私の好きな男性を必ず私のモノにさせてみせるわ!!!
私は、心から好きだと想える男性と出会う事が出来たの!
私の名前は、『浜本 かすみ』 26歳、食品関係の仕事をしているわ!
私の好きな人は、、、?
『目黒 敏樹』34歳、同じ職場の先輩。
目黒さんは、結婚して奥さんと子供も2人に奥さんのお腹の中には、もう一人
赤ちゃんがいるんだけどね、、、!
それでも、私は目黒さんの事が好きで、諦める事が出来なかった、、、!
『ねえねえ、目黒さん?』
『うん? 何、浜本さん?』
『今度! 職場のみんなと飲み会するんですけど、、、? 目黒さんも来ま
すよね?』
『ごめん! もう直ぐ、奥さんが子どもが産まれそうだし! 今は出来るだけ
妻の傍に居てやりたいんだ! だから、僕は行けないかな!』
『・・・そうなんですか! それなら、仕方がないですよね、、、!』
『子供が産まれたら、、、? また、誘ってくれる?』
『あぁ、ははい! 分かりました!』
▼
私にとって、目黒さんに奥さんが居ようが、子供がデキようがどうでもいい事。
私は、ただただ【目黒さんが欲しいの!】
ただ、それだけなのよ。
『どんな事があっても! 私は目黒さんを手に入れるわ!』
・・・そう、私は心に決めているのよ!
*
3か月後、、、。
目黒さんに聞いたら、、、?
『やっと、子供が産まれたんだよ~! 元気な女の子だったんだ! うちは
上2人が男の子だったから、念願の女の子が産まれて嬉しいよ~!!!』
『良かったですね、目黒さん! じゃ~これで! 飲みに誘っても大丈夫
ですよね、、、?』
『あぁ、そうだな! 子供も産まれて、ひと段落ついたし! 飲みに行くか~!』
『じゃ~今日、仕事終わりにどうですか、、、?』
『あぁ! 分かった! 妻にはそう言っておくよ!』
『はい!』
▽
仕事が終わって、いざ! 飲みに行くとなった時、、、目黒さんの反応が少し
動揺しているように感じたの、、、。
『えぇ!? 僕と浜本さんの二人だけなの、、、?』
『後で、みんな遅れて来るらしいですよ~先に二人で行って飲んでましょ~!』
『あぁ! そうなんだ~! じゃ~先に行って飲むか~』
『はい!』
*
そして! 二人で、何時も職場のみんなで行く居酒屋に着いたわ。
『さあさあ~早く! 飲みましょ~目黒さん!』
『あぁ! そうだな~先ず初めに、、、生ビールがいいな~』
『すみませーん!』
『はーい! ご注文をどうぞ~!』
『取り敢えず、生ビールを2つと枝豆をください!』
『はい! かしこまりました。』
そう言って、直ぐに生ビールが2つ運ばれてきて、二人で乾杯したの!
『カンパーイ!』
『くぅ~~~! 上手いな~』
『美味しいですねぇ~』
『それより、みんな来るの遅いよな~』
『そうですね! 先に、ジャンジャン飲んで待ってましょ~!』
『まあ~そうだな~!』
二人で、つまらない事から今まで話したことのないような話をしたのよ!
・・・私は、凄く楽しかった!
『あれ? なんで、みんな来ないの、、、?』
『だって~みんな~呼んでないですから~』
『えぇ!?』
『今日は、目黒さんと二人きりで飲みたかったんです~』
『・・・浜本さん?』
『今日は、“かすみ”って呼んでください!』
『・・・でも、そんな、いけないよ! 僕には妻も子供もいる身だし!』
『そんなの! 私は気にしません! 私は目黒さんさえ居れば! それだけで
いいんですから、、、。』
『・・・かすみちゃん!』
『さあさあ~もっと! 飲みましょ~!』
『あぁ、ううん!』
▼
そう言うと、、、?
私と目黒さんは、次から次へと生ビールを頼んで飲んだのよ!
私は、お酒が強くて酔わない女だから、、、全然平気だったけど!
目黒さんは、ベロンベロンに酔っていたわ!
私は、目黒さんをタクシーに乗せて! 私の独り暮らしの部屋に連れ込んだの!
朝起きた! 目黒さんは、相当ビックリしてたけどね、、、!
だって! 真っ裸で二人で私のベットで寝てたら、、、?
そりゃ~ビックリするでしょ!
『えぇ!? あ.ごめん! 僕は何てことを、、、!』
『目黒さん、責任取ってくれますよね!』
『・・・“責任”って?』
『そういう関係になった以上は、、、? 私とこれからも付き合って
ください!』
『・・・でも、僕には妻も子供も、、、。』
『昨日も言いましたけど、、、? 私は気にしてませんから! ただこの関係を
続けてほしいだけですよ!』
『浜本さん、』
『これからは、二人きりの時は【かすみ】でいいですから、、、!』
『・・・かすみ、』
『はい! なーに、敏樹さん!』
*
私はこうして、、、!
私の好きな男性を私のモノにする事が出来たの、、、!
欲しいモノは絶対に、手に入れる!
どんな事があってもね、、、!
最後までお読みいただきありがとうございます。