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pipkにあげたあれを収納したこれ(お子様)

pipkとついにあげたあれを収納したこれ

※アレハンドロとホセ(ぺぺ)、三人と少年の話

 外遊びをしていた。そしてアレハンドロが子守に抜擢された理由は、散歩をするくらいには暇なら面倒を見てくれと、立て込んでいた用を全員がすませなければならなかったから。

 最初こそアレハンドロは面倒を見てくれていたが、途中で飽きたのか、ボールを取り上げて、いい場所連れてってやるよ、とある場所に連れて行かれた。

 胸や足をやたらと強調した服を着ている女の人たちに囲まれている友達は、顔を真っ赤にしている。可愛い、やらなんやら言われて頬を指でなぞられて、頭を撫でられている友達。だが嫌ではないようで、女性の体に目をやっていた。

「ホセ、お前不能か?」

 女の人の膝の上に座らされ、頭を撫でられたりする。けれど他の友達と違い、女の人たちと話をしていた。可愛い可愛い、と頬を撫でられたり菓子を与えられてそれを食べたり。それに悪い気はしない。

「『フノウ』って、なあに?」

「勃つかどうかだよ……まあ、赤ん坊にはまだ早かったか」

 学校には行けないが、学校のような私塾には通っている。勉強だって運動だってしている。だからボクは赤ちゃんじゃない、とむくれてみせれば、可愛い可愛い、と女の人たちに愛でられた。

「ねえ、リチャード」

 家に帰り、夜ご飯も食べた。

 友達みんな家へと送り返し、一番最後は自分だった。アレハンドロには車の中で言われた、早く男になれよ、と。

「どうした?」

 宿題を見てくれていたリチャードに声をかければ、問題から目を離してこちらを見てくれる。

「どうして『ショウフ』のお姉さんに興奮しないと『フノウ』なの? ボクは『フノウ』なの? 『タタナイ』とダメなの?」

 空気が張り詰める。すぐそばに置いているテレビの前でゲームをしていたルチアーノも、向かいのソファで編み物をしていた飛龍も、指の動きを止めてこちらを見た。

「……なぜ、そんなことを聞くんだ?」

「アレハンドロがね、『ショウカン』ってところに連れてってくれたの。お姉さんたちいっぱいいてね、お友達みんな顔真っ赤になってたの」

 電話を取りに机へと向かうリチャード。

「あー……キャロル、そこで何した?」

 ゲーム画面を止めて、ルチアーノが聞いてくる。

「お菓子もらったよ」

「それだけか? 他に何した?」

「お話しして……他にはお仕事のお部屋見せてもらった」

「部屋を見ただけか? 他には? 何か見たか?」

「ううん、見てない。ねえ、ベッドの上のお仕事って何するの?」

 言い終わったかそうでないか、そのあたりで隣にやってきた飛龍に口を塞がれた。

「……ワタシ、あのバカタレに春蕾の面倒見させるの、金輪際ごめんするよ」

 もうそこには行ったらダメよ知らない場所は危ないから、と飛龍に言われて、でもボク知ってるよ、と返せばゲンコツが入った。

「私たちが知らない場所はダメ! いい子なら理解しなさい!」

 じゃあ知ってたらいいのかな、今度アレハンドロに頼んでみんなを連れてってもらおう。

 あそこの女の人たちは、嫌いじゃないから。

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