表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
駄菓子屋の英雄達  作者: 作者不明
6/7

5.鬼の王は駄菓子がお好き









「これこれ、ぶた印のこの麵がすきでのお!!」






二メートルを越える巨大な老人は小さなカップめんを嬉々として啜る。






「後にも先にも駄菓子を最終決戦前にねだったのはおめえだけだなあ」




好々爺然とした巨躯の鬼の男は懐にガンマを抱えて笑う。






「ガンマもおおきゅうなったの!リリアも会いたがっておったぞ!」






「かか、なんだかんだ、末孫は弟がほしいか」






「そうだな、上が10も20もはなれておるとやはり近い年の子がよいようだ。わしもなんだかんだ孫にはあまいからの」





その巨大な体を伸ばしながらかつての仲間と談笑をする。シロガネはふむとうなづき





「んで、ガンマをギルドに入れる算段でもついたか?」





「反対じゃねえのか?」



「別に本人がやりてえなら問題ねえだろ」







オーガはたしかになあと頷くとちらりと横目でみる。





「しかし、女達はだまってねえだろ」





「そりゃなあ」







二人は冷や汗をかきながら突如あらわれた悪寒に意識を向ける。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ