塚っていう封印された場所に行くのはどうかしらね?」


 結局何もわかってなかった様で赤髪の小学生がみんなに尋ねると金髪の美女が提案をしてくる。

 「ユキさん、ここから遠いんですか?」


 「うーんと霞ヶ城を北とすると東南ですね」


 「霞ヶ城ですかな?何処にあるんですか?」


 みんなは頷き合うとアランが距離を聞いてきたので方角を示すが説明不足で白い妖精さんはわかってないみたいだった。

 「ここから見える校舎の上に城砦みたいなのありますよね?」


 俺は指差すと4人は確認出来たみたいだった。ふと歩くのが嫌なのかティファが距離数を聞いてきた。

 「南西はわかったのだけど距離は近いの?」


 「始まりの町中央広場から南門までの半分くらいですね」


 「ふーん、じゃあ近いやん、ゆっきーに観光がてら連れてって貰おうか」


 ダークは納得したみたいでぴょんぴょんと跳ね回って喜んでいた。4人を案内しようとした時に女の人の悲鳴が道路の道に響き渡る。

 あまりの大きさにダークは引っくり返りティファは臨戦態勢を取っていた。俺は悲鳴があった場所をよく見ると近所のおばちゃんが血まみれになって倒れていた。


 助けに行こうとするが白い巨体に止められる倒れている近くにはゲーム時代では見たことのない生物が包丁を持って笑っていたのである。

 その生物は継ぎ接ぎだらけの肌に大きな角を持っていた。日本版フランケンシュタインみたいな生物はもがき苦しんでいるおばちゃんに止めの一撃を与えるとあんなに苦しんでいたのがぴたりと止み体が半透明になった。HPが0になり近くの神社に行くみたいだ。

 「おいおい、鬼みたいな生物やな」


 「感心している場合じゃないでしょユキちゃんすぐに守護の呪文を掛けて、どうやらあいつ気づいたみたいよ」


 包丁を右手に持ち目は血ばらせながら、こちらに向かってきていたがすぐにホワイトが走り出し攻撃を受け止める。少し遅れてすぐに守護の呪文をみんなに掛けるとダークが呪文を唱え始め金髪の美女が口ずさむように歌いだす。アランはどうやらホワイトの反対側に付き剣で攻撃をしていた。


 炎が鬼みたいな生物を切り裂くとティファが鎌で斬り付ける。鬼みたいな生物は痛みを感じないのか今だにニタニタしている。

 「何こいつ、気持ちが悪いわね」


 「でもHP削っていっているし楽勝やろう」


 鬼みたいな生物のHPは半分は削られており、いつもと同じで楽勝だと思ったその時に変化が起こった。HPがみるみる回復していったのだ。

 「何か怖いですぞ、煙が出て傷口も塞がっていきますぞ」


 ホワイトは盾で受けながら鬼みたいな生物を恐怖の表情で見る。何回も攻撃を加えるが倒せない事に苛立ってくる。

 「どうすればいいんでしょうか?」


 「何か倒し方があるはずや、地道に探していこうか」


 俺は焦るとダークがポンポンと叩き落ち着かせる。出血している為トータスサンダーの呪文を唱える俺はホワイトのHPが減ってきているので回復をする。

 「呪文終わったで、離れといて」


 赤髪の小学生が呪文を唱え終わると巨大な亀の電気の塊が鬼みたいな生物に当たると絶叫と共にすさまじい煙になった。

 「これでどうや、ダメージさえ削ってしまえば楽勝やろ」


 ダークは倒したと思ってガッツポーズをするがホワイトが悲鳴を上げる。見ると鬼みたいな生物に肩を斬られたみたいだったあの攻撃を食らってまだ立っているとは俺も信じられなかったがすぐに回復呪文をホワイトに唱えるとアランが代わりに攻撃を受け止めていた。


 どんな攻撃もHPが戻ってしまうために、だんだん追い詰められてきた。するとダークはポイズンブリザードを撃つとHPが回復しなくなった。

 「お、もしや毒苦手なのかもしれんな」


 「そうですね」


 ダークは光明が見えた事に喜んでいた。アランも顔が少し変わり怒涛の攻撃でHPを減らしていく。休んでいたホワイトも戦線に復帰したようで俺とティファで攻撃をすると、やっとの事でHPが0になり鬼みたいなモンスターは塵になって消えていった。

 「ふぅ、やっとやな」


 「全く何だったのかしら」


 倒し方がわからずみんなは少し疲れた顔をしていた。鬼の事で周りを見るのを忘れていたのだがなぜか空は赤く薄暗くなっていた。

 たしか朝来たはずだったしさっきまでは日が当たっていて明るかったはずなのだが様子が変わっていた。

 「空おかしくないですか?さっきと違いますよね?」


 「クエスト開始されたんでしょうか?」


 俺と黒髪の青年は二人して首を傾げていた。どうやら少し霧も出てきたみたいだった仕方がないので家に戻る事にした。

 「ダークさんこれからどうしましょうね?」


 「うーん霧が深いんじゃ前みたいな事も起こるかもしれんしな」


 前の事と言うと最近体験をしたサンピオーシャ防衛戦を思い出す。たしかにあの時は攻撃が見えずになるがままにされて全滅してしまった。それを考えると少し怖くなり震えだしてしまう。

 「たしかにあの時は怖かったですぞ、いきなり体中に痛みが走った瞬間には教会の中でした」


 「あの体験はもうしたくないですよね、復活するときって体が動かせないせいか体中が痛くなりますよね」


 ホワイトはあの時の恐怖体験を語り出すとアランも頷きながら同調をしていた。ダークは疲れたのかコンクリートの道路の上で座り込みながら提案をしてくる。

 「どうやろ?ここら辺でロッジテントで休まへんか?」


 「いいですね、じゃあ開く準備をしますね」


 俺はメニュー画面からロッジテントをクリックするが何も反応がしない。何回もクリックしても何も反応がなかった。

 「え?ロッジテントが出せないです……」


 「嘘やろ?じゃあこんな薄気味悪いとこで野宿するんか?」


 「ユキちゃんの家近くにあるじゃない、今日はそちらに泊めて貰いましょう」


 ダークは冷や汗をかきながら驚くとティファが冷静になりながら家を指差す。5人は急いで家に行くと俺は鞄から鍵と取り出すと鍵穴に差し込む回そうとした瞬間、俺は後ろに吹き飛ばされた。危機一髪でホワイトに受け止められたが一歩間違ってたら大怪我のはずだ。

 「ちょっとユキさん大丈夫ですか?びっくりしましたぞ」


 「家にどうやら入れないみたいです」


 ティファ以外のメンバーは青い顔になりながらその場であたふたした。

 「あたふたしても仕方ないわ、何処かホテルとか旅館とか近くにないの?」


 「この近くにはないですね」


 住宅街の為に家しかなかったと思ったらあちらに提灯が灯っている見た事のない建物が建っていた。

 「あれ何だろう」


 「何かあるやん、行ってみようぜ」


 ダークが走り出したので俺達も続くと木造建物の幽霊が出そうな家が建っていた。たしかここは駐車場だったはずと思ったのだが勘違いだったんだろうと考えていると扉から黒髪の美女が出てきて挨拶をしてくる。

 「久しぶりのお客様ですわ、宿屋神社恋衣にようこそですわ」


 黒髪の美女は巫女服を優雅に着こなし両手を広げて俺達を歓迎する。

 「ここは宿屋なんですか?」


 「神社もありますのよ、神主様は今日は霧が出ている為に休んでおりますが宿屋も兼任しているんですわ」


 宿屋神社なんて俺は二本松に住んでいるはずなのに一回もその名を聞いた事はなかったので疑いながらも色々な質問をする。

 「まだ信じられないご様子ですわね?前は違う名前があったんですわ、神主様の考えによって今風の名前にしてみたんですわ」


 「俺は信じるよ、そういや綺麗なお姉さん、名前は何て言うんですか?」


 黒髪美女の説明に今だに信じられなかった俺だったがすぐにダークが混ざってきてデレデレし始めた。

 「ワタクシの名前ですか?東光尼と言いますわ、出家した折にこの名前だったら神社が繁盛すると思って付けたんですわ」


 東光尼は笑いながら説明をする。敵意もないみたいなので俺もとりあえずは信じる事にした。

 「お部屋にご案内しますわね」


 黒髪の美女に着いていくと綺麗な旅館の部屋があるところに通される。ダーク・ホワイトは疲れたのか前倒れになりながら畳に突っ伏していた。アランもどうやら疲れたのか座布団に座り込みティファは外が気になるのかフスマを開けて外を観察していた。

 「いいですな、いい畳の匂いがしますぞ」


 「フフ、最高級の畳をご用意しました。露天風呂もあるので、ご飯の前に入ってきてもいいですわよ」


 黒髪の美女は説明をするとダークが喜び出す。露天風呂かあ、この世界になって初めてかもしれないでも気になる事を尋ねてみる。

 「すみません、お風呂は自動洗浄機能なんでしょうか?」


 「心配いりませんですわ、私もディファレント・トライバルオンライン経験者なので、そこのところは完璧ですわ」


 東光尼は任せなさいとドンと胸を叩くとティファ以外は拍手をした。準備がある為にすぐに黒髪の美女は出て行くと何の職業か聞けなかった事に軽く後悔をした。

 すぐにみんなで向かうと大きな露天風呂がありダークはすぐ着替えるとジャンプをしながらお風呂に入っていった。すぐにみんなも水着に着替える中ホワイトの格好にギョっとしてしまう。

 「ユキさんどうしたんですかな?」


 「何で葉っぱなんですか?」


 たしか男限定レア装備で葉っぱだけの装備があったが本当に装備して入る人は初めて見たかもしれない。

 「これは妖精愛好会の戦利品なんですぞ、みんなも着て入っていますぞ」


 あまり想像をしたくない話に背中がぞっとしてしまうホワイトはダークと同じ様に飛び込むと津波のように周りに撒き散らしていた。

 みんなとお風呂に入り部屋に戻ると旅館料理が並んでおり久しぶりの刺身にみんなは感動をしながら食べていた。

 「ティファさん刺身食べて貰ってもいいですか?」


 「ユキちゃん好き嫌いはいけないわよ、でも私納豆嫌いだし、これと交換しましょうね」

 隣にいる金髪の美女に嫌いな刺身を渡すと好きな納豆になったので嬉しかった。ご飯も一通り終わり電気を消すとすぐに眠気が来た。

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