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異世界間バトル〜知恵と力と能力で頂点を目指せ!〜  作者: こうめいくん
3章.異世界人の実力は?
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2.倒れた後で①

 朝食にと遥香が持ってきてくれたのは、肉が挟まっているサンドイッチと牛乳だった。牛乳も一緒に持ってきてくれたのは、準備してくれた人の気遣いだろうか。


「それで、俺が吹っ飛ばされた後どうなったんだ?」


 早速本題に入る。遥香はもうちょっと話したかったといった雰囲気を発していたが。


「そだねー。まあ、かいくんのことはミーシャさんがしっかりとキャッチしてくれたから、大丈夫だったよ。かいくんが怪我したのは、お腹だけ。それももう完治してるはずだよ?」


 たしかに、さっき確認した限りでは、俺の体には傷一つなかった。


「たしかにそうだな。さっきお腹を見てたのは、傷があるかないかを確かめるためだったんだけど」


 そう言うと、すぐに遥香は俺から目を逸らした。


「へっ、いや、別にただ何をしてるのか分からなかったから、言ってみただけ!ジョークだよ、ジョーク!」


 と懸命に弁解していた。あんなにガチトーンで言われたことをジョークを言い張るのはなかなか無理があると思うんだけどな。別に遥香をいじめようと思ってそんなことを言ったわけではないから、いいんだけどな。


「別にいいよ。そんなに気にしてないし」

「そ、そうなの?」


 上目遣いで遥香はそう聞いてくる。遥香自身の可愛い顔も相まって、破壊力は高めだった。いっつもこんな感じの雰囲気で、なんでもこなしてくれればいいのになあ。


 俺がうなづくと、遥香はほっと息をついていた。


「それならよかったよー。その話は置いといて、次いくねー。次って言うのはおかしいかな?さっきの動きと私の目からだとほとんど同時だったからね」


 同時と言うと、アストルが突っ込んできでもしたんだろうか。


「アストルが動いたんだろう?決着が着いたのに」

「おーっ、すごいね、言ってないのに分かったんだ。さすがかいくん!そう、アストル君がかいくんが倒れたのに、攻撃を続けようとしたんだよ。だから、アリアさんとロランさんが止めるために戦ってくれたんだけどね。でも、抑えるのは難しかったらしいんだ」


 らしいって、自分が見ていた言い方ではないけど……。


「見ていたわけじゃないんだ?」

「うん……。危ないからって、アリアさんが屋敷の中に入るようにって。だから、アリアさんに教えてもらった結末なんだよー」


 そんな心配までしてくれていたのか……。アリアさんには後でお礼を言っておかないとな。


「ああ、それでもいいから続きを聞かせてくれ。一番大事なのは、誰も死なない、失わないことでもあるからな」

「うん!それはもちろん!」


 遥香は元気にそう言い、続きを話し始めた。

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