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到着、ラムール村!~第5話~

気が向いたので書きました。

ラムール村は人口約八百人ほどののどかな村である。

四方は街道と森に囲まれている所はフロール村と大差ない。

ただし圧倒的に異なる点は村の目印となる大きな風車があり、技術力がフロール村の倍以上はあると言う点だ。


「おう、ジャスミン!帰ってきていたのか!魔獣はどうだった?」

「ジェフ、魔獣は倒したわよ。」

ジェフと呼ばれたその男は40代前後のやや筋肉質な体系をしていた。


「そりゃ良かった。ところでそっちのボーヤは誰だい?」

「あぁ、紹介するわね。この子はアラン君。魔獣に襲われそうだった所を助けたの。」

「は、初めまして、アラン...サファイアです。」


人見知りなアランの自己紹介は少しぎこちないものだった。


「あ、こりゃご丁寧にどうも。俺はジェフ・ロンバートってモンだ。この村の自警団で一応リーダーをやってる、よろしくな。」

「よ、よろしくお願いします。」

「ところでジャスミン、ウチの武器屋にスパーク社の新型狙撃銃(スナイパーライフル)が入荷したんだが...」

「本当に!?見たいんだけど!」

「お、おう。じゃあ俺の武器屋に来いよ。」

「分かったわ!」


それを聞いたアランは必死でジャスミンを引きとめようとした。


「ちょ、ちょっとジャスミン!僕を置いていかないでよ!」

「ごめんなさい、直ぐに戻るからちょっとその辺で暇潰ししておいて。」

「そんな...」


アランは一人、取り残されてしまった。

仕方なくアランは暇を潰すことにした。よく考えてみればもう昼時でお腹が減ってきた。そこでアランは近くの食事処で昼飯を食べることにしたのだ。


「喫茶店アルカディア?何か変わった名前だけどお腹も空いてるし...取りあえず入ってみよう。」


しかしアランはこの時、看板を見る上で重大な見落としがある事に気づいていなかった。そして扉を開けると、そこには...


「お帰りっお兄ちゃん!」

「うわっ、何だこれ!」

「なんだこれって...もちろん妹メイド喫茶(カフェ)に決まってるじゃないっ!」

「そんな!だって看板には喫茶店って書いてあったし...」


と言ってアランは一旦外に出て看板を再度確認しに行った。

言うまでもなくそこには"妹メイド"と書かれていたが、それも極小サイズで空腹のアランに到底認識できるものではなかった。


「妹メイド喫茶(カフェ)...いや、でもこんなに小さな文字じゃ誰にも分からな」

「もぅ、白々しいよお兄ちゃん!ルナと一緒にご飯、食べよ?」

「ちょ、ちょっと待っt(ry」


~数時間後~


アランは無事腹ごしらえを終えた。ただしその表情は食事をしたとは思えないほど疲労の色を見せていた。


「うあぁぁあぁぁ...お腹...一杯...けど、もう二度とメイドカフェなんて...」

「あっ、アラン君?」

「ぬわあぁぁああぁあ!!!!???? ってあれ?ジャスミン?」

軽く女性恐怖症を発症していたアランが前を見ると、そこにはジャスミンの姿があった。


「ジャ、ジャスミン...これからは、一人にしないでよ...」

「わ、分かったからもう泣かないで、ね?」


するとアランはさも何事も無かったかの様に


「うん。あ、それでこれからどうするの?」


とジャスミンに聞いた。


「き、気持ちの切り替え早いわね...えっと、装備を整えたいからちょっとだけ付き合ってくれる?」

「うん、分かった。それじゃ行こっか!」


二人は装備を整えに、防具店へ向かうのであった。

どうも皆様作者です。

久しぶりの投稿となりました。

高校の後輩に「続きはよ」と催促されて書きました。

これからも、時間を見つけて執筆する所存です。

稚拙な文章ですが感想、リクエスト等お待ちしております。

以上、作者でした。

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