now times
「璃莉愛ちゃん。
おばあちゃん手編みの
マフラーと手袋着てお行き」
「うるさいばあちゃんだなぁ!
だせぇんだよ!!」
私は星影 璃莉愛。17歳
母親は私が3ヵ月の時にストレスで
男を作り出て行き、
父親は私の育児で母親と同じように
ストレスで女を作り私を祖母に預けて出て行った。
それからのこと私は祖母、祖父に
育てられてきた。祖父は他界。
そして今は祖母と私と弟の3人暮らし。
―――学校――
「あー、璃莉~☆おはー。」
「愛たん(めぐたん)おは!」
「璃莉おはよ☆」
「優ちゃんおはよ!」
いつメンなの。
私と愛たんこと岩﨑(いわさき)愛美と
優ちゃんこと亜咲優音。
まぁまだ神田初音とかいるんだけどね。
この3人がま、いつメン。
「最近寒いね~。
そだ、帰りカラオケ寄らん?」
「オールすっかww
明日ガッコーさぼってさー。」
「愛たんナイスアイディア!」
「んじゃ、ガッコー終わりにすぐ行くね」
「リョ(^_^)/」
ボソボソ「あのギャルグループ…。ガラ悪…」
こういうのを聞くのはいつものことだ。
♪~♪~
電話??
『自宅』
チッばばあかよ。
知らんし、ピッ
「どったん?誰から―?」
「んー。
なんかイタ電っww」
「そかー。
いまどきイタ電あんの?www」
「確かにーwww
今じゃLINEじゃね?ww」
「だよねww
今さら電話されたって
出る気ありませぇぇぇんwwww」
「wwwそれなww」
正直言ってこのグループは好きだ
「んーじゃあさ。
もう、早退しよーよー。」
「あー、いいかもッ!」
「せんせー、
頭痛いんでそーたいしまーっす」
「君たち!
さっき登校したとこじゃないか!
もう許さないぞ!」
「センセ?
この画像流してもいいのかな?」
担任の弱点はもう握り済み。
このセンコー、生徒に手ェ出してやがんの。
「ほ、星影!
脅すのはダメだぞ!」
「ぢゃ流しちゃお!
センセーは、生徒と♪」
「コラ!星影!」
「wwwマジセンコー焦ってやがんの」
「wwそれなwww
知ってるよぉ?センセ♪」
「なんのことだッ」
「ウチらを…
いやらしーい目でずっと見てるって…。」
「うっ…」
「てことで~♪
早退しまっす☆」
「ちょー、優ちゃん!
ポッキーちょーだい☆」
「んー。」
「ポッキーゲーム状態やんww」
「ほらほらーwww」
「いっただきます☆
カリカリ…」
「うあ。キスしちったやんw」
「何回kissしたと思ってんのw」
今は幸せだった。