表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

4章


臨海が終わり、普通の学園生活が始まる。

そういえば臨海中はライミアに会えず仕舞いだった。


「久しぶり!」

「ええ、臨海は楽しかった?」

「もちろん、それにしても最近ライミアは忙しそうだね?」

「ちょっと国に帰ってたの」

「そうなんだ」


彼女の体は少し痩せていて、頬も青いような気がする。


「顔が青いけど、具合でも悪いの?」

「……私、ちょっと軽めの持病があったみたいでね」


今までそういうネガティブなことを隠していたライミアは正直に話した。

いや、正直な風を装っているのだ。

軽めなんて嘘、重病に間違いないだろう。


「早く治るといいね。私が薬草でも採れたらいいんだけど」

「うーん。薬じゃ治らないみたい。体力をつけないといけなくて」


ライミアは寂しそうに笑っていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ