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異世界間バトル〜知恵と力と能力で頂点を目指せ!〜  作者: こうめいくん
第一部、1章.〜クラス内マッチと顔合わせ〜
23/118

14.ポーカー3

  〜遥香のいるグループ〜



「ポーカーってどんなゲームなんだろう?

 教えて、愛蘭(あいら)ちゃん?」



「はーい。わかったよー。はるちゃん?」



 緋川愛蘭(ひかわあいら)

 のんびりしてそうな子である。

 趣味は公園で本を読むことらしい。

 能力、「■■■」は、ことルールがあるものに関しては最も汎用性が高い。



「ポーカーはねー、五枚のカードを使って、カードを揃えるゲームなんだよー」



「例えば?」



「フルハウスっていうのなら、同じ数字のカード二枚と同じ数字のカード三枚だねー。これは結構強いんだよー」



「そうなんだ。ありがとう!愛蘭ちゃん!」



「いえいえ〜。詳しいことはルールを見た方がいいと思うよー?」



「じゃあ、そうするね!」



 そう言って遥香達はルールを読んでいる。




  〜Side 緋川愛蘭〜


 私はそんな遥香達を見ながら、準備をしていた。



 能力「■■■」を使用する準備を。














 そうして、遥香達が読み終わった瞬間、「■■■」を行使した。



 私が能力を使ったことに気づいた様子の人はいない。



 〜遥香がいるグループ〜


 そうして遥香がカードを配り始める。



「みんなちゃんと五枚ある?」



「「「あるよー!」」」



「じゃあ始めよっか!」



 そうしてカードを全員交換していく。



  〜Side 緋川愛蘭〜



 私はもう一回能力を使う準備をしていた。



 二つ目の権能である、「■■■■」を。



 別にバレるわけでもないので、気にする必要はないんだけれど、私は一応カードを交換しておくことにした。



 はるちゃんが勘がいいのはわかってるからね。



 〜遥香のいるグループ〜


「みんな交換した?」



「「「うん。したよ!」」」



「じゃあ、」



「「「「せーのっ!」」」」



 遥香はフラッシュ、愛蘭はストレートフラッシュである。


 残りの二人もフリーカード、ストレートと愛蘭には負けていた。



「愛蘭ちゃん、おめでとう!」



「ありがとう。はるちゃん!」



 そうしてこのグループの勝者は愛蘭になったのだった。

























  〜恵子と彩音がいるグループ〜




「所詮は遊戯(ゲーム)なんだから、うちのグループは楽しくやりましょ?他のグループではイカサマが横行していたようだけど。」



 そう彩音はいい、グループ全員がそれに同調した。



 そうしてポーカーが始まる。



 彩音がカードを配っていく。



 このグループには、恵子、彩音、蒼司(そうし)文也(ふみや)の四人がいる。



 山内蒼司(やまうちそうし)

 海斗グループの中では一番明るく、イケメン。

 何度か賞を受賞したこともあるらしい。

 能力は「■■■」、この遊戯内では意味のないものである。



 明石文也(あかしふみや)

 機械が大好き。ロボットコンテストで優勝したことがあるらしい。そのせいか、能力は「■■■」これもこの遊戯内では意味のないものである。



 そういうわけで、誰も能力で影響を及ぼせないので、みんなそれに同意したのだった。



 みんなに配られたカードは、



 恵子:クローバーの5、8 、ハートの5、6 、スペードのA



 彩音:クローバーのK、ハートの8、ダイヤの4、スペードの6、8



 蒼司:クローバーの6、7、9、10、ダイヤの8



 文也:ハートの7、Q、ダイヤの10、J、スペードのJ



 恵子は5を残して、全部交換した。

 引いたのは・・・8、6、■



 彩音はスペードを残して全て捨てた。

 引いたのは・・・スペードの7、9、■■■■の■



 蒼司はダイヤの8を捨てた。

 引いたのは・・・■■■■の■



 文也はJを残して全て捨てた。

 引いたのは・・・J、8、■



「じゃあ、みんな開けよう?」



「「「「せーのっ!」」」」


次回は金曜日です。

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