第0話
まだ新人なので、お手やらかにお願いします
プロフィール(履歴書)
名前:藤沢 佑磨
ふりがな:ふじさわ ゆうま
性別:男♂
長所:運動神経が良いところ
短所:勉強が苦手
学力:真ん中の少し下
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これは、俺が16年間でできあがったプロフィールだ。この先も同じような感じになるはず。いや、なる!そう思ってた。あの事件が起きるまでは…
有名な洋服ブランドの社長の母と一時期とても有名になった科学者の父との間に生まれた俺、藤沢佑磨は特にやることなく春休みをだらだら過ごしていた。あと少しで春休みが終わり高校2年になる1週間前のこと、リビングでテレビを見ていた俺に向かって全速力並みのスピードで父が走って来た。
「佑磨!ついにできたぞ!」
「何が?」
「聞かなくても分かるだろ。新しい薬だ!!」
「どうせまた失敗するでしょ?」
「今度は違うから、早く飲んでみろ。」
そう言われ受け取った小瓶には毒々しい紫色の液体が入っていた。
「本当に大丈夫?」
「父さんを信じろって」
「うぅ、分かったよ」
ここまではいつも通りだ。いつも通りというのは、俺は毎回父が発明した薬を実験体として飲んでいるからお決まりのパターンになっているのだ。
しかし、今日は少し違った。飲んだ瞬間、体中が熱くなり体が燃えるような感じがしたが、数秒後には収まった。
「父さん、何か変わ…っ!?」
「ふふん。凄いだろ!」
俺が女の子になっていたのだ。
誤字や直してほしいところをどんどん指摘してくれるとありがたいです!!