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異世界間バトル〜知恵と力と能力で頂点を目指せ!〜  作者: こうめいくん
第一部、1章.〜クラス内マッチと顔合わせ〜
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15.ポーカーのズルと勝者

 〜勝ち残った四人のグループ〜


「いやぁ〜、まさかああいう結果になるとは思わなかったねー」



「ああ、まさかあそこで文也がJを引くなんてな」



「いやぁ、ただ運が良かっただけだよ」




 勝ち残った四人は、海斗、春樹、愛蘭、文也の四人である。



「まあ、そういうことにしておこうか」



「じゃあ、ポーカーの決勝戦を始めようか。」



 俺がそう言ったことでポーカーが始まる。



 実はさっきの二つの試合で起こったことを俺は「神眼(スルーアイ)」で全て認識出来ている。



 だが、今回は勝つことができないだろうと俺は思っている。



 実は俺の能力の二つ目の権能、「■■■■」には未来を変える力があるんだが、そんな使ったこともない強力な能力を使えばどんな代償があるか知ったもんじゃない。だから使わないんだ。



 愛蘭(あいら)の能力は「編集者(エディター)」だ。



 一つ目の権能は「文章改変センテンスオルタレーション」だ。



 彼女は全ての文章を今は十文字以内なら完全に変えられるらしい。


 例えば、



 能力使用不可。を



 能力使用可能。に変更する、と言ったようなことだ。



 もっといろいろ使い道はあるだろう。



 文字を変えるだけなので、能力の発動にも気付けない。



 前のバトルはこれで書き換えたので、愛蘭は勝つことができたのだ。



 今回も使うつもりなら、勝てる可能性はないだろう。



 だが、



「ごめんねー、前の試合は能力でズルしてたんだー。今回はもう使わないねー」



 愛蘭は、そう先手を打ってきた。



「そうなんですか?能力は禁止だったはずでは?」



「本当に話聞いてないんだねー?鵜飼くん?」



「いや、そういうわけじゃ……」



「そういうことでしょー?」



「だいたいねー、」



「おい、もうその辺にしといてやってくれ」



「そうですよ。ちょっとかわいそうです」



 と俺と文也。



「そうー? まー、みんながそういうならそーするねー」



 そんなことを言ってる間にカードは配りおわったんだが。



 やっと始まったポーカーは文也の勝利に終わった。















 俺は、このポーカーの試合中から、次どこに仕掛けるかを考えていたから負けたんだろう。



 何をやってたかも覚えてないからな。




 残りのグループは高校生で俳優の皇太陽(すめらぎ たいよう)の完全男子グループと、雑賀舞姫(さいか まき)の男女混合グループだ。




 さて、どうしたものか。

二回ともポーカーがと飽きると思ったので、少し省略しました。



土曜授業ってなんであるんでしょうか?

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